デンドロパークは長年、爬虫類愛好家に愛されてきたショップでしたが、全店舗の閉店が発表されましたね。
2024年5月末に東京・静岡・名古屋の全店閉店した理由や、経営陣の評判、さらには炎上騒動に関する誤解まで、詳しく掘り下げていきます。
（出典：Google）
デンドロパークの閉店理由がやばい？理由を考察
デンドロパークの閉店には複数の要因があると考えられます。
公式発表では明確な理由は述べられていませんが、これまでの運営の歴史や関係者のコメントから、閉店の背景にある事情を分析してみます。
理由1：経営方針と組織のズレ
デンドロパークが閉店に至った大きな理由の一つは、経営方針と組織内部のズレだと考えられます。
創業者である川田順子さんの初期のビジョンは「生き物ファースト」という理念に基づいていました。
爬虫類を愛する人々にとって信頼できる場所を提供することを目指し、彼の情熱と知識は多くの顧客に支持されていました。
しかし、時が経つにつれて、店舗の規模が拡大し、より多くのスタッフが関与するようになると、次第に「ビジネスとしての成功」に対する焦点が強まりました。
この方針の変化が、スタッフとの間で価値観の違いを生む結果となりました。
ビジネスの成長を重視するあまり、創業当初の「生き物ファースト」の理念が少しずつ希薄になっていったのです。
このような内部のギャップが徐々に深まり、店舗全体の運営において不調和が生まれました。
この不一致は特に「ビジネスとしての成功」を求める声と、「生き物を第一に考えるべきだ」とするスタッフの考えの間での対立として浮上してきたのではないでしょうか。
このようなズレが、やがて大きな決断である閉店に繋がったと考えられます。
特に経営陣の中でも方針の食い違いが生じ、最終的には「納得のいかないことをしたくない」という理由で閉店を決断したとされます。
理由2：サービスと品質の低下
もう一つの大きな要因として考えられるのが、サービスと品質の低下です。
デンドロパークは、当初から爬虫類愛好者のコミュニティにおいて評価の高い店として知られていました。
しかし、事業の急速な拡大に伴い、生体管理やスタッフの教育の質が低下する問題が生じていました。
そうした背景やコロナ禍、物価高など社会情勢、経営状態を加味して閉店を決意したのだと思います。
デンドロパークが復活する可能性は？
デンドロパークの復活の可能性はゼロではありませんが低いとは思います。
創業者の川田順子さんや店長の古荘智彬さんは、爬虫類業界での長年の経験を持ち、それを活かして新しい形での再挑戦する可能性はゼロではないですが。
爬虫類市場のトレンドやビジネスモデルの変化に合わせた新しい店舗展開が実現すれば、デンドロパークの復活も考えられますね。
爬虫類ファンにとって、再びデンドロパークが戻ってくることを期待する声は少なくないので可能性としてはゼロではないといったところでしょうか。。
また閉店後でも公式ラインから生体購入者のフォローを継続して行うとのことです。
デンドロパークの炎上の噂は誤解と思われる
デンドロパークの炎上について、一部で誤解が生じているようです。
実際に炎上したのは、デンドロパークそのものではなく、同店と関わりのある有名爬虫類YouTuberが女性問題で暴露されたことが原因です。
このYouTuberが特定の女性との関係について不適切な行動（やり捨て）を取ったとされ、その内容が配信で公になり炎上しました。
デンドロパークが直接的に批判されたわけではなく、この騒動に巻き込まれた形となっています。
なのでデンドロパークが炎上したわけではなく、爬虫類繋がりで勘違いされたって背景になります。
デンドロパークの評判は
爬虫類は、デンドロパーク専門店としてコアなユーザーから支持されていました。
カーペットパイソンやボールパイソンなどのヘビ類を中心に、幅広い種類のトカゲやヤモリなども扱っていました。
レオパードゲッコー（ヒョウモントカゲモドキ）やカメレオンといった人気種の品揃えが豊富でした。
さらに、アカメアマガエルのような両生類や、他のエキゾチックなペットも販売しており、初心者からマニアまで楽しめる多様な生体を提供していたことが特徴です。
一般的なペットショップ、たとえばカインズホームのペットショップなどでも爬虫類ってあまり売っていないですよね。
そういった意味でコアなファンが多かったのです。
また、社長である川田順子さんや店長を務めた元お笑い芸人の古荘智彬さんに対する声も分かれています。
古荘さんは、熱意と情熱を持って店長職を務めたことが評価されていますが、経営の方向性やスタッフとの意思疎通に課題があったとの意見もあります。
このような背景から、デンドロパークの評判は好意的なものも多い反面、運営や経営に関して改善が求められていると言えるでしょう。
このように、デンドロパークはその生体の質やスタッフの知識で評価される一方で、経営側の対応に対する不満や改善の声も上がっているのが現状です。
まとめ
デンドロパークの閉店には、経営方針のズレやサービス品質の維持の難しさなど、複数の要因が絡んでいると考えられます。
また、炎上の噂については誤解によるものが大半であり、事実とは異なります。
今後の可能性として、デンドロパークが新しい形で復活することも十分にあり得るでしょう。
今後の動向に注目しながら、デンドロパークが再び爬虫類ファンの心を掴む日を楽しみにしたいですね。
