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    ドラえもんパーク終了なぜ?閉店理由や代わりのアプリ2つも紹介

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    ドラえもんと直接触れ合える“空港内の夢空間”として親しまれてきた「ドラえもん わくわくスカイパーク」が2025年7月14日で閉館。

    2011年7月15日の開業から14年、北海道旅行の定番立ち寄り先として空港利用者を楽しませてきただけに、閉館発表直後からSNSには惜別の投稿が溢れました。

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    ドラえもん わくわくスカイパークの終了はなぜ?閉店理由とは

    2025年4月11日、運営会社えんれい社は公式サイトで閉館を告知しました。

    (出典:New Chitose Airport)

    7月14日まで通常営業し、4月26日からは「14年間ありがとうキャンペーン」を実施。

    発表文には「新千歳空港ターミナルビルのテナント見直しの一環」とだけ記載され、詳細は伏せられていますが、各種報道と空港側コメントを突き合わせると次のような理由があると考えられます。

    営業終了理由1:新千歳空港のテナント見直しのため

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    北海道エアポートは、国内線と国際線ターミナルビルをつなぐ連絡施設「スマイルロード」を段階的に再編しています。

    空港広報は「短時間滞在でも楽しめる複合ゾーンを目指す」と述べ、パークの大型区画を複数の小規模体験ショップへ転換する構想があるようです。

    2025年3月にはガンプラ専門店「THE GUNDAM BASE ANNEX」がスマイルロード上流エリアに開業し、同ゾーンの人流が大きく書き換わったのです。

    空港は2024年度投資計画で連絡施設内改装に数十億円規模を充当する方針を示しており、動線変更に合わせて大型アトラクションを一度スケルトン化して区画を細分化する判断が下されたと考えられます。

    こうした再編は、物販比率を高めたい空港側の収益モデルとも合致しているのです。

    閉館を惜しむ声を探すと、「ドラえもんパークで遊ぶ時間を確保して出発時刻を遅らせていたから残念」という投稿や「パークのどこでもドア前で必ず記念撮影していたので思い出の場所が消えて寂しい」のようなコメントが相次いでいます。

    このようにルーティン化したファンが多かった施設だけに、空港再編の波が直撃した事実は衝撃だったのです。

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    営業終了理由2:利用者層やニーズが変化したため

    2019年度、新千歳空港の国際線旅客数は約1,195万人で過去最高を記録しました。

    しかし新型コロナウイルス流行による渡航規制で航空乗降客数は2021年度は約820万人まで落ち込みました。

    さらに旅行形態が「団体旅行中心→短期個人旅行中心」へ変わったことで、空港滞在時間の平均値が縮みました。

    写真を撮って投稿したら次の目的地へ急ぐ動きが主流となり、30分前後かけて回る屋内テーマパーク型施設は“後回し”になりやすくなったわけです。

    SNSには「以前は子どもを遊ばせている間に家族交代でお土産を買えたけれど、最近は大人同士のグループが多くてアトラクションの列が短かった」という利用者の声も上がっています。

    空港は“滞在10分で体験が完結”する区画を増やし、回転率を高める方向へ舵を切っているため、長時間滞在型パークの閉館は流れとして合点がいきます。

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    営業終了理由3:運営コストの上昇による撤退のため

    空港側は個別契約を明かしませんが、固定費が高い環境であることは確かです。

    ドラえもん わくわくスカイパークは、パークゾーン内に大型スクリーン・プロジェクター・音響設備を設け、年間を通じて空調を稼働させる体験型施設として運営されてきました。

    こうした装置は電力消費量が大きく、近年のエネルギー価格高騰の影響を直接受けます。

    資源エネルギー庁の公表資料によれば、日本の平均電気料金は2022年度に急上昇し、その後もコロナ前より高い水準で推移しています​。

    (出典:経済産業省 資源エネルギー庁

    また、サービス業全体で最低賃金が毎年引き上げられたことで、接客スタッフを多く配置する施設では人件費も増大しました。

    新千歳空港のテナント契約条件や個別の賃料は非公開ですが、空港内物件は一般商業施設より賃料水準が高めだと考えられるので、固定費負担が重い環境にあることは事実です。

    運営会社はこれらコスト要因を総合的に勘案し、空港側のテナント見直しに合わせる形で撤退を決断したのではないでしょうか。

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    ドラえもん わくわくスカイパークの代わりは?近隣の子供が遊べる施設

    閉館後に“ドラえもんロス”を感じる家族連れは多いでしょう。

    ただ、新千歳空港と周辺には子どもの好奇心を刺激する施設が集中しています。

    空港3階の「ハローキティ ハッピーフライト」は、サンリオキャラクターが案内役となり、観光フライトを疑似体験できる参加型展示です。

    (出典:New Chitose Airport)

    入場後すぐに出国ゲート風フォトスポットがあり、小さな子どもがパスポート消印ごっこを楽しむ様子がよく見られます。

    連絡施設内「ロイズ チョコレートワールド」ではガラス越しにチョコ製造工程を観察できます。

    (出典:New Chitose Airport)

    ベルトコンベヤーに流れるガナッシュを見て「まるで工場見学の社会科見学」と感想を述べる親子も。

    製造ライン横のベーカリーで焼き立てココアクロワッサンを購入すれば、嗅覚でも学びが深まる体験です。

    空港2階の「シュタイフ ディスカバリーウォーク」はドイツの街並みを縮尺模型とテディベアで再現したミニミュージアムで、照明が落ち着いており写真が映えることから大人グループにも好評です。

    (出典:New Chitose Airport)

    展示奥には高さ2 mの巨大ベアが鎮座し、子どもがぬいぐるみを抱いて見上げる姿を撮影する親が続出していますよね。

    屋外アクティビティなら空港から車15分の「ノーザンホースパーク」が万能です。

    (出典:ノーザンホースパーク)

    夏期はポニーショーやサイクリング、冬期は馬そりや雪上乗馬を用意し、年間を通じて“馬と人の距離の近さ”を実感できます。

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