おからを使ったヘルシーな「はらドーナツ」。
防腐剤や保存料を使わず子供にも安心して与えられると人気なお店なのですが閉店がする店舗が相次いでいるようで理由を気にする声もあるようです。

(出典:Google)
はらドーナツの閉店する店舗が多い理由とは

安心して食べることができると話題になったはらドーナツですが、ネット上では大量閉店を不安視する声が相次いでいます。
なぜ閉店するか調査すると次のような理由があるようです。
閉店理由1:立地や人材の問題のため
飲食業界では立地条件の悪さや人手不足が理由で閉店する店舗も少なくありません。
ルミネ北千住店、武蔵小杉東急フードショースライス店、パセオ札幌店、川崎アゼリア店、横浜ジョイナス店などと、閉店店舗が相次いでいますが、地下の高いエリアが多い傾向にあります。
立地が悪いと客足が減少するといった問題が浮上し、人手不足が進むと営業時間を短縮する、定休日を設けるといった対応が必要となり、結果経営困難な状況へと追い込まれるのです。
閉店理由2:コンビニやミスタードーナツの影響を受けたため
近年ではコンビニでドーナツを含めた本格的なスイーツやお菓子を手軽に買えるようになったうえ、有名パティシエの監修もあり、クオリティが高まっていることも逆風となった可能性があります。
はらドーナツはプレーンが110円ほどと安いですが、家から遠い人はコンビニでドーナツを購入したり、ミスタードーナツで購入するケースもあるでしょう。
はらドーナツは食に気をつける人や健康志向の人に支持されていますが、味にこだわる方はミスタードーナツに流れてしまう可能性もありますね。
はらドーナツは広告をあまりうっていないですがミスタードーナツは頻繁にCMを流しますし、知名度の影響もあると思われます。
閉店理由3:他の事業に力を注ぐため

(出典:株式会社フジオフードシステム)
はらドーナツを展開する株式会社フジオフードシステムは、はらドーナツ以外にもさまざまなブランドを展開しています。
メインブランドの「まいどおおきに食堂」や「串家物語」、「かっぽうぎ」や「ピノキオ」、サブブランドでは「かつ満」や「ザ・どん」、「天麩羅 えびのや」や「フジオ軒」など多岐に渡ります。
HPを見ても「はらドーナツ」はサブブランドに位置しており、優先順位として低いことがわかりますね。
多くのブランドを取り扱っていることから、他の事業を拡大することからはらドーナツの規模を縮小したということも考えられますね。
閉店理由4:コロナ禍や物価・人件費高による赤字のため
コロナ禍による利用率の定価や原料費、人件費の高騰による赤字が原因で閉店したケースもあるでしょう。
ここ数年の間に原材料費の上昇が進み、さらに人手不足に伴う時給相場のアップなどによって、経営には相当な負担がかかるようになりました。
以下の厚生労働省のグラフでもわかりますが、右肩上がりですよね。

(出典:厚生労働省)
はらドーナツはおからをメインとしていますが、おからの元である大豆もかなり高騰していますよね。
人件費や原料費が高騰すると、採算が合わない店舗を閉めるしかないですよね。
閉店した店舗
実際に以下のような店舗が閉店しています。
特に2019〜2021年あたりに閉店した店舗が多いです。
- 横浜ポルタ店:2019年7月31日閉店
- ルミネ北千住店:2019年9月16日閉店
- カフェマルイファミリー海老名店:2020年2月19日閉店
- 自由が丘店:2020年10月31日閉店
- 横浜元町店:2021年2月28日閉店
- 名古屋栄店:2021年3月閉店
- 武蔵小杉東急フードショースライス店:2022年3月25日閉店
- セブンパーク アリオ柏店:2022年10月2日閉店
- 下北沢店:2021年3~4月ごろ閉店
- 二子玉川店:2011年8月13日閉店
- 刈谷ハイウェイオアシス店:2019年閉店
- 札幌パセオ店:2017年1月22日閉店
そもそもですがはらドーナツの店舗は多くなく、全国展開していますが、食べられるエリアもかなり狭いです。
2025年2月時点でも以下のエリアでしか食べることができません。
はらドーナツは揚げているのか?

はらドーナツはおからを使っていてヘルシーなので、揚げていないと思う人も多いようですが、基本的には通常のドーナツと同様に揚げています。
特徴として、揚げた後でも重たくなく、素朴で優しい味わいが楽しめる点が挙げられます。
やはり豆乳やおからといったヘルシーな素材を使用しているためで、一般的なアメリカンスタイルのドーナツよりもかなり軽いです。
一方で、はらドーナッツ江戸堀店などごく一部の店舗で油で揚げていない焼きドーナツを販売しているので、次のような揚げていないドーナツを購入することも可能です。
- プレーン
- 抹茶
- ココア
- シナモンレーズン
- バナナ
- ストロベリー
- くるみメープル
- チョコ
- ホワイトチョコ
- 紅茶 など
はらドーナツは翌日だとまずい?美味しくない?

はらドーナツが翌日だとまずいとの噂があるようなのですが、実際にプレーンタイプで試したところ、やはり当日の方が美味しく感じました。
もちろん翌日のものがまずいとは言えないのですが、当日のしっとり感やもっちり感がなく、水分が抜けたからかパサつきを感じました。

できるだけ当日食べる方が美味しいと思います。
はらドーナツの良い口コミ1:見た目が可愛い
神戸発のはらドーナツは、「見た目が可愛い」と絶賛の声が相次いでいます。
はらドーナツではプレーンの「はらドーナツ」や「サトウキビ」の他にも、季節限定メニューやお野菜メニューなどさまざまなドーナツを展開しています。
季節限定メニューのドーナツは色合いも鮮やかであり、食べるのがもったいなく感じてしまうクオリティです。
そんな可愛いドーナツを展開しているはらドーナツですが、特に可愛いと人気を集めているのが、はらドーナツのコラボメニューです。
はらドーナツでは定期的にコラボ商品を販売しており、人気キャラクターや人気ドラマなどとも度々コラボをしており、その商品の可愛さが高く評価されています。
過去に人気を集めていたのが、人気キャラクター「ほわころくらぶ」とのコラボ企画であり、4種類のドーナツが期間限定で販売されました。
SNSでは「可愛い」「食べたい」といった声が相次いで寄せられ、近くに店舗がなく購入できない人からは悲しみの声も寄せられました。
はらドーナツの良い口コミ2:安心して食べられる
はらドーナツは「美味しく、安心して食べていただける」をコンセプトとしており、防腐剤や保存料を一切使用していません。
そのため、素朴で懐かしい味わいとなっていて、子どもの頃にお母さんが手作りしてくれたような懐かしい味わいのドーナツに仕上がっています。
スタッフが一人ひとり手作りで作っているのも安心できるポイントであり、たくさん食べても罪悪感を感じにくいドーナツですね。
そこで、はらドーナツのおすすめドーナツを4つ紹介します。
1.はらドーナツ
はらドーナツは王道のプレーン味であり、オカラと豆乳をたっぷり使用したヘルシーなドーナツです。
素朴な味わいですが、もっちりとした食感がクセになります。
ヘルシーなので子どものおやつにも最適です。
2.チョコ
ドーナツとチョコの相性が抜群です。
ビターでほんのりと感じられる甘みが人気の商品です。
3.丹波黒豆きなこ
おからと豆乳を使用したもっちりドーナツのきなこ味です。
丹波産の黒豆の豊かな風味が口の中に広がります。
4.コウチャ
天然香料特別栽培のアールグレイの茶葉を混ぜ込んでおり、芳醇な香りを楽しめます。
この他にも、ホワイトミルクチョコを使用した「ホワイトチョコ」、すっきり爽やかな風味が人気の「レモンティー」、特別栽培のシナモンを贅沢に使用した「特別栽培シナモン」など、ラインナップが充実しています。
また、旬の野菜を使用したお野菜メニューもあるので、野菜嫌いな人もはらドーナツのお野菜メニューを食べれば、野菜嫌いも克服できること間違いありません。
はらドーナツについておさらい
はらドーナツとは、豆乳やおからなどを材料に使用したドーナツの製造・販売する企業であり、2008年5月に神戸市兵庫区に神戸本店をオープンしました。
本店近くのマルシン市場で1968年から営業している原とうふから豆乳・おからなどの主な素材を仕入れ、国産の天然素材を厳選して使用し、プレーンドーナツ「はらドーナツ」を始め、チョコや丹波黒豆きなこ、季節のフルーツを使ったものや日替わりのドーナツなど、多種のドーナツを販売しています。
食作りの基本である「美味しく、安心して食べていただける」というシンプルなコンセプトが目標であり、防腐剤や保存料は一切使用していません。
はらドーナツはどんな人に向いている?
今回は、はらドーナツの閉店理由について調査しました。
はらドーナツは「美味しく、安心して食べていただける」をコンセプトとしており、スタッフが一人ひとり丁寧に毎日手作りしています。
防腐剤や保存料を一切使用しておらず、子どもから大人まで安心して食べられるのが魅力的で、以下のような人に特に向いていると言えます。
プレーンや黒豆丹波きなこ、チョコの他にもレモンティーやケシの実、さらには旬の野菜を使用した期間限定ドーナツなど、豊富なメニューを取り揃えています。
「ドーナツが好きだけれど添加物が気になる」、「子どもに身体に良いドーナツを食べさせたい」といった声に寄り添ったドーナツであり、幅広い世代から愛され続けています。