『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の2seasonの最終回が放送され、打ち切りの噂が出ていますね。
物語の内容に対する視聴者の反応が賛否両論となり、続編や第3期の可能性にも注目が集まっています。
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水星の魔女が打ち切りと噂される理由がやばい?

(出典:水星の魔女)
『水星の魔女』に打ち切りの噂が上がる背景には、いくつかの要素が考えられます。
物語の展開や視聴率など具体的な要因を考察を交えてご紹介します。
打ち切り理由1:最終回が賛否あった?説明不足の結末
物語の結末に説明不足な部分が多く、視聴者から賛否が巻き起こりました。
2season終了後もノートレットの背景や「ハッピーバースデー」の歌の意味、プロスペラの秘書ゴドイの出自など、未回収の伏線はまだあります。
この点が多くの視聴者にとって消化不良だったと感じられるのではないでしょうか。
- ノートレットの謎:ミオリネの母、ノートレット・レンブランに関する情報が少なく、彼女のビジュアルや死因、デリングとの関係が詳しく描かれていません。
- ハッピーバースデーの歌の意味:歌が不吉な前触れとして使用される場面が多いが、その理由や意図が明確に説明されていません。
- ゴドイの正体:プロスペラの秘書であるゴドイの出自や役割がはっきりしておらず、物語の重要な要素として扱われていないことに疑問が残ります。
- クワイエット・ゼロ計画の詳細:計画の背景や仕組みが十分に解明されておらず、デリングの本当の意図が不明瞭です。
- 戦争シェアリングの実態:戦争シェアリングの詳細やその仕組みが曖昧で、物語の中で深掘りされていません。
- プロスペラとデリングの協力経緯:復讐を計画していたプロスペラが、デリングとどのようにして協力関係を築いたのかが描かれていません。
- スレッタの過去の謎:スレッタがどのような過去を持っているのか、転入前の生活などが明かされていません。
- 地球と宇宙の不均衡な関係:ベネフィットグループの解散後も、宇宙が地球から利益を吸い上げる構造が解消されていない点が未解決のままです。
また余談になりますが、過去のガンダムシリーズでも結末が賛否を呼んだ作品は少なくありません。
そうした作品では後に劇場版や続編で補完されることが多いため、『水星の魔女』も同じように追加エピソードが期待されるのではないでしょうか。
打ち切り理由2:当初3クール以上の予定があったが進展がない
本来は3クール以上の構成が検討されていたとされますが、実際には2seasonで終了したと考えられます。
最終話のテロップにも「水星の魔女はこれにて完結」とあるので2seasonで終了と思う人が大半でしょう。
シーズン2に入ってからのスレッタの成長は急速に描かれましたが、彼女がどのようにしてその変化を遂げたのかが十分に説明されなかった印象があります。
また、クワイエット・ゼロの詳細についてももっと深く掘り下げる余地があったでしょう。
シリーズのプロデューサーが「スケジュールの都合で、描きたいエピソードが省略された部分もある」との発言をしており、物語の構成に影響が出ていたことが推測されます。
さらに、シリーズの制作陣は当初から物語を拡大していく意図を持っていた可能性が高いですが、実際には限られた尺の中で急ぎ足のストーリー展開となり、一部で「詰め込みすぎ」という声も上がっていました。
打ち切り理由3:人気なかった?視聴率が低い【最終回は1.4%】
視聴率の低迷が一部で指摘されています。
最終回の視聴率が1.4%にとどまったことから、「ガンダムシリーズにしては低い数字」との評価が見受けられましたね。
一般的に第一話の視聴率が高く、そこから離脱していく方がいるため最終回は視聴率が低い傾向にあります。
視聴率の低さは、物語の展開やキャラクター描写に対する一部視聴者の不満が影響していると考えられます。
機動戦士ガンダム00でも一期の最終回は5.0%ほどありましたので1/3程度になりますよね。
学園ドラマ的な要素が多く、従来のガンダムシリーズが持つ戦闘や政治ドラマの要素が薄められたために、コアなガンダムファン層の一部には物足りなさを感じさせたのかもしれません。
今回は初の女性主人公でスレッタとミオリネの関係がメインに据えられ、ロボットバトルが減少したことで、「ガンダムらしさが薄れた」との意見もありました。
また、SNSや掲示板などでは、「スレッタの成長が描かれるまでに時間がかかりすぎた」という指摘もありました。
シーズン1のスローペースが原因で、一部の視聴者が離れてしまったのかもしれませんね。
視聴率の低迷が打ち切り説に拍車をかけた要因となった可能性があります。
水星の魔女は序盤こそ視聴率は2〜3%台だったようですが、徐々に低下していき全体では1%台との噂もあります。
コンセプトが万人に受けなかったのか機動戦士ガンダムSEEDやZガンダムと比較するとその差が歴然ですよね。
平均視聴率 | 作品名 |
---|---|
6.4% | 機動戦士Zガンダム |
6.1% | 機動戦士ガンダムSEED |
6.0% | 機動戦士ガンダムZZ |
5.4% | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY |
5.3% | 機動戦士ガンダム |
4.8% | 機動戦士ガンダム00 1stシーズン |
4.5% | 機動戦士ガンダム00 2ndシーズン |
4.3% | 新機動戦記ガンダムW |
4.1% | 機動武闘伝Gガンダム |
3.9% | 機動戦士Vガンダム |
3.0% | ∀ガンダム |
2.8% | 機動新世紀ガンダムX |
2.6% | 機動戦士ガンダムAGE |
2.3% | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第1期 |
1.9% | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第2期 |
1.8% | ガンダムGのレコンギスタ |
1.7% | 機動戦士ガンダムUC RE:0096 |
1.6% | ガンダムビルドファイターズ |
1.4% | ガンダムビルドファイターズトライ |
つまらないや人気ないと感じる意外な理由に関してはこちらの記事にまとめています。
水星の魔女は打ち切りではなく続編があると思われる【3期の可能性は十分ある】
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は最終話で物語が一旦完結しましたが、多くのファンがその先を期待しているのは間違いありません。
結末には様々な謎や伏線が残されており、そのすべてが回収されていない点からも、続編がある可能性が高いと考えられます。
さらにガンダムシリーズの歴史においても、完結した後に劇場版や続編が発表される流れがあり、それが今回も踏襲されるのではないでしょうか。
ガンダムSEEDや00もそうですよね。
続編があると考える理由は回収されていない伏線
続編の可能性が示唆される理由にはいくつかの要素が見られます。
最終話での描写やエピローグでのシーンに、まだ解決されていない問題や新たに生じた謎が残されています。
例えば以下のようなポイントです。
- 3年後のエピローグの伏線:キャリバーンのビットステーブの色が変わったり、スレッタのキーホルダーからエレクトの声が聞こえたりするシーンが、新しい物語を示唆しているかもしれません。
- シャディクの計画が未完:議会連合を瓦解させるシャディクの野望が完全に達成されていないため、まだ続きが描かれる可能性があります。
- エリクトの行方:エリクトの人格がキーホルダーに移されており、その存在が次の物語でどう影響するのか気になります。
- ミオリネとデリングの関係:二人の絆やノートレットの過去がまだ明かされていないため、その背景が続編で描かれるかもしれません。
- 地球の経済復興の課題:ベネリックの資産が地球に分配されても経済は改善しておらず、これが新たな戦争の火種になりそうです。
- 残るガンダムの存在:ルブリス兄弟など修復可能なガンダムが残っており、それを巡る争いが続く可能性が高いです。
- 議会連合の謎:議会連合の目的がまだ不明な部分が多く、今後もストーリーが続きそうです。
- 地球と宇宙の新たな対立:地球の過激派がガンダムを奪うことで、地球対宇宙の新しい戦いが勃発するかもしれません。
これらの伏線や未解決の問題が続編への布石と考えられます。
2seasonの最終回で水星の魔女は完結とありますが、アド・ステラの世界は完結していません。
個人的にはガンダムSEEDとSEED DESTINYのような関係でアド・ステラの世界や伏線回収を行う可能性はありますよね。
続編や3期はいつ?
続編や3期の発表について公式からの情報はまだありません。
しかし、ガンダムシリーズは完結後に劇場版やOVAが制作されることが多く、その伝統に則るならば2025年ごろに新たな展開が発表される可能性があるでしょう。
公式HPでも特に続編に関して公表されていないので定期的にチェックすると良いですね。

(出典:水星の魔女)
過去のシリーズでも、放送終了から2~3年以内に続編が発表されることが多く、今回もそれに倣うのではないかと期待されています。
2seasonが2023年7月2日に終了していますが、続編の情報は2024年10月時点でもないので2025年末、2026年などになりそうですね。
正直、他作ほどではありませんでしたが『水星の魔女』は特に若い層を中心に話題を呼び、社会問題や人間関係の複雑さを描いたことで、ガンダムシリーズの中でも独自の地位を築きました。
女性主人公も新たな試みで新しい層のガンダムファンを獲得できたのではないでしょうか。
3期がなくてもせめて映画化はしてほしいですね。
水星の魔女についておさらい
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、地球圏と宇宙圏の対立が激化する未来を舞台に、スレッタ・マーキュリーという少女がガンダム・エアリアルと共に学園生活を送る物語です。
母親であるプロスペラの目的のもとアスティカシア学園に入学し、数々の試練に立ち向かっていきました。
スレッタとミオリネの関係が物語の中心にあり、二人の友情や絆がシリーズを通して深まっていく様子が描かれました。
クワイエット・ゼロの計画や議会連合の介入など、政治的な対立も絡み合い、戦闘シーンの迫力だけでなく、登場人物たちの心の葛藤が視聴者を引き込む要素となりましたね。
あらすじ
ネタバレも含みますが、seasonごとのざっくりとしてあらすじを振り返ります。
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1season

(出典:Amazon Prime Video)
スレッタ・マーキュリーは、母プロスペラの勧めで宇宙の学園に編入。
到着直後に出会ったミオリネ・レンブランを助けるため、モビルスーツで決闘に挑み勝利するが、ガンダムを使ったとして退学の危機に。
その後、ミオリネの支援でガンダムを使った医療事業を目指す会社を設立。
学園生活や仲間との絆を深める中で、暗殺計画や組織間の抗争が進行し、スレッタは母の正体を知る。
そして、ミオリネの前で敵兵を討つ場面がトラウマを引き起こす。

(出典:Amazon Prime Video)
2season
クエタ襲撃後の混乱の中、地球からの反乱や企業の対立が激化。
ミオリネはガンダム技術を使った父の極秘計画を継承するが、プロスペラの陰謀が進展し、スレッタは自身が「リプリチャイルド」であることを知る。
ミオリネの助けで成長を遂げたスレッタは、最終的に母と対決し、エリクトを救うために戦う。
そして3年後、スレッタはミオリネと結婚し、新たな生活を送る。
主要キャラクターまとめ
スレッタ・マーキュリー
- 本作の主人公で、パイロット科2年生。水星育ちの17歳の少女。内向的でコミュニケーションが苦手だが、母プロスペラの教え「進めば二つ、逃げれば一つ」を胸に、困難に立ち向かう姿勢を見せる。
- 幼少期からガンダム・エアリアルの操縦技術を磨き、学園編入後は決闘で勝利してホルダーの称号を得るが、母の正体や自身の出生の秘密に揺れ動く。
- 実はエアリアルの生体コードであるエリクトの遺伝子を基に生み出された「リプリチャイルド」の一人であり、クワイエット・ゼロ計画を阻止するため母に立ち向かう。エリクトを救うため、キャリバーンでデータストームの逆流と戦い、最終的にエリクトの人格をキーホルダーに移す奇跡を起こす。
- 3年後にはミオリネと正式に結婚し、リハビリしながら新しい生活を送る。
ミオリネ・レンブラン
- 経営戦略科の2年生で、デリング・レンブランの娘。冷静で頭脳明晰だが攻撃的な性格で、父への反発から学園から逃れようとすることが多い。
- 学園での生活を通してスレッタを支え、ガンダム事業を成功させるため会社を設立するが、スレッタの戦いぶりに恐怖を感じることも。
- クワイエット・ゼロ計画を引き継ぎつつも、スレッタを巻き込まないようにし、最後には計画を阻止するために奮闘。最終的にスレッタと結婚し、平和な生活を送る。
グエル・ジェターク
- パイロット科3年生で、ジェターク社の御曹司。熱血漢で、兄としての誇りを持つが、スレッタとの決闘で初敗北し、家族や自分の生き方に葛藤する。
- 父親の死後は失意に暮れたが、ジェターク社の立て直しを決意し、クワイエット・ゼロ戦ではラウダの暴走を止めるため奮闘。3年後も経営者として活躍する。
ラウダ・ニール
- グエルの異母弟で、冷静な性格の持ち主。兄を尊敬しているが、スレッタに対しては敵対的な態度をとる。
- ノレアの攻撃でペトラが重傷を負ったことや、グエルが父を殺した事実を知り、ミオリネへの復讐を企てるが、グエルの説得で正気に戻る。
- 3年後はペトラと寄り添いながら穏やかな生活を送っている。
水星の魔女が向いている人とは
『水星の魔女』は、ガンダムファンのみならず幅広い層に向けた作品です。
戦闘アニメに馴染みがない人でも、学園生活やキャラクター同士の関係を楽しめるため、入り込みやすい内容となっています。
まず、ロボットアニメやガンダムシリーズに興味がある人にピッタリです。
伝統的なガンダムの要素であるモビルスーツ戦闘や政治的陰謀が描かれつつ、新たな視点でのストーリーテリングが展開されます。
また、全体を通して主人公スレッタとミオリネの関係を軸に、友情や家族、恋愛といった人間ドラマが深く掘り下げられているのでキャラクターの成長やドラマ性に興味がある人にもおすすめです。
他にも、学園ものや若者の葛藤を描く作品が好きな人にも楽しめるでしょう。
学園を舞台にしているため、友情や対立、個々の夢を追いかける姿が共感を呼びます。
今までのガンダムと良くも悪くも違う点が多いので好き嫌いが結構分かれそうな作品でもあると思います。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
項目 | 詳細 |
---|---|
ジャンル | ロボットアニメ |
原作 | 矢立肇、富野由悠季 |
監督 | 小林寛 |
シリーズ構成 | 大河内一楼 |
アニメーション制作 | サンライズ |
放送局 | 毎日放送・TBS系列ほか |
放送期間 | Season1: 2022年10月2日 – 2023年1月8日 Season2: 2023年4月9日 – 2023年7月2日 |
話数 | 全24話 (Season1: 12話、Season2: 12話) |
音楽 | 大間々昂 |
関連メディア | 小説、漫画、フィギュア |
公式サイト | https://g-witch.net/ |
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