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    池の水全部抜く打ち切り理由は?終わらせたのはやめろ・おかしいと苦情があったため?

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    全国各地の池やお堀を大掛かりに干し上げ、外来種駆除や在来生物の保護を続けてきた「池の水全部抜く」。

    一時期は月1回レギュラーとして大きな話題を呼んだものの、今は不定期放送へと移行し「もう終わりなのか」「やめるのは残念だ」といった声も。

    本記事では、そうした意見が寄せられる理由やレギュラー放送打ち切りの背景を調査・紹介します。

    目次
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    池の水全部抜くのレギュラー放送打ち切り理由は?

    (出典:テレ東)

    少し前まで月1回ペースで行われていたはずのレギュラー放送が、ある時期からパタリと途絶えた印象です。

    視聴者が「やめてしまったのでは」と感じる大きな原因としては、視聴率低下や外来種駆除に伴う賛否など、複数の要素が関係していそうです。

    ここからは、どのような経緯で“打ち切り”と受けとめられるようになったのか、考察を交えて紹介します。

    レギュラー放送打ち切り理由1:マンネリ化していた?視聴率が低下したため

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    「池の水全部抜く」が初放送された2017年1月当初は、大規模に水を抜く光景そのものが斬新でしたね。

    池から飛び出す巨大魚や、不法投棄と思われる大量のゴミ、時には驚きの骨董品など、多様な発見が大きな目玉となったのです。

    ちょっとやらせ感はありましたが。笑

    元々、単発特番として始まった時期には「こんな企画があったのか」と世間が盛り上がり、10%を超える高視聴率を叩き出す回もありましたよね。

    ところが、2018年4月から月1回のレギュラー放送になると、視聴者が新鮮に感じるポイントが少しずつ減り始めたのではないでしょうか。

    ちなみに番組の放送動向に関して軽く振り返ります。

      
    放送回放送期間・時間
    第1回 – 第5回・第7回2017年1月15日 – 11月26日、2018年3月11日(日曜ビッグバラエティ枠)
    第6回2018年1月2日 火曜日 17:55 – 21:00(180分)
    第8回 – 第35回2018年4月22日 – 2020年9月20日 日曜日 19:54 – 21:54(120分・月1回レギュラー放送)
    第36回 – 第47回2020年10月18日 – 2021年10月18日 日曜日 18:30 – 21:00(150分・月1回レギュラー放送)
    第48回 – 現在不定期放送

    「外来種駆除で在来魚を保護する」「怪しげなゴミを発見する」といった流れに大きな変化がなく、回を追うごとに似たような構成と展開だと思われるようになったのです。

    そうした雰囲気が続けば視聴率が伸びづらくなるのは自然な流れだと思いますね。

    ちなみに調査する限り次のような視聴率の推移で、通常時は5~6%ほどで特番では10%を超える感じでした。

    回数視聴率(関東地区・世帯)備考
    通常時平均 5~6%平均的な視聴率
    第1回(2017年1月)8.3%放送後に依頼殺到
    第2回8.1%
    第3回習志野市長から直接依頼あり
    第4回11.8%
    第5回12.8%シリーズ最高(当時)
    第6回(19時~21時の第2部)13.5%正月特番激戦区で裏番組を上回る
    第7回以降平均9%台

    一方で、2018年4月から毎月の放送になると「また池を干すのか」という気持ちが大勢に広がり、視聴者の熱が落ち着いてしまったようです。

    こうしたマンネリ感が、レギュラー放送の維持を難しくした背景として考えられます。

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    レギュラー放送打ち切り理由2:事故?笠松町のロケで在来魚が大量に死亡したため

    2018年に岐阜県羽島郡笠松町の木曽川河畔「トンボ池」で撮影が行われた際、在来魚が大量死するアクシデントが起きたことは知る方も多いのではないでしょうか。

    (出典:テレ東)

    外来生物駆除を名目に大勢のボランティアを募り、水を大幅に減らす掻い掘りを実施したのです。

    ところが、事前準備が不充分だったために捕獲した在来魚を酸欠状態で放置してしまい、あちこちで死んでしまうケースが相次ぎましたね。

    番組が特集を組む際には、大々的なPRで多数の一般参加者を呼び込む傾向がありました。

    しかし、限られたスペースに予想以上の人が入り、水中の酸素が減る上に魚の取り扱いが追い付かないという事態につながったと報じられています。

    「生態系を守るはずの番組で在来魚まで死なせてしまうなんておかしい」「事故ではないか」との苦情が起きたのは無理もない話だと思いますね。

    そうした事件が大きく拡散されると、番組の運営姿勢そのものに疑問を持つ人も増えたようです。

    環境保護活動としてはずが、専門的な配慮が足りなかった事実が露呈してしまったからです。

    こういった問題が相次ぎ表面化すると、番組に参加したい自治体や団体が「本当に大丈夫なのか」と二の足を踏むこともあるでしょう。

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    レギュラー放送打ち切り理由3:外来種駆除や生態系が破壊されると苦情があったため

    この番組は、池干しを行ってブラックバスやアメリカザリガニ、ミシシッピアカミミガメなどを駆除し、在来種の生息環境を守るという姿勢を打ち出していましたね。

    しかし一方で「外来種=悪」というステレオタイプな描き方が過剰ではないかと言われることがあります。

    「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」に抗議の電話が相次いでいるそうですね。 その内容とは釣り愛好家達がバス釣りに利用している池だから水を抜いて欲しくないといった内容ですね。 そこで今回の件について思った事は、ブラックバスは悪くないっすね。 何故かと言うと、僕は都民なんですが週末は渓流や川で釣りに行ったりするんですよね。 そこである時、川でバスが釣れたんですよね。 なので家に持ち帰ってフライにして食べました。 美味しいですよ。 なのでブラックバスは悪くないですね。 皆さんは今回の件についてどう思いますか?

    (出典:Yahoo!知恵袋)

    ちなみに以下のような外来種が登場していました。

    番組で登場した外来種たち
    • カミツキガメ – 北アメリカ原産の特定外来生物で、攻撃性が高く、人や在来種に被害を及ぼす。
    • アリゲーターガー – 北アメリカ原産の大型肉食魚で、池や川での繁殖が問題視されています。
    • ブラックバス(オオクチバス) – 北アメリカ原産の肉食魚で、在来種を捕食し生態系を脅かします。
    • ブルーギル – 同じく北アメリカ原産で、在来種の魚や水生昆虫を捕食するため問題視されています。
    • アメリカザリガニ – 条件付き特定外来生物で、在来種の水草や小型生物に影響を与えます。
    • ミシシッピアカミミガメ – ペットとして持ち込まれたものが野生化し、在来種の生息地を奪っています。

    また、掻い掘りをする際、計画的に進めないと在来種や水性昆虫まで駆除してしまうリスクが高まり、結果的に環境がさらに悪化する場合があるのです。

    地域によっては「水を抜いたら鳥が来なくなった」「逆にアメリカザリガニが爆発的に増え、在来種が減ってしまった」といった事後報告が出てきたとされます。

    そういった情報を目の当たりにした人々が「生態系を乱しているのではないか」「かえって破壊的なのでは」と批判するのは当然だと思われますね。

    外来生物を駆除する一方で、池に残る在来生物を守る方法を十分に確立していなかったことも番組が抱える課題だったようです。

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    レギュラー放送打ち切り理由4:視聴者からの依頼が減ったため

    「池の水全部抜く」は番組スタート当初、地元住民や自治体からの依頼を大々的に受け付け、絶えずロケ地が集まる状態でした。

    依頼が絶えなかった背景には「テレビで取り上げてくれるならありがたい」「池やお堀の外来種問題を解決できるチャンス」という思いがあったと考えられます。

    実際に、番組を通じて池を美しくした成功例も少なくないのです。

    ところが、回を重ねるたびに「似たような場所」が増えやすくなり、視聴者的には「また同じような池なのか」「何度も同じ流れだ」と新鮮さを感じなくなる面がありましたよね。

    そうなると「今うちの町でも同じことをやってほしい」と思う人が減り、番組としてもインパクトのある場所を探しにくくなるのではないでしょうか。

    また、外来生物駆除の活動自体が自治体の管理責任や研究者の協力を要するため、番組的に短いスパンで“目新しい池”をどんどん確保することが難しくなっていった経緯も考えられますね。

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    池の水全部抜くは完全打ち切りじゃない!

    2020年以降も不定期にスペシャル特番として放送されている状況ですが「いつの間にか終わっちゃった」と思った人がいるのは、以前のような月1回ペースがなくなったことによる錯覚です。

    ここでは、かつて同番組が非常に人気を集めた理由や、今でも楽しみにする人が多いその魅力を改めて整理していきます。

    人気の理由は斬新な企画?

    「池の水全部抜く」が初回から大きく注目された大きな理由は、何といっても「見慣れた日本の池が、干上がったらどうなるのか」という壮大さだと思います。

    多くの人は普段、池やお堀の下を覗く機会はありませんし、そこにどんな生き物やゴミがあるのか想像すらつかないですよね。

    大人数のスタッフやボランティアと一緒に池に入っていき、一斉に外来種を確保していく様子には、大迫力がありました。

    さらに、期待を上回る驚きの生き物やアイテムが発見される場合も少なくなかったのです。

    外来種として問題視されるアリゲーターガーやカミツキガメなどの「危険生物」がまさか日本の池に潜んでいるとは、思わないでしょう。

    ときには江戸時代の瓦や古銭が発掘され、歴史ロマンを感じさせてくれる回もありました。

    大物有名人がロケに参戦し、泥だらけになりながら必死に探索する姿が映ると、視聴者も釘付けになったのではないでしょうか。

    ・車のナンバープレートや大量の財布が出てきた事例
    ・初回放送で出現した巨大ライギョの迫力
    ・毎回登場する池の主のような巨大コイ

    そうした印象的なエピソードを通して、番組には熱心なファンがついていましたよね。

    最後には、外来種を専門家が引き取り、在来魚を大切に扱う流れも「SDGsに則った善行番組」という見方をされやすかったのではないでしょうか。

    youtubeを見ても池の水を全部抜く企画って人気のようですね。

    番組がおすすめな人って?

    外来生物の捕獲シーンが多いため、生き物や自然環境問題に関心がある人にとっては最高の番組なのではないでしょうか。

    そもそも、希少生物や絶滅危惧種が救出されるケースもあり、生態系の不思議を目の当たりにする貴重な機会です。

    さらに、ドキュメンタリーテイストとバラエティ要素が融合しているため、泥まみれで池に挑む出演者の姿にワクワク感を覚える方も多いと思いますね。

    「池の底にいったい何が眠っているのか」という想像だけで楽しいですし、時には事件性のある物品や歴史的なお宝が見つかるケースもあってワクワクしますよ!

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