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    パステルプリンの閉店理由は?変わった・まずくなった噂は民事再生?

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    「なめらかプリン」と聞くと、多くの人が「パステル」を思い浮かべるのではないでしょうか。

    あのとろけるような食感と優しい甘さは、一世を風靡し、たくさんの人を笑顔にしてきましたよね。

    しかし最近、「近所のパステルが閉店してしまった」「お店を見かけなくなった」という声を耳にします。

    本記事では、私たちの思い出の味であるパステルプリンに何が起きているのか、その閉店理由や様々な噂の真相について、一次情報をもとに徹底的に調査し、ご紹介していきたいと思います。

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    パステルプリンの閉店理由は?なぜ徹底するの?

    多くの人に愛されてきたパステルですが、なぜ閉店が相次いでいるのでしょうか。

    その背景には、単一の理由ではなく、時代の変化や経営戦略など、いくつかの要因が複雑に絡み合っているようです。

    ここでは、考えられる3つの大きな理由を、一つひとつ丁寧に見ていきたいと思います。

    閉店理由1:変わった・まずくなった?人気が落ちたため

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    パステルの閉店理由として、まず考えられるのが「人気の変化」で、今でも根強いファンはたくさんいますが、ブームの頂点だった頃と比べると、を取り巻く環境は大きく変わりました。

    1993年に誕生した「なめらかプリン」は、1998年頃にテレビで芸能人が紹介したことをきっかけに、爆発的な大ブームとなり、当時は「プリンといえば固いもの」という常識を覆す、画期的なスイーツだったのです。

    しかし、その人気ゆえに、多くのライバルが登場しました。

    今では、コンビニエンスストアでも手軽に高品質でなめらかなプリンが買えるようになり、パステルの「なめらかさ」という最大の武器が、以前ほどの特別なものではなくなってしまったのです。

    一部では「味が変わった」「まずくなった」という声も聞かれますが、実はパステルは2022年に「史上最高のなめらか食感」を目指して看板商品である「なめらかプリン」をリニューアルしています。

    また、近年の「固めプリン」ブームに対応して、昔ながらの固め食感の「クラシックプリン」を発売するなど、時代のニーズに合わせて進化しようと努力しているのです。

    人気が直接的な閉店理由と公式に発表された店舗はありませんが、スイーツ業界の競争が激化し、消費者の選択肢が増えたことで、相対的にパステルを選ぶ機会が減ってしまった可能性は考えられます。

    その結果、店舗ごとの売上が伸び悩み、採算が取れなくなった店舗から閉店していく、という流れは自然なことかもしれません。

    年代プリン市場の動向パステルの対応豆知識
    1990年代後半なめらかプリンブームが到来しました。テレビ紹介をきっかけに人気が爆発しました。当初は「生焼けでは?」というクレームも多かったそうです。
    2000年代〜コンビニスイーツが高品質化・多様化しました。全国の百貨店などにデザートショップを拡大しました。ある催事では8時間で5000個を売り切った記録があります。
    2020年代〜レトロな「固めプリン」ブームが起きました。新たに「クラシックプリン」を発売して対応しました。看板のなめらかプリンも2022年にリニューアルしています。
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    閉店理由2:原料や人件費、光熱費の高騰のため

    次に考えられるのが、昨今の社会情勢とも深く関わる「コストの高騰」という問題で、これはパステルに限らず、多くの飲食店が直面している深刻な課題なのです。

    パステルのレストラン事業を運営するヴィア・ホールディングスの決算報告を見ると、その厳しさがよくわかります。

    急激な円安などにより、食材などの仕入れ価格や、電気・ガスといったエネルギーコストが大幅に上昇していますし、人手不足や最低賃金の上昇により、人件費も増加の一途をたどっています。

    プリンのデザート事業にも同じことが言え、プリンの主原料である卵や生クリーム、砂糖の価格が上がれば、製品の原価は直接的に上昇します。

    さらに、プリンを焼き上げるオーブンを稼働させるための光熱費も、以前とは比べ物にならないほど高くなっていると考えられます。

    こうしたコストの上昇分を、すべて商品の価格に上乗せするのは簡単なことではありません。

    値上げはお客様の負担増につながり、客離れを引き起こす可能性もあるからです。

    コストは上がり続けるのに、価格は上げにくい。このジレンマの中で利益を確保するのは非常に難しく、結果として収益が見込めないと判断された店舗が閉店に至る、というケースは少なくないと思われます。

    ヴィア・ホールディングスも、実際に不採算店舗の閉店を進めることで、経営のスリム化を図っているのです。

    項目具体的な内容パステルへの影響豆知識
    原材料費鶏卵、乳製品、砂糖などの価格が世界的に上昇しています。プリンの原価が直接的に上がってしまいます。ヴィア・ホールディングスは決算資料で円安の影響を指摘しています。
    人件費最低賃金の上昇や、働き手不足が深刻化しています。店舗を運営するためのコストが増加してしまいます。親会社のヴィアHDは過去に早期退職者制度も実施しました。
    光熱費電気代やガス代が、世界的な情勢を受けて高騰しています。オーブンを使うプリン製造や、店舗の電気代などが高くなります。コスト削減のため、本社機能を集約する動きも見られます。
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    閉店理由3:事業構造の変化と選択と集中を進めているため

    もともとパステルは、チタカ・インターナショナル・フーズという会社がレストランもプリンの販売も行っていましたが、2015年にパスタなどを提供する「レストラン事業」がヴィア・ホールディングスへ、そして2018年にはプリンなどを販売する「デザート事業」がオールハーツ・カンパニーへと、それぞれ譲渡されたのです。

    つまり、現在「レストランのパステル」と「プリン屋さんのパステル」は、運営する会社が別々になっている、ということです。

    それぞれの会社は、当然ながら異なる経営戦略を持っています。

    レストランを運営するヴィア・ホールディングスは、コロナ禍で大きな打撃を受けた居酒屋業態が主力だったため、経営体質の改善が急務でした。

    そのため、事業全体を見直す中で、不採算店舗を整理する「選択と集中」を進めており、パステルレストランもその対象となっている可能性があります。

    一方、デザート事業を運営するオールハーツ・カンパニーは、「ねこねこチーズケーキ」など、パステル以外にも多くの人気スイーツブランドを抱える会社です。

    会社全体として最も利益が上がるように、どのブランドのどの店舗に力を入れるか、常に考えています。

    その中で、収益性が低い店舗や、ブランド戦略に合わない立地の店舗を閉店し、その分の資源をより成長が見込める分野に再投資するのは、企業として合理的な判断なのです。

    2023年に鳴り物入りでオープンした旗艦店の表参道店が、わずか1年半足らずで閉店したことも、こうした戦略転換の一環と見ることができるかもしれません。

    出来事運営会社ポイント
    1984年イタリアンレストランとして創業しました。チタカ・インターナショナル・フーズ当初は名古屋の地下街にあるお店でした。
    2015年レストラン事業が譲渡されました。ヴィア・ホールディングスプリンなどのデザート部門は元の会社に残りました。
    2018年残りのデザート事業も譲渡されました。オールハーツ・カンパニーこれでレストランとデザートの運営が完全に分かれました。
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    パステルプリンは閉店ラッシュなの?

    2021年から2022年にかけて、多くの店舗が閉店しているのが見て取れます。

    この時期は、新型コロナウイルスの影響が最も大きかった時期と重なります。外出自粛や商業施設の営業時間短縮により、人の流れが大きく減少し、テイクアウトが中心のスイーツ専門店も大きな打撃を受けました。

    その後もコスト高騰などの影響を受け、2025年にかけても閉店が続いている状況です。

    大阪府からは2022年に、滋賀県からも2025年に最後の店舗が閉店し、撤退しています。

    閉店した店舗例
    • 2015年3月31日:パステル恵比寿店 閉店
    • 2021年7月25日:アトレヴィ大塚店 閉店
    • 2021年7月29日:横浜ポルタ店 閉店
    • 2021年7月30日:アリオ亀有店 閉店
    • 2021年7月31日:アリオ西新井店 閉店
    • 2022年6月30日:イオンモール大阪ドームシティ店 閉店
    • 2023年6月11日:本厚木ミロード店 閉店
    • 2024年12月29日:表参道店 閉店
    • 2025年1月31日:イオンモール草津店 閉店
    • 2025年5月31日:ときわ台店 閉店
    • 2025年7月31日:イオン市川妙典店 閉店
    • 2025年8月31日:イオンモール八千代緑が丘店 閉店

    パステルプリンの店舗推移は?

    ブームの最盛期から現在に至るまで、店舗数は大きく変化しました。

    なめらかプリンの人気が頂点に達した2008年頃には、デザートを販売する店舗だけで全国に83店舗も存在していましたが、前述のような理由で閉店が続いた結果、オールハーツ・カンパニーが運営するデザートショップの数は、2025年4月時点で41店舗となっています。

    最盛期の半分以下にまで減少している計算になります。

    地域2025年4月時点の店舗数備考豆知識
    関東28店舗最も店舗が集中しているエリアです。2025年5月には工場併設のときわ台店も閉店しました。
    関西2店舗京都府に2店舗のみとなっています。2022年に大阪から、2025年に滋賀から撤退しました。
    中部9店舗創業の地である愛知県を中心に展開しています。パステルの1号店は名古屋のユニモール地下街です。

    Q&A

    ここまでで解説しきれなかった、皆さんが特に気になっているであろう疑問について、Q&A形式でお答えします。

    パステルは民事再生したって本当?倒産するの?

    いいえ、その情報は正しくありません。過去に、プリンのパステルとは全く関係のない、同名の別会社が民事再生法を申請したことがありました。そのニュースが、いつの間にかプリンのパステルのことだと誤解されて広まってしまったようです。プリンの「パステル」を運営するオールハーツ・カンパニーや、レストランを運営するヴィア・ホールディングスが民事再生を申請したという事実はありませんので、安心してください。

    レストランのパステルと、プリン屋さんのパステルは別のお店なの?

    はい、その通りです。現在は、それぞれ別の会社が運営しています。もともとは同じ会社でしたが、事業譲渡によって、2015年からパスタなどを提供するレストラン事業は「ヴィア・ホールディングス」が、2018年からはプリンなどを販売するデザート事業は「オールハーツ・カンパニー」が運営しています。そのため、メニュー開発や店舗の出店・閉店といった経営方針も、それぞれの会社が独自に決めているのです。

    なめらかプリンを開発した人は今どうしているの?

    なめらかプリンの生みの親は、当時パステルのパティシエだった所浩史(ところひろし)さんという方です。彼は、フランスのデザート「クレーム・ブリュレ」からヒントを得て、もっと日本人の口に合うようにと試行錯誤を重ね、あの唯一無二の食感を持つ「なめらかプリン」を完成させました。パステルの大成功の裏には、一人の職人さんの熱い情熱と素晴らしいアイデアがあったのですね。所さんはその後パステルを離れて独立し、現在もご自身のお店などでパティシエとして活躍されているようです。

    A3.

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