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荒川弘の引退理由?実家廃業や難病の夫や子が白血病との噂はなぜ?【憶測】

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検索結果を見ると荒川弘さんが引退してしまったのではないかと思わせるワードが。

鋼の錬金術師や銀の匙、アルスラーン戦記など人気漫画を手がけてきたことからファンもかなり多く、引退説を不安に思う人は多いはず。

今回は引退説とともに実家が廃業したとの誤解や、旦那さん・お子さんが難病との報道、さらには白血病説まで噂された背景についてみていきます。

目次
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荒川弘が引退と噂される理由は?実家廃業、夫や子の難病が関係?

(出典:Amazon)

前提:荒川弘は引退していない!

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「荒川弘さん、最近作品発表が減ったけれど引退してしまったのか」と感じたことがあるかもしれませんね。

(出典:google)

荒川弘さんは、代表作『鋼の錬金術師』で世界的な成功を収め、『銀の匙 Silver Spoon』でも再び大ヒットを記録した漫画家さんです。

そんな荒川弘さんですが、「引退していない」です。

執筆ペースが変則的になったり、休載が目立ったりしたために、そのような憶測が生まれた可能性があります。

(出典:ガンガンONLINE)

2022年から『黄泉のツガイ』など新たな連載作品も始めており、漫画家として活動を続けている状況なのです。

つまり、引退説はあくまで読者側の過度な心配や誤認だと考えられます。

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引退と誤解された理由1:荒川農場を継ぐと思われたため【実家が廃業は誤解】

「荒川弘さんは実家の農業を継ぐために漫画家をやめるらしい」などと耳にした人もいるかもしれません。

実際、荒川弘さんは北海道の大規模な酪農・畑作農家の出身で、『百姓貴族』でも農家の日常を生々しく描いています。

ただ、一時期「実家が廃業した」との誤情報がネットで流れたことがあり、それが「実家に戻って農家専念=漫画引退」などと早合点された可能性が高いです。

『百姓貴族』の中で、酪農を中心とした実家の一部経営形態が変化したことは描かれていますが、完全な廃業という表現ではなく、高齢化や経営状況の変化から酪農分野を縮小したに過ぎないとされています。

跡継ぎとして兄弟唯一の男性である弟さんの名前が上がっていたようです。

マンガ家・荒川弘さんの弟さんは、ご実家の荒川農場を継がれると思いますか?
荒川5姉弟のうち、唯一の男性だそうです。
「百姓貴族」を読むかぎり、弟さんというより
荒川弘さんのお姉さんが頑張って家業を手伝っている
ように感じられたのですが・・・どうなんでしょうか。

(引用:Yahoo!知恵袋)

荒川弘さん自身がこの事態を理由に漫画活動を停止するとは明言していないため、「引退」と結びつけるのは誤解なのです。

荒川弘の実家エピソード

25ヘクタールの広大な土地と大型農機による酪農と畑作(主にジャガイモ)を手がける農家に生まれ、農業高等学校卒業後7年間家業を手伝っていた。

また、実家の大規模農業に従事する際の経緯で、大型特殊自動車の運転免許を取得している。

このような点を踏まえると、実家関連の誤情報は荒川弘さん引退説の一因になったと考えられます。

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引退と誤解された理由2:旦那と子供が難病になったため(白血病説は憶測で再生不良性貧血など?)

荒川弘さんは2019年11月6日、公式の場で「ここ数年で、旦那さんと子供さんが難病続きで、高額医療や手続きでバタバタしていた」と明かしています。

その中で「献血行こうと思いました」と述べたため、輸血を必要とする病気を家族が患っているのではと推測されたのです。

(出典:サンデー)

輸血と聞くと血液疾患が思い浮かぶため、一部読者が「白血病では?」と憶測を広げました。

ただし、白血病は基本的に日本で難病指定されていない病気なのです。

この点は多くの人が勘違いしやすい部分です。

輸血を要する難病はほかにも存在し、再生不良性貧血など、血液成分の産生が困難になる病気もあります。

つまり「献血=白血病」と結びつけるのは早計で、家族の病気にまつわる情報はあくまで荒川弘さん本人が「難病」と表現しただけで、正式な病名は一切公表されていないのです。

プライベートな領域なので踏み込みすぎることは避けるべきですが、いずれにせよ家族の療養サポートに時間や労力を割く必要があったため、結果的に執筆ペースが落ち、一部で「引退か?」と憶測された可能性がありますね。

他のケースになりますがHUNTER×HUNTERの作者「冨樫義博さん」はご自身の腰痛などで休載が長引き「もう漫画を描かないのでは」と言われましたが、実際には執筆再開しています。

こうした健康上のトラブルや家族の病気による中断は、引退説を生みやすい土壌を作るのではないでしょうか。

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引退と誤解された理由3:銀の匙の休載が続いたため

『鋼の錬金術師』連載中は、妊娠・出産後でさえ一度も休載しなかった荒川弘さん。

しかし『銀の匙 Silver Spoon』では事情が違いました。

並行して他誌での連載があったことや、第二子・第三子の出産、さらには家族の難病サポートが重なり、結果的に不定期連載が続きました。

2014年頃から休載頻度が増加し、最終的に2019年に完結するまで長期的な中断が繰り返されていたのです。

銀の匙 Silver Spoon完結までの流れ

2011年19号~2014年8月まで:ほぼ安定連載
2014年36・37合併号で長期休載突入
→ 2015年21・22合併号で復帰
→ 再び数ヶ月で休載
2016年~2017年は「再開→数話掲載→休載」という不定期ペースを繰り返す
・2016年9号・40号
・2017年34号
などで断続的に復帰・休載
2018年49号で再開→また休載
2019年49号で再開→同年52号で完結

多くのファンは待ち遠しさから「もしかしてもう描けないんじゃ?」などと考え、引退説が一人歩きしたといえますね。

『銀の匙』は『鋼の錬金術師』に続く大ヒット作で、ファンの注目度が高かったからこそ、少しの動きが大きな噂へと繋がったのでしょう。

引退と誤解された理由4:人気作品『鋼の錬金術師』『銀の匙 Silver Spoon』が完結したため

『鋼の錬金術師』は2010年、『銀の匙 Silver Spoon』は2019年に連載終了となりました。

大ヒット作が完結すれば、それだけで「もうこれ以上描かないのでは」と感じる人も少なくないですよね。

ましてや荒川弘さんほどの人気作家なら「大作を描ききったから引退するのでは?」と想像する声が上がっても不思議ではありません。

『鋼の錬金術師』は壮大な物語であり、完結と同時に大きな区切りを迎えました。

荒川弘の作品と売れ行き例

・『鋼の錬金術師』

累計発行部数:全世界で8,000万部以上(2021年時点)。
日本国内では、27巻で累計3,000万部を突破。
アニメ化や映画化もされ、関連商品や海外展開でも大成功を収めた。

・『銀の匙 Silver Spoon』

累計発行部数:1,700万部以上(最終巻発売時点)。
2019年に完結し、最終巻(15巻)は発売初週で31.9万部を売り上げ、オリコン週間ランキング1位を獲得。
実写映画化もされ、幅広い層に支持された。

・『百姓貴族』

累計発行部数:260万部以上(2019年時点)。
荒川弘の農業経験を描いたエッセイ漫画で、ユーモアとリアルな視点が評価されている。

上記を見ても鋼の錬金術師は圧倒的ですよね。

その後『銀の匙』でジャンルを変えて再度ヒットさせたわけですが、それも完結に至り、ファンにとっては「2大人気作品が終わった。次は何を描くのだろう?」と気になる状況になったかもしれません。

その隙間に「もう新作はないかもしれない」という憶測が入り込んだとしても不思議はありませんね。

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荒川弘の引退説は誤解!仕事もプライベートも全力の漫画家さん!

ここまで振り返ってみると、荒川弘さん引退説が生まれた背景にはいくつかの誤解が積み重なっていたことが分かりますね。

実家が廃業したわけではなく形態変更に過ぎないこと、家族の難病のため執筆ペースを落としたものの仕事を辞めたわけではないこと、休載や人気作完結による空白期間が誤解を加速させていたことなどが主な要因です。

荒川弘さんは2024年現在も新作である『黄泉のツガイ』を連載しながら、家族を支えつつ漫画家として活躍しています。

農業高校出身という経歴から得た独自の視点や、出産・育児、家族看病などプライベートでの多忙な経験をバネにしながら作品を生み出している姿は、むしろ「仕事も私生活も真剣勝負」という印象を強めるのではないでしょうか。

荒川弘さんは現役であり、その作品はこれからも多くの人々をワクワクさせてくれると思います。

項目内容
名前荒川 弘
職業漫画家
代表作鋼の錬金術師、銀の匙 Silver Spoon
活動開始1999年(『ストレンジャー』でデビュー)
受賞歴 ・第49回小学館漫画賞(鋼の錬金術師)
・マンガ大賞2012(銀の匙)
・第58回小学館漫画賞 少年向け部門(銀の匙)
出身北海道十勝地方
背景北海道の酪農家出身で、自身の農業経験が作品に影響を与える。
連載作品
  • 『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス、2001年~2010年)
  • 『銀の匙 Silver Spoon』(小学館、2011年~2019年)
  • 『百姓貴族』(新書館、2006年~)
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