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    フーターズ日本撤退?大阪店の閉店理由4つを考察!人気なのに閉店ラッシュはなぜ

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    今回はフーターズの閉店する店舗が多い背景について調査しました。

    目次
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    フーターズ(Hooters)が閉店ラッシュ?日本撤退?

    セクシーで刺激的な制服の従業員で有名なアメリカで人気の飲食店フーターズは、日本国内にも複数の店舗を展開していました。

    フーターズの日本1号店は2010年にオープンし、その後も毎年全国各地の一等地に新店をオープンしていきます。

    どの店舗もオープン時は非常に話題になり、オープンカジュアルなスポーツバーとして営業されていました。

    フーターズは、最盛期には国内で7店舗を営業していましたが、2025年1月時点ではそのうちの6店舗は閉店しています。(銀座店のみ営業)

    これまでに閉店した店舗の閉店日は以下の通りです。

    • 福岡店:2019年2月28日
    • 大阪店:2019年4月30日
    • 名古屋店:2019年12月29日
    • 渋谷店:2020年1月10日
    • 新宿西口店:2020年5月31日
    • 赤坂店:2020年8月21日

    以上の6店舗は閉店してしまい、2025年時点では銀座の1店舗のみが営業しています。

    (出典:Googleマップ)

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    フーターズ大阪店など他店舗が閉店した理由は?

    一時は大きな話題を呼んだフーターズが続けて閉店したのには、次の4つの理由があるようです。

    アメリカ本店との契約が厳しい
    人件費削減による人材不足
    味が落ちたこと
    アメリカと日本の文化・好みの違い

    これらの閉店の理由を1つずつ説明します。

    アメリカ本店との契約が厳しい

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    そもそもフーターズは社長の田辺満男氏が、熱意を持って誘致を進めたことで日本進出に至りました。

    アメリカのフーターズからは、なかなか日本での出店許可が降りず、その交渉は5年もかかったといいます。

    そしてついに日本でのライセンス契約は締結され、2010年10月に東京赤坂に日本1号店をオープンします。

    開店時は日本での出店を待っていた日本のフーターズファンを中心に、大きな話題になりました。

    赤坂店の出店後、フーターズは1年に1店舗ずつ出店を続け、2012年に銀座、2013年に大阪、2014年に渋谷、2015年に新宿、2016年に名古屋、2017年に福岡へと展開します。

    フーターズの看板とも言える従業員のフーターズガールは、7店舗で350人にまで増えていきました。

    日本各地のどの店舗も出店するたびに話題になり、非常に順調に経営しているように見えたフーターズですが、その実際は経営困難に苦しめられていました。

    経営困難を生んだ最も大きな原因は、日本での出店のために田辺氏がアメリカ本店で結んだ契約内容によるものでした。

    順調に見えた毎年の新規店舗出店は、アメリカ本店との契約によるものだったのです。

    契約内容は「1年に1店舗ずつ出店できなかった場合、日本での独占権を失う」というものでした。

    田辺氏は自身がフーターズの大ファンであったために、熱意ある誘致を行いました。

    そのため絶対に自社で日本のフーターズ経営を続け、他社に経営権を奪われないように契約通りに毎年の出店を続けたのです。

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    人件費削減による人材不足

    フーターズの店舗が出店されていたのは、どの店舗も都市群の一等地でした。

    そのためどの店舗も非常に家賃が高く、これが経営の大きな負担になったのです。

    しかし出店場所もアメリカでの契約内容に定められていたため、家賃は削ることができず、フーターズはやむなく人件費の削減を図ります。

    そのため、フーターズの看板であるフーターズガールの時給も1200円と非常に安価に設定され、低時給での募集に人がまったく集まらず、フーターズは人材不足に陥りました。

    また店舗の従業員だけでなく、フーターズの役員報酬はほぼ無給状態だったといわれています。

    これにより取締役員も、退任が続きました。

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    味が落ちたこと

    これらの原因があったことと同時に、物価上昇のために食材の仕入れ価格が上がってしまい、味も落ちたとの噂もあります。

    この結果、客単価やリピート率はどんどん下がっていきました。

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    アメリカと日本の文化・好みの違い

    店舗のサービスの問題のほかに、フーターズがそもそも日本人の好みと一致しなかったという大きな問題がありました。

    フーターズは開放的な空間で楽しくお酒を飲み、交流するというオープンスタイルのお店です。

    しかし、日本人は個室や半個室などの閉鎖的な空間を好む傾向があります。

    そのため、フーターズの売り上げは、当初の予想の半分も超えられなかったといいます。

    これら複数の理由が重なったことで、フーターズは経営困難に陥り、閉店に至りました。

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    フーターズについておさらい

    フーターズは「カジュアルアメリカンダイニング&スポーツバー」として、1983年10月にアメリカのフロリダで生まれたコンセプトレストランです。

    フーターズのメニューは、ハンバーガーやチキンウィングなどスポーツ観戦のお供にぴったりなものの人気が高いのはもちろん、カクテルなどのドリンクも豊富に揃っています。

    何よりフーターズ最大の特徴は、タンクトップ・ホットパンツというチアリーダーを模したセクシーなコスチュームの女性店員(フーターズガール)が接客することです。

    本場アメリカのフーターズガールには、モデルや女優も在籍していたという美人揃いのフーターズガールですが、イベントとして従業員を対象としたミスコンテストも行われています。

    これは本場アメリカで各国全店舗の従業員を対象に行われ、優勝者には多額の賞金と賞品が進呈されるビッグイベントです。

    過去には日本の店舗からも優勝者が生まれており、フーターズが美人ぞろいのお店であることがわかります。

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    フーターズの良い口コミ

    フーターズはカジュアルアメリカンテイストのスポーツバーです。

    開放的な店内では、お酒を楽しみながら様々なスポーツを鑑賞することができます。

    フーターズ銀座店の最寄駅は東京メトロ銀座線の新橋駅で、駅の3番口・5番口から徒歩3 分ほどの距離にあります。

    銀座店の店舗は2階にあり、店舗入り口を抜けるとオレンジ一色の開放的な空間が広がっています。

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