大人気ドラマ「警察官は殺人鬼」の続編としてアメリカの放送局が制作した、犯罪ミステリードラマであるデクスター:ニュー・ブラッドが打ち切りとの噂があるようです。
今回はそんな噂の真相を調査しました。
デクスター:ニュー・ブラッドが打ち切り?噂される理由とは
『デクスター:ニュー・ブラッド』は、高い視聴率を獲得したにもかかわらず、2021年にシーズン1を10話で終了となりました。
シーズン2が発表されないことで打ち切りと噂されているようです。
今回はそんな噂の真相を調査しました。

(出典:Amazon Prime Video)
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なぜ打ち切りの噂があるのか、それは放送局であるShowtimeが「デクスター」フランチャイズ全体を拡大する戦略の一環であり、新たな続編や前日譚の制作に注力するためです。
当初計画されていた『ニュー・ブラッド』シーズン2(ハリソンが主人公)の脚本は存在しましたが、制作には至りませんでした。
しかし、デクスター・モーガンが再び登場する新たな続編『Dexter: Resurrection』の話が進んでおり、完全な打ち切りとは言い難いです。
また、次のような理由からも打ち切りと噂されているようです。
理由1:一部の視聴者が不満なため
「デクスター:ニュー・ブラッド」は、元々多くの視聴者から高評価を得ていましたが、一部の視聴者からは不満の声も上がっていました。
特にデクスターの行動や決断に対して、納得できないという意見が一定数見受けられます。
最終回でデクスターが自分の息子ハリソンに殺される展開は、多くのファンが予想していなかった結末でした。
デクスターが連続殺人犯としての運命を受け入れ、息子にその役割を引き継がせるという展開は、非常にショッキングでした。
この結末に対して「デクスターはもっと違う形で終わってほしかった」「息子に殺されるなんて納得できない」という声が多く上がりました。
また、視聴者はデクスターの最終的な行動に対する疑問も多く持っていました。
デクスターがローガン警察官を殺すシーンなどは、彼のキャラクターとしては予期しない行動であり、視聴者からの批判を招きました。
こうした一連の出来事が、視聴者の不満を引き起こし、「打ち切り」と誤解される原因になったと考えられます。
理由2:ストーリーの完結感があるため
「デクスター:ニュー・ブラッド」はリミテッドシリーズとして制作され、初めから完結する予定でした。
これは全10話のストーリーが一つの結末に向かって進行し、最終回で物語が完結する形となったからです。
リミテッドシリーズは通常、続編を意識せずに一つのストーリーを完結させることを目指しています。
そのため、「デクスター:ニュー・ブラッド」もこの形式に従い、ストーリーのすべてが最終回で閉じられました。
しかし、一部の視聴者はこの完結感に対して不満を抱いたようです。
彼らはデクスターの物語がさらに続くことを期待していたため、完結したことが「打ち切り」と感じられたのでしょう。
また、デクスターが最終的に死んでしまう結末は、多くのファンが納得しきれない部分でもありました。
「もっと別の結末があったのでは?」という声も多く、これが完結感に対する不満を増幅させました。
理由3:ショータイムの戦略があるため
「デクスター:ニュー・ブラッド」がシーズン2に更新されなかった背景には、ショータイム(Showtime※テレビ局)の戦略的な判断も大きく影響しています。
ショータイムはParamount+との統合を進めており、この中で新たな番組制作や既存番組の評価見直しが行われました。
その結果として、「デクスター:ニュー・ブラッド」の続編制作が見送られた可能性があります。
ショータイムのエンターテインメント社長ゲイリー・レヴィン氏は、「デクスター:ニュー・ブラッド」がリミテッドシリーズであり、続編の可能性については視聴者の反応やストーリーの状況を見て判断すると語っていました。
これにより、一部のファンには誤解が生じ、「打ち切り」と感じられたようです。
デクスター:ニュー・ブラッドはなぜ人気なの
「デクスター:ニュー・ブラッド」が人気を集めた理由は、いくつかの要素にあります。
まず、オリジナルシリーズでのデクスター・モーガンというキャラクターの魅力が大きいです。
デクスターは法の裁きを逃れた犯罪者を狩るシリアルキラーでありながら、視聴者からはアンチヒーローとして支持されていました。
彼の複雑な心理描写や道徳的な葛藤が視聴者を引きつけますよね。
また、続編としての「ニュー・ブラッド」は、前作のファンにとって待望の作品であり、デクスターのその後の物語を見たいという期待が高かったのです。
「ニュー・ブラッド」では、新たな連続殺人事件が発生し、デクスターの息子ハリソンとの関係が複雑に絡み合います。
これが視聴者を引き込む大きな要因となっています。
デクスターが息子に自分の過去を打ち明けるシーンや、二人が共に困難に立ち向かう姿は、非常に感動的です。
また、キャストの演技力や演出の質の高さも評価されています。
マイケル・C・ホールの演技はもちろん、息子ハリソン役のジャック・アルコットのパフォーマンスも見逃せません。
全体として、緊張感と感動が交錯する高品質なドラマとして認識されています。
「デクスター:ニュー・ブラッド」についておさらい
「デクスター:ニュー・ブラッド」は、アメリカの放送局ショータイムが制作した犯罪ミステリーのリミテッドシリーズです。
このシリーズは、2006年から2013年に放送された人気ドラマ「デクスター 警察官は殺人鬼」の続編として位置づけられています。
前作の主人公であるデクスター・モーガンが、再び登場し、10年後の彼の生活や新たな展開が描かれています。
デクスターは過去の罪を隠しつつ、新しい名前で静かに暮らしていますが、再び犯罪に巻き込まれていく様子が描かれています。
デクスター:ニュー・ブラッドはどんな人に向いている?
「デクスター:ニュー・ブラッド」は、ミステリーや犯罪ドラマが好きな人に特に向いています。
複雑なキャラクター設定や緻密なプロットが魅力であり、これらの要素を楽しめる視聴者にはぴったりです。
また、オリジナルシリーズ「デクスター 警察官は殺人鬼」を見ていたファンにとっても、その続編として楽しむことができます。
一方で、ダークなテーマやシリアスなトーンが苦手な人には向かないかもしれません。
暴力的なシーンや心理的な緊張感が高いシーンも多いため、これらの要素が不快に感じる人にはおすすめできません。
総じて、「デクスター:ニュー・ブラッド」は、深みのあるストーリーとキャラクターを楽しみたい視聴者に向けたドラマと言えるでしょう。

(出典:Amazon Prime Video)
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