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    キルミーベイベー声優死亡説が怖い!2期がない本当の理由についても調査

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    キルミーベイベーは、2012年にアニメが放送されるや否や一部のファンから絶大な支持を受けた作品。

    ソーニャちゃんとやすなのコミカルで少しバイオレンスな掛け合いが魅力的で、多くの人が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

    ところが「声優が亡くなった」という衝撃的な噂が広まったり、「2期はまだか」と待望論が絶えなかったりと、何かと不穏な話題がある作品です。

    目次
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    キルミーベイベー声優死亡?なぜ誤解されたのか考察

    (出典:Google)

    検索結果にもありますが、「キルミーベイベーの声優さんが亡くなったらしい」という情報を見かけたという人もいたようです。

    調べれば誤情報だとわかるのですが、どうしてここまで広く信じられてしまったのでしょうか。

    調査する限り次のような理由が挙げられそうです。

    声優死亡説が上がる理由1:呉織 あぎり役の高部あいが麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕、解雇されたため

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    (出典:TBS)

    声優死亡説が流れた大きな要因としては、「呉織あぎり」を演じていた高部あいさんの逮捕劇があまりにもインパクトが強かったことが挙げられるのではないでしょうか。

    逮捕と同時に所属事務所(オスカープロモーション)から解雇されたという報道が出たため、そのまま芸能界から完全に姿を消す結果に。

    高部あいの現在って?

    2015年10月27日にコカイン所持の疑いで逮捕されたが、最終的に不起訴処分となった。

    →所属していた事務所「オスカープロモーション」を契約解除。

    →出演予定だったドラマや仕事をすべて降板。

    →社会的制裁を受け、芸能界を引退。

    その後、2017年に弁護士の男性と結婚。

    →結婚当時に妊娠していたことが報じられた。

    →2018年に第1子を出産。

    家庭を中心に生活し、芸能活動には復帰していない。

    →「二度と芸能界には戻らない」と明言し、公の場にはほとんど姿を見せていない。

    →一部の報道では、都内の高級マンションで暮らしているとされている。
    ※現在の職業や具体的な活動については公開されていない。

    いくら作品がコミカルでも、出演者の逮捕というニュースは重々しいですし、ファンに強いショックを与えたようです。

    ・高部あいさんが逮捕直後に所属事務所を解雇された
    ・自宅での違法薬物所持や使用の疑いが持たれた
    ・妊娠もしていたと報じられ、芸能活動に戻る気配が一切なくなった

    こうした報道の衝撃で「姿を見せない=亡くなったのでは?」と極端な捉え方をする人が出てきた可能性が高いのです。

    結果的に「キルミーベイベーの声優が死んだらしいよ」という物騒な話になってしまったようですね。

    実際には死亡事故や病気などではなく、違法薬物関連のスキャンダルによる芸能界引退だったのですが、一部のファンにとってはそれ以上にショックが大きかったのかもしれません。

    話題性が高かったため、瞬く間に誤情報が広がったと考えられます。

    そして、高部あいさんはあぎり役として独特の間の抜けた話し方やゆるい雰囲気がキャラクターイメージにピッタリだったため、多くの視聴者に印象深かったのではないでしょうか。

    ちなみに呉織あぎりはこんなキャラでしたね。

    名前呉織あぎり(ごしきあぎり)
    登場作品『キルミーベイベー』
    声優高部あい(アニメ版) / 篠田みなみ(きららファンタジア)
    所属ソーニャと同じ暗殺組織
    特徴 忍者。黒紫のロングヘアで瞳の色は赤紫。糸目で掴みどころがないが、おっとりした性格。
    やすなたちの学校に潜んでおり、忍術を駆使(胡散臭い技が多い)。
    時に本物の忍術を使用。
    性格・行動 のんびりした口調、語尾が伸びる。
    金欲が強く、インチキな巻物やアイテムを売りつけることも。
    神出鬼没で、やすなとソーニャの危機には力を貸す。
    趣味・活動 元忍者同好会の部室に潜む。テーマパーク経営の忍者仲間がいる。
    やすなとソーニャを誘うも、大抵二人は酷い目に遭う。
    外見的特徴 デフォルメ体形ながら胸が描写される場面が多い。
    BD/DVDジャケットでは巨乳であることが判明。
    余談 髪型は初期にツンツンしていたが、現在は左右対称の犬耳のように変化。
    自宅は忍者屋敷でカラクリが仕込まれている。
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    声優死亡説が上がる理由2:怖い?ソーニャちゃんの死亡回があったため(原作7巻・84P〜)

    (出典:Yahoo!知恵袋)

    キルミーベイベーの原作漫画は、カズホさんによる4コマ作品。

    普段はゆるい日常ギャグがメインですが、なかにはホラー風味の回も含まれているのですよね。

    「ソーニャちゃんが死んでしまったのでは?」と言われる不穏な回として語り継がれているのが、原作7巻の84ページ付近です。

    やすなとソーニャちゃんが心霊スポットを訪れた際の出来事として

    ・金庫の中に血まみれのソーニャちゃんが座っている描写
    ・やすなの背後にもソーニャちゃんらしき姿が見え隠れ
    ・最後のコマでソーニャちゃんの顔が黒塗りになり死亡したと思われた

    という展開があり、この回を読んだファンの間で「本当にソーニャちゃんが死んでしまったのか」と大騒ぎになったのです。

    そもそもキルミーベイベーはギャグ漫画なので頻繁にキャラクターがドタバタと倒れたり怪我をする描写があっても、わりと大丈夫なイメージがありました。

    (出典:ABEMA)

    ところが、この回では血みどろや廃墟などホラー要素が濃厚に盛り込まれていましたので「キルミーベイベーでここまでやるとは思わなかった」と驚いた人もいたのではないでしょうか。

    この「ソーニャちゃん死亡疑惑」は原作のギャグ要素を飛び越えてネットで独り歩きし、キルミーベイベー=怖い回がある=登場キャラも死ぬ?というイメージにつながったようですね。

    ちなみにもちろんオチがあり、死亡はしておらずほっこり回として終了しました。

    この回について一言で説明しますと・・・ “かつてスルメの加工工場(ココ重要w)があった近所の廃アパートの中 (心霊スポットとの噂あり)を探索しようと入り込んだやすな&ソーニャ が体験する身の毛もよだつ少々アレな心霊現象の数々” です! ネット上では「ソーニャが氏んだ」と話題になりましたが、氏んだのは “ソーニャの双子の姉・ターニャ” です。 ←ネタバレありますw P.S.個人的感想としましては・・・ この “物議をかもした「心霊スポット回」” は、なんつ~か全編を通して 『 不安の種 』 みたいなエピソードでした(爆) 「ん゛む゛うっ」

    画像

    (引用:Yahoo!知恵袋)

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    声優死亡説が上がる理由3:「キルミーベイベーは死んだんだ」とネットスラングが広まったため

    そもそもこの作品には「キルミーベイベーは死んだんだ」というネットスラングも存在しています。

    これは、アニメ化された当初にBlu-ray・DVDの売上が伸び悩み、いわゆる“爆死”というレベルだったことをきっかけに2ちゃんねるなどで生まれた言い回しです。

    さらに、作品が放送終了してからは若干のブームが再燃し、円盤BOXがそこそこ売れるという経緯もあったのですが、「死んだんだ」というフレーズだけが一人歩きした形になっているのです。

    このネットスラングは「作品としての人気がなくなってしまった」「製作委員会的に終わった存在」というニュアンスで使われていたと思われます。

    しかし、それを素直に「本当に死んでしまった」と勘違いする人がゼロではなかったようですね。

    SNSではダークジョークが次々拡散される傾向があるので、いつの間にか「声優さん死去説」と結合されてしまったのではないでしょうか。

    実際のところは、キルミーベイベーの放送後もコミックやキャラクターソングなどはしっかり残り、作品の人気自体はカルト的な盛り上がりを見せ続けているのです。

    あくまでジョークのはずが、誤解を生んでしまったのが残念に思われます。

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    キルミーベイベー2期がない・絶望的な理由

    話を聞いていると、声優さんの逮捕やキャラのホラー描写などなかなか物騒な一面がある作品。

    しかしファンの間では、アニメ2期を待ち望む声も非常に多く見られます。

    では、なぜ10年以上たった今も2期が実現しないのでしょうか。

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    Blu-ray/DVD等の売上が686枚?後半で追い上げたがそれでも低いため

    (出典:Amazon)

    まず1期のときに“伝説”とまで言われたのが、円盤の売上なのです。

    初動が686枚という数字は当時のアニメ界ではあまりにも厳しく、「これはもう2期なんて無理だろう」と言われても仕方がないレベルではないでしょうか。

    後半巻で多少売上を伸ばしたものの、合計しても他の人気アニメと比べるとかなり少ない部類に入るのですよね。

    アニメを作るには、製作委員会がかなりの費用を投じる必要があるのです。

    スポンサーへの還元を円盤やグッズ販売である程度まかなう仕組みである以上、もし大きく予算を回収できなかったとなると、続編への投資はリスキーだと思われがちなのですよね。

    項目内容
    Blu-ray 第1巻初動売上686枚(2012年3月発売)
    Blu-ray 全6巻 平均初動約700枚前後
    Blu-ray BOX初動4055枚、累計5741枚(2013年12月発売)
    OVA付きベストアルバムCD初動7319枚、累計9564枚(2013年10月発売)
    主題歌CD発売3週目で1万枚を記録(オリコン週間ランキング13位)
    他作品との比較 – 鬼滅の刃 無限列車編: 累計107万4170枚
    – ウマ娘 プリティーダービー Season 2: 約19万枚
    – 魔法少女まどか☆マギカ: 約7万枚
    ※キルミーベイベーの売上はこれらと比べて大きな差がある。
    売上低迷の要因 – 視聴者層とのミスマッチ
    – ギャグアニメの特性上、コアなファン層が限定的
    – 放送当時の知名度不足

    キルミーベイベーの場合、当時の評判は作品本編というよりOPとEDの電波ソングで盛り上がったところもあったようです。

    よってキャラグッズを買うほどの層が思ったより伸びなかった可能性があるのです。

    加えて、昨今は動画配信サービスが普及しており円盤の売れ行きだけでは判断しづらい時代とはいえ、当時の売上データを重視するスポンサーが引きぎみになってしまうことは想像に難くないと思われます。

    たとえ今から改めて制作しても、どれほどの採算が見込めるのか疑問視されがちなのです。

    ゲーム版では高部あいから篠田みなみに変更したがスポンサーの目が厳しいため

    2期を制作しようとすると必ず乗り越えなければならない壁として、あぎり役の声優交代問題があると考えられますよね。

    高部あいさんが逮捕され芸能活動を事実上引退したため、きららファンタジア(スマホゲーム)ではあぎりの声優さんが篠田みなみさんに切り替わっているのです。

    篠田みなみさんの演技が上手くキャラクター性を損なっていないという評判はありますが、やはり「逮捕」による交代と聞くとスポンサーのイメージは良くないのではないでしょうか。

    テレビアニメとして2期を放送する際には、新キャストを全面に押し出すかたちになりますし、過去の出演者が起こした事件の影響を懸念する声が出ても不思議ではないと思います。

    何より、事件の再燃を怖れて避けるスポンサーもいるのではないでしょうか。

    アニメ制作には多額の費用がかかる以上、企業のイメージ戦略が大きく絡むことは否定できないのですよね。

    1期が綺麗にまとまっていたため

    (出典:ABEMA)

    さらに、1期の最終回がある意味とても綺麗にまとまっていた点も2期を遠ざける理由かもしれません。

    最終話では、やすなとソーニャちゃんの友情と凸凹感がしっかり表現され、バタバタしつつも明るい締め方をしていたのです。

    「ここで終わるなら満足」という声が多いのではないでしょうか。

    以下のように続編を匂わす感じでは終わっていなかったです。

    話数サブタイトル内容
    第1話いぬをしのびてさくらさく やすなが学校でソーニャと遊ぼうとするも、殺し屋らしい反撃を受ける。
    忍者あぎりも登場し、犬の話題で盛り上がる一日。
    第2話わざぬんちゃくでくまふうせん やすなが学校でソーニャにちょっかいを出すが、ぬんちゃくを使った技に巻き込まれる。
    くまの風船が登場するエピソード。
    第3話えすぱのろえばあめずもう やすなとソーニャが学校で占い(エスパー)に挑戦する。
    雨の中での相撲が話題となる。
    第4話あいするすいかよがしかく やすながスイカをテーマに話題を展開。
    ソーニャと一緒にヨガに挑戦し、独特な日常を過ごす。
    第5話むしをまつりてうみにんぎょう 学校で虫の話題をめぐり、やすなとソーニャが意見を交わす。
    海に人魚が出てくるような空想の話も交じる。
    第6話へそからくりでてるごおり やすながソーニャにからくりを見せると言い出し、学校で面白い仕掛けを披露。
    途中でかき氷の話題に発展。
    第7話ぶんかおてだまできばせん 文化祭の話題を中心に、ソーニャやあぎりと共に学校内でお手玉大会が開催される。
    競技に盛り上がる一日。
    第8話はまりかなでりつきささり やすなとソーニャが一緒に楽器の演奏に挑戦。
    しかし、不器用なやすなが問題を引き起こす。
    第9話つりつちのこしわすれえだ ツチノコをテーマにした会話が広がり、やすながツリースポットを提案。
    ソーニャも巻き込まれる展開。
    第10話さんたつららてゆきだるむ やすなとソーニャが冬の季節感を楽しむ回。
    サンタクロースや雪だるまが話題に上がる。
    第11話ふろたこもちてはつゆめし やすなが初夢を語り、ソーニャを巻き込んでタコ焼きやお餅を楽しむ日常。
    初夢の話題が展開される。
    第12話ちょこがねむけてけがしっぷ やすながチョコレートを持ち出してソーニャと話すが、最後はけがをしてしまう騒動へ。
    眠気をテーマに展開。
    第13話きるがみーしてべいべする やすながソーニャに最後のイタズラを仕掛ける。
    二人の掛け合いの締めくくりとなる最終話。

    どこまでいってもギャグ中心の作品なので、無理に引き伸ばしてクオリティを下げるリスクを取らないほうが賢明と判断されたのではないでしょうか。

    原作ストック自体はまだあるのですが、わざわざ再びアニメ化を狙うほどの大きな動きは出てこないのが現状のようです。

    ひとたび作られたアニメが大きな成功を収めず、さらにはメインキャストの不祥事があった以上、2期を再始動させるだけのモチベーションがなかなか生まれにくいと考えられますね。

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