日本の片付けや生前整理の達人として知られる「ごんおばちゃま」が運営していたブログ「ごんおばちゃまの暮らし方」が2021年に終了しました。
(出典:gooブログ)
このブログは、多くの読者に日常生活をよりシンプルに、そして心地よいものにする方法を提供しており、特に高齢者に人気がありました。
この記事では、ごんおばちゃまさんのブログがなぜ終了したのか、持病や他のメディアへの活動移行などを含めてその理由を考察していきます。
ごんおばちゃまブログが終了。持病の影響?理由を考察
終了理由は明確に公表されていないものの次のような理由があったのではないでしょうか。
理由1:病気の悪化のため【心配する声も】
ごんおばちゃまは、ブログ内でも自身の健康に関する問題について触れていました。
「持病がある」といった表現を用い、体調を気遣いながらも毎日の片付けに取り組んでいたことを公にしていました。
具体的な病名や症状については明らかにされていませんが、年齢とともに健康面での不安が増し、ブログを継続することが身体的に負担となった可能性があります。
その持病があったから生前生理に関しての情報発信(ブログや書籍)を開始されたのですが、その持病が悪化された可能性は少なからずあると思います。
実際に、ごんおばちゃまの片付けの哲学には「明日何があるかわからないから、今日片付ける」という強い意志が感じられました。
この言葉からも、ごんおばちゃまが持病と向き合いながら、日々の生活に真剣に取り組んでいたことがうかがえます。
ブログの更新が負担となり、体調に影響を与えることを避けるために終了を決断したと考えられます。
SNSなどでは「健康が心配」「無理をしないでほしい」といった声も上がりました。
理由2:書籍など他のメディアで活動に集中するため
(出典:Amazon)
ごんおばちゃまは、ブログ以外にも書籍や講演など、さまざまなメディアで活動を展開してきました。
『あした死んでもいい暮らしかた』という本が20万部を超える大ヒットとなり、多くの読者に愛されています。
この本では、ごんおばちゃまさんが提唱する片付けの方法やシンプルライフの考え方が詳細に紹介されており、書籍の成功がブログを閉じる一因となった可能性があります。
ブログという形式は日々の発信が求められるため、多くの時間とエネルギーを必要とします。
一方で、書籍や講演活動では、まとめた情報を一度に発信することができ、より効率的な情報伝達が可能です。
ごんおばちゃまは、ブログを閉じることで書籍執筆や講演活動に集中し、より多くの人々にメッセージを届けたいと考えたのかもしれません。
また、ごんおばちゃまの著書は単なる片付け本ではなく、心の整理や人生の見直しをテーマにした内容が含まれており、特に高齢者の生活改善に役立つと高く評価されています。
ブログを終了することで、新たな創作活動に時間を割き、より深いテーマに取り組むことを選んだ可能性もあります。
ごんおばちゃまの現在は?
ブログを終了した後、ごんおばちゃまはどのように過ごしているのでしょうか。
現在も書籍の執筆や講演活動を通じて、ごんおばちゃまは自身の哲学を多くの人に伝え続けているようです。
注目を集めているのが、『あした死んでもいい片づけ 実践!』という続編で、この本では日常生活の中で実践できる片付けの手法や、物を減らすことで得られる精神的な解放感について詳しく解説されています。
また、「物を減らし心地よい生活を手に入れる」ことを提唱し続けており、そのメッセージは現在も多くの読者に影響を与えています。
ミニマリストという言葉も少し前から流行り出しましたが近年、SNSなどでも書籍の内容を取り入れた片付けの成果を共有する人々が増えており、ごんおばちゃまさんの考え方が今なお強く支持されていることが分かります。
健康面では、持病を抱えながらも、生活習慣の見直しや体調管理に気を配りつつ活動を続けていると考えられます。
定期的なメディア出演や執筆活動を続けていることから、無理のない範囲で自分のペースを大切にしているのではないでしょうか。
ごんおばちゃまさんと筆子さんの関係は?
(出典:X)
ごんおばちゃまと同じく片付けやミニマリズムに関連する活動をしている筆子さん。
筆子さんはカナダ在住の日本人ブロガーで、ミニマリズムや節約生活についてのアドバイスをブログや書籍を通じて発信しています。
この二人は、片付けや生前整理といったテーマにおいて共通点が多く、ファンの間では関係があるのではないかと度々話題に上がっています。
しかし、調査したところ、ごんおばちゃまと筆子さんの間に直接的な関係やコラボがあったという事実は確認されていません。
ごんおばちゃまは「生前整理」や「物を抜く」ことを重視し、生活をシンプルにすることで精神的な豊かさを追求しています。
一方、筆子さんはミニマリズムを生活全般に取り入れ、物理的な物を減らすことで心の余裕を持つことを目指しています。
このように、二人の活動には共通するテーマがあるものの、それぞれの独自の視点から生活のシンプル化を提案していることが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 筆子(ふでこ) |
職業 | ブロガー |
メインのブログ | 筆子ジャーナル |
生年 | 昭和34年(1959年)名古屋生まれ、65歳 |
家族 | 1998年生まれの娘。娘は18歳から一人暮らし |
趣味 | ブログを書くこと、語学、塗り絵などインドア派 |
居住地 | 1996年春よりカナダ在住 |
里帰り | だいたい5年に1回。最近実家が売却された |
家族(日本) | 母(91歳)、弟一家が日本に在住 |
筆子の活動 |
※2024年時点の情報
ごんおばちゃまさんについておさらい
ここからは振り返りもかねてごんおばちゃまについて情報を整理します。
プロフィール
※写真はイメージです。
ごんおばちゃまは1953年(昭和28年)生まれの女性で、片付けや生前整理に関するライターとして活躍しています。
ごんおばちゃまのブログ「ごんおばちゃまの暮らしかた」は、片付け・掃除・生活の整え方についての実践的なアドバイスが多くの読者に支持されました。
ブログは2021年4月2日に終了しましたが、その後も書籍や他のメディアでの活動を続けています。
ごんおばちゃまの暮らしは、夫である「おいちゃん」さんと猫の「こまめ」ちゃん(通称:こましゃん)と共に過ごすシンプルで穏やかな生活です。
着なくなった服をリメイクする針仕事が得意で、物を最後まで使い切る姿勢には多くのファンが感銘を受けています。
どうしても連絡したい場合は以下のメールアドレスに連絡すると良いでしょう。
goneblog60@yahoo.co.jp メッセージがありましたらこちらへ(^0_0^)
※特別な場合を除いて、お返事は控えさせて頂きます。ご了承ください。(引用:gooブログ)
『あした死んでもいい暮らしかた』が20万部突破するほど人気
(出典:Amazon)
ごんおばちゃまの著書『あした死んでもいい暮らしかた』は、片付けや生前整理に関する具体的な方法を提供し、特に取り入れやすいシンプルな手法が多くの読者に受け入れられました。
本書の中核となる「毎日30分間不要な物を抜く」という手法は、多忙な現代人にとってまさに手が届く範囲の提案です。
多くの人にとって「これなら私にもできそうだ」と感じさせることで、片付けを習慣化しやすくした点が読者の心を掴みました。
難しいルールや完璧を求めるのではなく、少しずつ前進するアプローチが、特に時間に追われがちな現代人の生活にフィットしたのです。
さらに、「明日死んでもいい暮らしかた」というタイトルが持つインパクトも、読者に深く刺さり、多くの人々が自分の生き方を見つめ直すきっかけとなったのだと思います。
人生の後半に差し掛かった高齢者や転機を迎えている人々にとって、このタイトルは非常に共感を呼び、心に響いたのです。
どんな人に向いている?
『あした死んでもいい暮らしかた』は、特に以下のような人に向いている内容です。
まず、物が多すぎて生活にストレスを感じている人に適しています。
物が多いことで心が落ち着かないと感じる人にとって、ごんおばちゃまの「抜く」片付けは非常に効果的であり、生活をより快適にする助けとなります。
また、高齢者やシニア世代にも取り入れやすい内容です。
無理なく体力に合わせて進められるような、ゆっくりと生活空間を整える方法なので、高齢の方でも負担を感じることなく実践できるでしょう。
物を減らすことで心に余裕を生み出し、自分自身の時間を大切にしたいと考えている人にとっても、彼女のメッセージは深く響くはずです。
このように、生活をシンプルにして心身の負担を減らしたいと考えている方にとって、非常に価値のある一冊です。