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    アイジュース撤退なぜ?腐ってる・ゴキブリの噂や終了した背景とは【IJOOZ】

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    駅ビルやショッピングモールで、オレンジがごろごろと並んだオレンジ色の自販機を見かけたことはありませんか。

    シンガポール生まれの生搾りオレンジジュース自販機「IJOOZ(アイジュース)」が、2026年9月30日までに東海・広島・九州エリアから姿を消します。

    SNSでは「腐ってたから?」「ゴキブリが出たの?」といった憶測まで飛び交いましたが、運営するIJOOZ Japanは撤退の理由を公表していません。

    • アイジュースはなぜ撤退するのか(結論と時系列)
    • 「腐ってる」「ゴキブリ」の噂の発端と真相
    • 東海・広島・九州だけが終了した背景
    • SNSの反応と、アプリ残高・代わりの自販機の情報

    この記事では、公式Xの告知、海外での過去の騒動、SNSの声、行政の資料をもとに、撤退の背景をできるだけ丁寧にたどっていきます。

    私も駅で何度も立ち止まり、45秒の搾りたてショーを眺めていた一人なので、正直さみしい気持ちで調べました。

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    アイジュース撤退はなぜ?結論から言うと「3エリアだけ」で理由はナイショのままでした

    結論、撤退は全国ではなく東海・広島・九州の3エリアだけです。

    理由は非公表で、腐敗やゴキブリが原因という根拠も見つかりませんでした。

    関東や関西の人はまだ飲めると知って、少しホッとしました。

    気になるポイントわかっていること
    撤退するエリア東海(愛知・岐阜・静岡)、広島、九州(福岡・佐賀・熊本・長崎)
    終了の時期2026年9月30日までに順次終了(一斉ではない)
    関東・関西今回の終了対象には含まれていない
    撤退の理由公式からの説明はなし
    アプリの残高・チケット終了後の返金・払い戻しはなし

    腐ってる?ゴキブリの噂って本当?発端をたどったらシンガポールに行き着いた話

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    まずは今回の撤退がどんな流れで起きたのか、時系列で整理します。

    IJOOZは2016年6月、半導体業界出身のBruce Zhang(ブルース・チャン)さんがシンガポールで創業した自販機ブランドで、日本には2023年4月に上陸しました。

    上陸直後、公式Xは東京都内の六本木・大井町・上野・池袋・八王子で稼働していると案内していました。

    2023年に東武池袋駅の構内へ2台が設置された際には、最初の日曜日だけで2台合わせて804杯を売り上げたと地域メディアが伝えています。

    その後は2024年5月に九州、2025年に広島へと西に広がり、2026年5月時点で国内の設置台数は1,500台を超えました。

    2026年5月22日には名古屋の大須301ビルで新しい機械が動き出し、関東・関西・東海・九州・中国エリアで展開を加速するとまで発表していたのです。

    時期できごと
    2016年6月Bruce Zhangさんがシンガポールで創業
    2021年7月ライバルのFeed ME Orangeが渋谷マルイで日本初上陸
    2023年4月IJOOZが日本に上陸、都内5か所で稼働
    2023年東武池袋駅の2台が初めての日曜日に計804杯を販売
    2024年5月九州に初上陸
    2025年広島に初設置(広島空港、広島駅ビルミナモアの屋上広場、高速道路のSAなど)
    2026年5月国内1,500台超、大須301ビルで稼働し展開加速を宣言
    2026年8月21日公式Xで3エリアの終了を告知
    2026年9月30日3エリアの終了期限

    ところが2026年8月21日、IJOOZ Japanは公式Xで、東海・九州・広島エリアの自販機を9月30日までに順次終了すると告知しました。

    拡大宣言からわずか3か月でのUターンで、この告知ポストは約49万回も表示されています。

    撤退の知らせが広まると、掲示板には、買う人が少なくて中のオレンジが傷んでいそうだという趣旨の書き込みが並びました。

    • 掲示板:買う人が少なくて中が傷んでいそう
    • ガールズちゃんねる:Xでカビたオレンジの写真を見たので人のいるお店で買いたい
    • Yahoo!知恵袋:生搾りの自販機に虫はいないのか心配

    ガールズちゃんねるでは、カビの写真を見たというコメントに多くの共感票が集まっています。

    実は設置が広がり始めた2023年の時点で、すでにこんな疑問の声も上がっていました。

    ただ、日本国内でIJOOZが原因の食中毒や行政処分が報じられた例は、今回調べた範囲では見つかりませんでした。

    では、この「腐ってる」「ゴキブリ」というイメージは、いったいどこから来たのでしょうか。

    たどっていくと、本国シンガポールで起きた騒動に行き着きます。

    • 2020年:競合の生搾り自販機「Q Orange」で、機械の中を飛ぶハエの動画が拡散
    • 2021年:Q Orangeでカビたオレンジの画像が拡散し、2025年までに市場から撤退
    • 2024年7月:プンゴルでIJOOZを買った利用者が、傷んだオレンジが見えたとFacebookの投稿コミュニティ「COMPLAINT SINGAPORE」に書き込み
    • 2026年4月:IJOOZのストローをなめて機械に戻したとされる10代が起訴されたと現地紙が報道

    つまり「生搾り自販機は不衛生」というイメージは、海外で実際にあった騒動と、昔からある「カップ式自販機にはゴキブリが住みついている」という都市伝説が混ざって生まれた可能性が高いと私は考えています。

    一方でIJOOZは取材に対し、庫内を0〜5℃に保ち、10℃以上になると販売を止める仕組みがあると説明しています。

    SNSで見かける噂調べてわかった事実
    自販機の中でゴキブリが繁殖している日本での被害報告や行政処分は確認できず
    腐ったオレンジを搾っている2024年にシンガポールでIJOOZへの苦情投稿が1件、日本では個人の体験談レベル
    カビたオレンジの写真を見たブランドが特定できない投稿が多く、Q Orangeの騒動と混同された可能性あり
    衛生管理はされていない庫内0〜5℃管理、10℃以上で販売停止と運営会社が説明

    また厚生労働省の通知では、部品が食品に直接触れる調理機能付きの自販機は保健所の営業許可が必要で、自動洗浄など高度な機能を持つ屋内設置の機種は届出の対象とされています。

    出典:厚生労働省「食品衛生法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政省令の制定について」(PDF)

    あの透明な窓は「安心してね」というサインのはずなのに、中が見えるからこそ不安にもなるというのは、ちょっと切ない話ですね。

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    終了した背景を考えてみた!静岡や佐賀は撤退なのに和歌山が残るのはなんで?

    公式は撤退理由を明かしていないため、ここからは公開されている事実をもとにした考察です。

    まず押さえておきたいのが、本国シンガポールとの環境の違いです。

    • シンガポール:人口約600万人の国に1,500台以上、1杯S$2〜3程度で屋台街のジュースと同じくらいの値段
    • 管理体制:10名ほどのスタッフで500台以上を管理(公式サイトより)
    • 日本:1杯350円(280ml)、相場より30%安く量は40%多いとアピール

    ブランド戦略コンサルタントの佐々木勇さんはnoteで、日本の消費者が350円のカップを見て比べる相手はジュース専門店ではなく、コンビニの「セブンカフェ スムージー」だったと分析しています。

    一方で海外メディアのTech in Asiaは、IJOOZの売上が約2倍の6,460万シンガポールドルに伸び、オレンジ不足の中でも日本で1,300台まで拡大したと伝えていました。

    毎日新聞の報道では、日本法人代表の堀木遼さんが、産地を分散してブレンドし、シンガポールで一括調達しているため価格への影響はほとんどなかったと説明しています。

    その一方で、東京・御徒町の多慶屋では1杯250円のプロモーション価格が続くなど、一部の機械では値下げも行われていました。

    ここで私が注目したいのは、撤退するエリアと残るエリアの境界線です。

    Xでは、静岡や佐賀といったみかん産地からの撤退は地元の柑橘との競合を思わせるものの、収穫量1位の和歌山で営業が続いている説明がつかないという指摘が出ています。

    つまり「みかん産地に負けた説」は成り立ちにくいのです。

    • 関西エリア:大阪・京都・兵庫・和歌山・奈良・三重(公式Xプロフィールより)
    • 中国エリア:広島・岡山(公式Xプロフィールより)
    • 終了告知の表記:東海エリア・広島エリア・九州エリア

    公式プロフィールを見ると、三重は東海ではなく関西エリアに含まれていました。

    三重の利用者からも、東海撤退と聞いて落ち込んだけれど三重は関西だった、という投稿が出ています。

    また終了告知には「広島エリア」とだけあり、同じ中国エリアの岡山がどうなるのかは告知からは読み取れません。

    比べるポイント撤退(東海・広島・九州)継続(関東・関西)
    主な設置場所の例広島空港、大須301ビル、福岡・冷泉公園周辺、御殿場のアウトレット東武池袋駅、吉祥寺駅、明石ビブレ、天王寺公園
    立地のタイプ空港・SA・観光地など通過型が目立つ駅ナカ・駅ビルなど毎日の動線が多い
    みかん産地静岡・佐賀・熊本・長崎を含む和歌山を含む(産地説とは矛盾)
    三重県の扱い対象外関西エリアとして継続
    岡山県の扱い終了告知に記載なし(公式プロフィールでは中国エリア)
    日本での価格1杯350円・280ml(シンガポールは1杯S$2〜3程度)

    県境ではなく、運営上のエリア区分で線が引かれていることがうかがえます。

    私は、撤退の線引きを決めたのは「関東・関西の拠点から補充に回れるかどうか」、つまり巡回ルートの密度だったのではないかと考えています。

    IJOOZのオレンジはオーストラリア産とアメリカ産の輸入品で、生の果実を切らさず届けるには、港や倉庫からの距離がそのままコストになります。

    • 広島空港
    • 広島駅ビルミナモアの屋上広場「ソラモア広場」
    • 高速道路のサービスエリア
    • 御殿場のアウトレット

    撤退エリアの設置先を見ると、このように旅行や移動の途中で立ち寄る通過型の場所が目立ちます。

    こうした場所は「一度飲んでみたい」という初回の需要は強い一方、毎日通う人が少ないため、リピートが生まれにくい立地でもあります。

    佐々木さんも、珍しさで買われる商品は、その場所を通る人の数かける1回で需要の上限が決まってしまうと指摘しています。

    • 2023年4月:上陸時点ですでにオレンジ4個・350円・45秒をアピール
    • 2025年:日本1,300台(Tech in Asia)、約1,700台(毎日新聞)と報道
    • 2026年5月:国内1,500台超と公表

    報道によって台数に幅はありますが、台数の伸びと1台あたりの売れ行きは別の話だったのかもしれません。

    味ではなく、補充トラックが回れる距離の問題で消えてしまうのかもしれないと思うと、なんとも割り切れない気持ちになります。

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    IJOOZ撤退へのSNSの声は?ほかの生搾り自販機やお知らせの中身も調べてみた

    IJOOZの撤退が伝わると、Xには惜しむ声があふれました。

    九州のあるユーザーは、告知の日からできるだけ飲み続けて結局13杯だったと振り返り、ありがとうの言葉をつづっています。

    大阪の天王寺公園で1杯200円で飲めたという思い出を語る投稿もありました。

    • 最後にもう一杯飲みたい
    • 安くておいしかったのに残念
    • 関東も危ないのではと心配
    • 好きだったけれど売れている気配はなかった

    一方で、関西や西日本全体から撤退したという投稿も見られますが、公式発表で終了対象とされたのは東海・広島・九州だけです。

    不満の声がもっとも集まったのは、お知らせの最後に書かれた一文でした。

    IJOOZ Japanは、サービス終了後に残ったアプリのチャージ残高やチケットについて、返金や払い戻しには応じないと明記しています。

    • 対象:東海・広島・九州エリアの自販機
    • 期限:2026年9月30日までに順次終了
    • アプリ:チャージ残高・クーポン・チケットは終了日までに利用するよう案内
    • 返金:終了後の未使用分は返金・払い戻しなし

    App Storeのレビューには、アプリ上で退会できないという不満も書き込まれていました。

    ここで気になるのが法律との関係です。

    資金決済法では、前払式支払手段の発行者が発行業務の全部または一部を廃止した場合、未使用残高を払い戻す義務があると定められています。

    • 対象:財務局に届出・登録をしている前払式支払手段の発行者
    • きっかけ:発行業務の全部または一部を廃止したとき
    • 手続き:60日以上の期間を定めて公告し、申し出た人に払い戻す

    ただしこの義務の対象は財務局に届出や登録をしている発行者に限られ、残高の規模によっては届出が不要なケースもあります。

    また、関東・関西で同じアプリが使い続けられるなら、発行業務の廃止にはあたらないという見方もできます。

    IJOOZ Japanがどの立場にあるのかは公表されていないため、残高が多く残っている人は、まず公式窓口に問い合わせてみるのがよさそうです。

    比べるポイントIJOOZFeed ME OrangeQ Orange(参考)
    運営・発祥シンガポールのIJOOZ(2016年創業)英国ME Group Internationalの日本法人ME Group Japanシンガポール
    日本上陸2023年4月2021年7月(渋谷マルイ)日本未展開
    日本での価格350円前後・280ml500円から・200gなし
    主な展開エリア関東・関西(3エリアは終了)関東・中部・関西・広島・九州・沖縄などなし
    現在の状況一部エリアから撤退国内で稼働中衛生面の炎上後、2025年までに撤退

    日本に残る生搾り自販機としては、英国ME Group Internationalの日本法人、ME Group Japanが運営する「Feed ME Orange」があります。

    実はFeed ME Orangeのほうが先輩で、2021年7月に渋谷マルイで日本に初上陸しました。

    しかもFeed ME Orangeは広島や九州、沖縄にも設置を広げており、IJOOZが撤退するエリアでも代わりの一杯を探せる可能性があります。

    価格は1杯500円からと高めですが、証明写真機「Photo ME」を全国約14,000か所に置く会社なので、補充や保守の体制がそもそも違う点は見逃せません。

    2026年6月にはJR札幌駅に期間限定で登場するなど、今も新しい場所へ広がっています。

    最後の一杯の思い出が「残高が消えた」で上書きされてしまうのは、ファンとしていちばん残念なところです。

    IJOOZ撤退のざっくりまとめ!9月30日までにやっておきたいこと

    ここまでの内容を振り返ります。

    IJOOZ(アイジュース)は東海・広島・九州エリアの自販機を2026年9月30日までに順次終了し、関東・関西は今のところ営業を続けます。

    撤退の理由は公表されておらず、「腐ってる」「ゴキブリ」といった噂を裏づける事実も確認できませんでした。

    項目まとめ
    いつ2026年9月30日までに順次終了
    どこで東海(愛知・岐阜・静岡)、広島、九州(福岡・佐賀・熊本・長崎)
    なぜ公式は非公表、補充ルートの密度と採算の問題が有力な見方
    腐ってる・ゴキブリの噂撤退の原因とする根拠は見つからず
    アプリ残高終了エリア分は返金なしと告知、不安な人は公式窓口へ
    これから関東・関西は継続、ほかの選択肢はFeed ME Orange

    背景として考えられるのは、本国シンガポールのような高密度の設置ができず、補充コストと一度きりの需要が採算に合わなかったことです。

    関東・関西にお住まいの方は、IJOOZアプリの地図で近くの稼働中の機械を確認しておくと安心です。

    関東では、池袋のサンシャインシティや池袋駅の周辺などにも設置が案内されてきました。

    最新の動きは公式X(@ijooz_jp)で発表されるので、気になる方はチェックしておきましょう。

    駅で足を止めて、オレンジがころころ搾られていくのを待つあの45秒が好きだった人は、きっと私だけではないはずです。

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