漫画家「夏達」による中国漫画「長歌行」。
漫画だけではなくドラマ化もされ、日本でも人気なのですが打ち切りと噂されているようです。
ちなみに再放送はかなり不定期なのでドラマをまた見たい人は60日間の無料期間があり月額550円のAmazonプライムビデオが一番おすすめです。
長歌行の打ち切りの噂はなぜ?理由を調査

(出典:BS11)
打ち切りの噂ですが漫画版・ドラマ版両方で出ているようです。
短くまとめると、原作漫画が未完のまま長い間中断している点と、ドラマ独自の結末が原作ファンにとって腑に落ちにくかった点が大きいようです。
具体的な理由を二つに分けて見ていきたいと思います。
打ち切りと噂される理由1:漫画版「長歌行」が2016年に連載が中断されたため

(出典:Amazon)
ドラマ版「長歌行」の打ち切り説に影響を与えた大きな要因として、原作漫画の連載中断が挙げられます。
原作漫画「長歌行」は中国の漫画家・夏達さんによって描かれた作品で、2011年7月19日(8月号)から月刊青年漫画誌『ウルトラジャンプ』にて連載がスタート。
もともとは中国の漫画雑誌『漫友』に連載されていて、並行して、日本語版が集英社の『ウルトラジャンプ』にて連載していたのですが2016年2月19日(3月号)で急遽終了しています。

(出典:Amazon)
2016年に入り、作者が所属していた会社との契約トラブルや作者本人の体調不良などが原因とされ、中断状態になってしまったことが原因とされていて、この中断は一時的ではなく、長期的な休載として続きました。
結果的に、漫画自体が物語の結末に到達しないまま止まってしまった形になるのです。
こうした事情により原作が“未完”のまま停止しているため、ドラマ版が制作される際には先の展開を完全に踏襲できなかった可能性が高いと思います。
原作がきちんと終わっていれば、それに倣う形でドラマも着地させられたかもしれませんね。
以下のような賛否ある声も見られました。
打ち切りと噂される理由2:ドラマの終わり方が原作と異なるため

(出典:BS11)
多くの視聴者が「打ち切りではないか?」と言及する理由が、この“ドラマの終わり方”です。
全49話というボリュームがある一方、最終回が近づくにつれて急速に展開がまとめられ、原作ともだいぶ異なる形で完結を迎えました。
いわゆる「ドラマオリジナルの結末」に至る流れが、原作ファンや歴史ドラマ愛好家にとっては賛否を生んだのです。
議論を呼んだのは、李長歌(りちょうか)と阿詩勒隼(あしらしゅん)の関係が最終的にどのように描かれたか、という点。
ファンの中には「原作ではもっと別の展開になるはず」「本当なら李長歌と阿詩勒隼はもう少し一緒に行動を続けるのでは?」と考える人が多かったようです。
ドラマ版では、長歌と隼が完全に離れ離れになったわけではないものの、一緒に旅を続ける描写がはっきり示されていませんでしたよね。
李長歌は定襄を脱出し、隋王らを長安へ護送する魏叔玉に別れを告げた後、戦争を止めるため再び戦場へ戻る決意を固めます。
一方、阿詩勒隼は鷹師を率いて定襄軍を追撃し、部下の穆金が雷蒙を討つことで弥弥古麗の敵討ちを果たします。
その後、隼は阿詩勒渉爾と再会を約束し、狼師の出立を見送ります。
李靖率いる討伐軍は皓都も加わり、阿詩勒部に対して攻勢を強化。
脅されていた各部族が戦いを放棄しますが、奕承公主の姿は見当たりません。
復讐に執着する奕承にかつての自分を重ねた長歌は、定襄に戻り彼女と対峙します。
奕承は隋の栄光を守るために全てを捧げた過去を語りますが、最終的に自らの命を絶つ道を選びます。
最後に、阿詩勒隼は燃え盛る大殿から長歌を救出。
長歌は李世民に感謝を伝えつつ、自分の名前を歴史から消してほしいと願い、旅立ちます。
天下は平和を迎え、長歌は遊歴を続けながら民の幸せを見守る道を選びました。
この結末が「もしかして撮影スケジュールか何かの都合で強制終了になったのか」と、打ち切り感を抱かせる一因になったようです。
そのうえ原作が未完のままドラマがどんどんストーリーを展開していくため、後半になればなるほど“オリジナル要素”が強まっていた印象があります。
最終回に向けての演出が駆け足気味だったとの声もあり、「原作を丁寧に拾っていた前半は素晴らしかったのに、後半が少し雑に感じた」との意見も聞かれました。
長歌行のファンはかなり多く賛否ある
「長歌行」は、ディリラバさんが主人公・李長歌を演じ、ウー・レイさんが阿詩勒隼を演じたことで、中国のみならず日本やアジア各国でも一気に注目されました。

(出典:BS11)
この2人に加え、リウ・ユーニンさんやチャオ・ルースーさんといった人気の若手俳優も多数出演しているので、豪華なキャストに惹かれた視聴者が数多くいたようです。
中国ドラマは日本ドラマよりも予算がかけられるようで、美しい衣装や広大な草原での撮影、壮大な戦闘シーンなど、歴史ドラマらしい見ごたえのある映像表現も好評を博した理由の一つ。
ただし、そういった高評価と同時に「後半の展開がやや詰め込みぎみ」「漫画版との食い違いが大きい」といった声もありますよね。
こうした魅力ポイントがあるからこそ、最終回を観終わった後もファンが作品に強い思い入れを持ち、意見が飛び交うのではないでしょうか。
そこで噴出した“賛”と“否”の感想が、「打ち切りかもしれない」という憶測をさらに拡散したと思われます。
長歌行は打ち切り?続編や再放送について
ドラマ版は49話をしっかり放送し、物語上も結末を迎えているのに「打ち切り」の噂が立つのは、いま述べたような背景があるからです。
実際のところ未完で放送がストップしたわけではなく、予定された全話がオンエアされて完了していますよね。
それでもファンにとっては、「続編があってほしい」「まだ描かれていない部分を映像化してほしい」という願いが強いのではないでしょうか。
ドラマの続編はある?

(出典:Amazonプライムビデオ)
「長歌行」の続編について公式情報を探してみると、現時点では特に制作アナウンスがないようです。
中国のドラマ制作では、大ヒット作の続編を作る動きが活発になることがありますが、「長歌行」に関してはそういった話が公式には出ていないです。
続編の期待が上がりにくい理由としては、以下の点が挙げられると思われます。
漫画版「長歌行」は正式な再開が発表されたかと思えば、なかなか安定した連載に至らない状況が続いているようです。
そのため、ドラマ制作側も新たにストーリー展開をするなら完全オリジナルにするしかないのではないでしょうか。
オリジナル路線で続編を作るリスクや調整も考えると、今のところは動きがないまま静観状態にあるようです。
ヒット作品の続編は急に制作発表されるケースもあるので、「今後絶対にない」とは断言できないのではないでしょうか。
中国時代劇は人気俳優のスケジュールや海外ファンからの声によって展開が大きく左右されることも多々あります。
再放送はいつ?
「長歌行」の再放送は、これまで日本ではBS11さんやチャンネル銀河さんなどで数回行われてきました。
視聴しやすい時間帯に放送されることもあれば、深夜や早朝枠に移動して再放送される場合もあるため、確実に視聴するにはこまめな情報チェックが不可欠です。

(出典:BS11)
今後の再放送スケジュールは、各局の編成に左右されるため具体的な時期ははっきりしないのです。
ただ、中国時代劇は周期的に再放送が行われやすいジャンルの一つなので、可能性はある程度高いのではないでしょうか。
情報を確実につかむには、下記のような方法が有効だと思います。
人気のある歴史ドラマは何度も再放送されることが多いので、油断せずにアンテナを張っておくとよいかもしれませんね。
再放送の際は録画や配信の見逃し配信サービスを駆使することで、最初から最後までじっくり鑑賞できるのではないでしょうか。
長歌行はどこで一番安く見れる?

(出典:Amazonプライムビデオ)
動画配信サービスが普及している今、「長歌行」もいくつかの主要プラットフォームで配信されています。
BS11も初回のみ7日間無料期間がついてきており、月額550円と安いですが、60日間の無料期間があり月額550円のAmazonプライムビデオが一番おすすめです。
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