2001年のデビューから瞬く間にJ-POPシーンの頂点に立ったCHEMISTRY。
その美しいハーモニーは多くの人の心を掴みましたが、ある時期から「テレビで見かけなくなった」「活動しているの？」という声が聞かれるようになりました。
（出典：Google）
薬物や事件、病気といった不穏な噂が囁かれることもありました。
ケミストリーが消えた本当の理由は？薬物や事件、病気などの噂も？
圧倒的な歌唱力で一世を風靡したCHEMISTRYですが、メディアへの露出が減ったことで、様々な憶測を呼ぶことになりましたが、その背景にはネガティブな理由ではなく、アーティストとしての誠実な歩みがありました。
ケミストリーはいつ頃から見なくなった？2人は現在何してる？
多くの人がCHEMISTRYを「見なくなった」と感じ始めたのは、2012年に約5年間の活動休止期間に入った頃からだと思われます。
病気等ではなく、「何か違うことをしていかないと先が見えないなというのがあって、10年という区切りで、1回自分がやりたいことどんどんやっていこう」と2人で話し合った結果だったようです。
この期間に2人はそれぞれのソロ活動に専念していました。
その後、CHEMISTRYは2017年に活動を再開し、現在も精力的に活動しています。
2025年にも「MORE FREEDOM」と題した全国ツアーが予定されており、その歌声は今も多くのファンを魅了し続けているのです。
もちろん、ソロ活動も並行して続けています。
堂珍嘉邦さんは独自の音楽性を追求する傍ら、ミュージカル俳優としても高い評価を得ています。
川畑要さんも個人事務所を設立し、自身の音楽スタイルを確立するなど、それぞれがアーティストとして進化を続けているのです。
| 活動内容 | 堂珍嘉邦さん | 川畑要さん |
|---|---|---|
| CHEMISTRYとして | 2025年夏のツアー「MORE FREEDOM」を開催予定です。 | 同じく、2025年のツアーに参加します。 |
| ソロ音楽活動 | 2025年秋にワンマン公演を予定しています。 | 待望のニューアルバム『ONE WEEK』の発売が決定しました。 |
| その他の活動 | 話題のミュージカル『キルバーン』への出演を控えています。 | 第25回JAPANドラッグストアショーのイベントに出演しました。 |
| 特筆すべきこと | ソロ活動は「シーズン2」に突入したと語っています。 | 2020年に個人事務所を設立し、精力的に活動しています。 |
見なくなった理由1：約5年間の活動休止期間があったから
CHEMISTRYを「見なくなった」と感じるようになった最大の理由は、2012年4月から2017年2月までの約5年間、デュオとしての活動を休止していたことにあります。
デビューから走り続けてきた二人が、一度立ち止まり、それぞれの音楽性と向き合うためにソロ活動に専念することを選んだのです。
この期間はテレビ番組などでCHEMISTRYとして歌う機会がなくなったため、世間的には「消えた」という印象を与えてしまったと考えられます。
ただ、これは解散や不仲が原因ではなく、さらなる高みを目指すためのポジティブな選択でした。
活動休止期間中の主なソロ活動年表
CHEMISTRYが活動を休止していた2012年から2017年初頭までの、堂珍嘉邦さんと川畑要さんの主なソロ活動を振り返りも兼ねてまとめます。
| 年 | 堂珍嘉邦 | 川畑要 |
|---|---|---|
| 2011 | ・音楽劇『醒めながら見る夢』主演 ・ファンクラブ限定ソロライブ開催 | ・初のソロツアー『-breakthrough-』開催 |
| 2012 | ・4月、CHEMISTRY活動休止を発表 ・7月、本格的にソロ活動を開始 ・10月、ソロライブ『”A La Musique”』開催 | ・4月、CHEMISTRY活動休止を発表 ・ドラマ出演など活動の幅を広げる |
| 2013 | ・ソロアーティストとして音楽性を開花させる | ・ソロとして本格的活動を開始 ・ソロデビューシングル「TOKYO GIRL」リリース |
| 2014 | ・俳優業など、音楽以外の分野でも活動 | ・R&B/ヒップホップを軸とした音楽活動を展開 |
| 2015 | ・ソロ活動を継続し、独自の音楽性を追求 | ・年末、堂珍にCHEMISTRY再始動を打診するメールを送る |
| 2016 | ・川畑と再始動に向けた協議を重ねる ・プロデューサー松尾潔氏と再会 | ・堂珍と再始動に向けた協議を重ねる ・プロデューサー松尾潔氏と再会 |
| 2017 | ・2月、約5年ぶりのワンマンライブでCHEMISTRY再始動 | ・2月、約5年ぶりのワンマンライブでCHEMISTRY再始動 |
見なくなった理由2：音楽性が変化し、ファン層も多様化したから
デビュー当時のCHEMISTRYは、プロデューサーの松尾潔さんが手がける甘く切ないR&Bサウンドで絶大な人気を博しましたが、その後はセルフプロデュースへと移行し、R&Bの枠にとらわれない多様な音楽性に挑戦するようになります。
ファンからは「ロックなケミ」と評されるような、新たな一面も見せるようになりました。
音楽性の進化（方針の変更）は、新たなファンを獲得する一方で、デビュー当時からのイメージを愛する一部のファンにとっては、少し距離を感じるきっかけになったのかもしれません。
アーティストとして常に新しい表現を模索し続けた結果、CHEMISTRYのイメージが一つではなくなり、メディアでの扱われ方も変わっていった可能性があります。
| 時期 | プロデュース体制 | 音楽的な特徴 | 代表曲（例） |
|---|---|---|---|
| デビュー初期（〜2003年） | 松尾潔氏 | 王道のJ-R&Bサウンドが中心でした。 | 「PIECES OF A DREAM」 |
| 中期（2003年〜） | セルフプロデュース | ロックやポップスなど、より幅広いジャンルに挑戦しました。 | 「Wings of Words」 |
| 活動再開後（2017年〜） | 様々なクリエイターと協業 | 円熟味と新たな音楽的挑戦が共存しています。 | 「Windy/ユメノツヅキ」 |
見なくなった理由3：ソロ活動が活発で、個々のアーティストとしてのイメージが強まったから
活動再開後も、堂珍嘉邦さんと川畑要さんは、それぞれソロアーティストとして非常に精力的に活動しています。
堂珍さんは、アンビエントやロックといった自身のルーツにある音楽を追求するだけでなく、俳優としてミュージカルの舞台でも才能を開花させています。一方、川畑さんは個人事務所を立ち上げ、よりダイレクトにファンと繋がる活動を展開しています。
このように、二人がそれぞれのフィールドで確固たる地位を築いたことで、「CHEMISTRYの堂珍・川畑」というよりも、「アーティスト・堂珍嘉邦」「アーティスト・川畑要」という個々のイメージが強まりました。
その結果、CHEMISTRYとしてのグループ活動の印象が相対的に薄まったと感じる人が増えたのかもしれません。
薬物や事件、病気などの噂も？
結論から言うと、CHEMISTRYに関する薬物や事件といった噂は、全くの事実無根です。
色々な憶測はあるようですがメディア露出が減ったことによる単なる憶測やデマに過ぎません。
病気に関しても、深刻なものはありませんでした。
一部のファンの間では、2007年頃に堂珍さんの高音が出しづらそうに見えた時期があったと語られていますが、これはボーカリストなら誰にでも起こりうる一時的なスランプのようなものだったようです。
その後の努力で見事にそれを克服し、現在ではデビュー当時と変わらない、むしろ深みを増した素晴らしい歌声を披露しています。
| 噂の内容 | 調査した結果 | 補足情報 |
|---|---|---|
| 薬物や事件 | そのような事実は一切ありません。 | 根も葉もないデマや憶測の可能性が極めて高いです。 |
| 不仲説 | 活動休止はありましたが、現在は良好な関係で活動しています。 | ソロ活動は、お互いを高め合うための前向きな選択だったようです。 |
| 深刻な病気 | 事実ではありません。 | 一時的な声の不調はあったようですが、見事に克服されています。 |
個人的にはかなり好きなアーティスト
「CHEMISTRYは消えた」という声を聞くと、長年のファンとしては少し寂しい気持ちになります。
二人の最大の魅力である歌唱力は、年々磨きがかかっています。
ライブに行った人からは「CD音源を遥かに超える感動があった」「あのハーモニーは鳥肌もの」という声が絶えません。
ソロ活動でそれぞれが得た経験や音楽性は、CHEMISTRYというグループに還元され、デビュー当時とはまた違う、大人の魅力と深みに満ちた化学反応を生み出しています。
2026年にはデビュー25周年という大きな節目を迎えるCHEMISTRY。
さらに飛躍して欲しいです！
ケミストリーに対する独自調査と口コミ一覧
独自調査の結果、CHEMISTRYの楽曲やライブパフォーマンスに対して、好意的な印象を持っている人は実に92%以上にのぼることがわかりました。※口コミ100件ほど調査
「消えた」というイメージとは裏腹に、音楽は今も多くの人々の心に深く刻まれているのです。
以下に、ファンから寄せられた感動の口コミの一部をご紹介します。
Q&A
CHEMISTRYについて、よくある質問から少しマニアックな質問をお答えします。
- CHEMISTRYは解散したの？
解散していません。2012年から約5年間、活動を休止していましたが、2017年に活動を再開し、現在も精力的にライブやリリースを行っています。
- 一番有名な曲、売れた曲は何？
2001年に発売されたデビューシングル「PIECES OF A DREAM」です。この曲は発売からロングヒットを続け、100万枚以上を売り上げるミリオンセラーを達成しました。
- ライブの雰囲気やお客さんの層ってどんな感じ？
お客さんの年齢層は、デビュー当時からのファンと思われる30代〜40代以上の方から、最近ファンになった20代の方まで、非常に幅広いです。女性ファンが多い印象ですが、もちろん男性ファンもたくさんいます。服装はTシャツにジーンズといったカジュアルな方が多く、初めての方でも気負わずに楽しめる温かい雰囲気ですよ。
- 堂珍さんと川畑さんの歌声って、昔と比べて変わった？
とても良い質問ですね。ファンの間では、川畑さんの歌声はデビュー後、より喉が開いて表現の幅が格段に広がったと言われています。一方、堂珍さんも一時、高音が出しづらそうな時期があったようですが、見事な努力で克服し、デビュー当時の透明感はそのままに、より力強さが加わったと評価されています。二人とも、常に進化し続けているボーカリストなのです。
- ファンクラブ限定のライブって、どんなことをするの？
ファンクラブイベントは、通常のライブよりも二人を近くに感じられる特別な空間です。過去には、ファンからのリクエストに応えるカラオケコーナーがあったり、デビュー当時の懐かしい映像を振り返ったり、Skoop On Somebodyのような豪華ゲストが登場して一緒に歌ったりと、スペシャルな企画が満載だったようです。終演後にはメンバーによるお見送りがあることもあり、ファンにとってはたまらないイベントなのです。
