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    クスリのアオキ閉店ラッシュなぜ?危ない?退職勧奨の噂も調査

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    北信越を地盤に全国へと店舗網を広げてきたドラッグストア「クスリのアオキ」ですが、最近SNSや検索で「閉店ラッシュ」というキーワードがよく目立つようになりました。

    実際に近所のクスリのアオキが閉店して驚いた方も多いのではないでしょうか。

    本記事では、クスリのアオキの閉店ラッシュは本当なのか、その理由や退職勧奨をめぐる過去の動き、業界全体の閉店事情まで、最新の一次情報をもとに調査・紹介していきます。

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    クスリのアオキの閉店ラッシュなぜ?危ない?

    まずは前提として、クスリのアオキの店舗数の動きを時系列で見てみます。

    年月総店舗数主なトピック
    2007年100店舗達成石川県金沢市「玉鉾店」出店
    2017年500店舗達成設立から32年で500店突破
    2024年12月約950店舗ハッピーテラダなど買収発表
    2025年2月末ドラッグストア960店舗スーパー含めグループ拡大
    2025年3月12日1,000店舗達成千葉県市原市の「馬立店」開店で大台到達
    2025年5月期末1,036店舗売上高5,014億円(前期比14.6%増)
    2026年5月期上期1,082店舗・調剤併設率65.0%北信越が売上比率42.4%

    40年で1,000店を突破し、現在も増え続けています。

    それでも閉店ラッシュと言われるのは、新店オープンの裏で確かに閉店も目立っているからです。

    次のようなものが理由として考えられます。

    閉店理由1:既存店をフード&ドラッグ大型店へ建替え・移転するため

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    クスリのアオキが推し進めている主力業態は、生鮮食品まで揃えた「フード&ドラッグ」というスタイルです。

    既存店でも生鮮品の品ぞろえを強化する改装を進め、医日用品まで1カ所で買い物をしたい人の需要を取り込んでいます。

    古い小型店をいったん閉店して生鮮対応の大型店に建て直す、という流れが今とても多いのです。

    店舗名所在地閉店日内容
    クスリのアオキおおつ野店茨城県土浦市2022年1月23日移転リニューアル予定
    クスリのアオキ田中町店静岡県富士宮市2025年8月31日改装による一時閉店
    トップマート都町店千葉県千葉市2025年12月20日建替予定
    クスリのアオキラスパ白山店石川県白山市2026年4月30日立地見直し

    クスリのアオキ田中町店は店舗改装工事のため、2025年8月31日に閉店し、2026年冬頃のオープンとなっています。

    同じように能町店も2024年12月に6日間の改装休業を行うなど、頻繁に売場リニューアルが行われています。

    個人的には、ただの閉店ではなく「より大きく便利になって戻ってくる」ケースが多いと知ると、ちょっと安心しちゃいますね。

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    閉店理由2:M&Aで取得した食品スーパーをクスリのアオキ業態へ作り直すため

    近年クスリのアオキは、北陸のナルックスや京都のフクヤから始まり、東北のフレッシュフードモリヤ、千葉のトップマート、滋賀のハッピーテラダ、香川のミワ商店(PiCASO)など、地場の食品スーパーを次々と買収しています。

    譲り受けた店舗は、いったん閉店してから「クスリのアオキ」のフォーマットへ作り替えられる方針のため、結果的に「閉店ラッシュ」のように見えるようです。

    店舗名エリア閉店日経緯
    トップマート全店千葉県2025年2月24日旧法人廃業、クスリのアオキへ転換
    フレッシュフードモリヤ等35店東北4県2025年2月24日まで伏見屋・本間物産系の譲渡
    トップマート都町店千葉市2025年12月20日建替予定
    フレッシュバリュー上原店2025年12月8日付公表アオキ業態転換
    トップマート津田沼店千葉県習志野市2026年3月20日同年秋にクスリのアオキ津田沼店へ転換

    トップマート8店舗のうちほとんどはクスリのアオキHDがリニューアルし、生鮮食品や医薬品を扱うドラッグストアに転換する方針です。

    再オープンの時期は最も早い店舗で4月下旬から5月上旬を予定していたと報じられています。

    個人的には、地元で愛されてきたスーパーの看板が消えるのは寂しい一方で、生鮮も薬も日用品も1か所で揃う便利さに変わるなら、地域の人にとってはありがたい話だなと感じます。

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    閉店ラッシュなの?過去に閉店した店舗例

    実際にどの程度の規模で閉店しているのか、判明している主なクスリのアオキの閉店店舗を時系列でまとめてみました。

    ・2022年8月20日:クスリのアオキ高坂店(埼玉県東松山市)閉店
    ・2022年8月20日:クスリのアオキ御経塚店(石川県金沢市)閉店
    ・2022年8月20日:クスリのアオキ一色店(愛知県西尾市)閉店
    ・2022年8月20日:クスリのアオキ高宮店(滋賀県彦根市)閉店
    ・2023年1月29日:クスリのアオキ新旭店(滋賀県)閉店
    ・2023年7月20日:クスリのアオキ忍海店(奈良県葛城市)閉店
    ・2023年12月5日:クスリのアオキ曽我店(奈良県橿原市)閉店
    ・2024年3月31日:クスリのアオキ宮野店(富山市婦中町)閉店
    ・2024年中:クスリのアオキ穴水店、波崎店ほか閉店
    ・2025年8月31日:クスリのアオキ田中町店(静岡県富士宮市)改装閉店
    ・2025年12月5日:クスリのアオキ沢津店閉店
    ・2026年2月25日:クスリのアオキ魚津店、新宿店閉店
    ・2026年3月31日:クスリのアオキ一宮住吉店・一宮住吉薬局閉店
    ・2026年4月30日:クスリのアオキ泉店、成町店、ラスパ白山店閉店
    ・2026年5月20日:クスリのアオキいわき泉店閉店(市内最南端の店舗)

    数だけ見ると多いのですが、同じ期間に新店オープンも毎期100店ペースで進んでいるため、純粋に店舗を減らしているわけではないのが特徴です。

    個人的には、毎月のように閉店情報が出ると驚きますが、内訳をたどると建替えや移転、業態転換が大半で、いわゆる「経営が危ない」状態とは別物だなと感じました。

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    クスリのアオキだけじゃない!ドラッグストアが閉店ラッシュ

    実はドラッグストア業界全体で、新店出店と並行して不採算店舗の閉店が増えています。

    各社で確認されている代表例をまとめました。

    ・2024年5月15日:ツルハドラッグ系列15店舗が一斉閉店(不採算店)
    ・2025年5月31日:ツルハドラッグOTC複数店閉店
    ・2024年度通年:サンドラッグが68店舗閉店、73店舗新規出店
    ・2025年12月1日:ウエルシアとツルハが経営統合、店舗整理が加速
    ・2026年1月:統合前ツルハグループ閉店4店、ウエルシアグループ閉店9店
    ・2026年2月:統合前ツルハ8店閉店、ウエルシア9店閉店
    ・2026年3月時点:マツモトキヨシグループ閉店8店
    ・2025年〜2026年:複数のスギ薬局店舗が後発調剤体制加算等の届出辞退

    業界トップのウエルシアと2位のツルハが2025年12月1日に経営統合し、売上高2兆円を超えるメガドラッグが誕生したことで、重複店舗の整理や立地競合の見直しが進んでいる、と業界紙でも報じられています。

    個人的には、街中で同じ系列のドラッグストアが2軒並んでいるような立地もあって、再編で1軒に集約されるのは時代の流れかなぁと感じました。

    退職勧奨も。物価高や少子高齢化などクスリのアオキの今後について個人的に思うこと

    クスリのアオキは2025年5月期に売上高5,014億円・純利益177億円(前年比45%増)と、業績は絶好調です。

    2026年5月期は売上高12%増の5,600億円、2035年5月期に売上高1兆円を目指す中期計画も発表しており、攻めの姿勢を崩していません。

    項目2024年5月期2025年5月期2026年5月期予想
    売上高約4,373億円5,014億円(+14.6%)5,600億円(+12%予)
    営業利益約186億円266億円(+43.3%)増益基調
    総店舗数約930店舗1,036店舗1,082店舗(上期実績)

    物価高や少子高齢化で消費が縮こまる中でも、生鮮を組み合わせたフード&ドラッグは「1か所で買い物を済ませたい」高齢者や共働き世帯の支持を集めています。

    2026年1月にはイオンとの業務提携を解消し、創業家による単独路線を選びました。買収防衛策も導入され、独立路線で歩んでいくことを株主総会でも改めて表明しています。

    噂となっている退職勧奨については、2019年に育児短時間勤務中の従業員への退職勧奨をめぐる労使紛争で、東京都労働委員会において和解した過去があります。

    これを受けてクスリのアオキは女性管理職比率を2030年5月期までに25%以上にする目標を掲げるなど、労働環境の改善にも動き始めています。

    個人的には、急成長企業ならではの「ひずみ」も口コミでは語られていますが、業績・店舗網の拡大スピードはむしろ加速しているので、しばらくは閉店ラッシュ=ピンチではなく、進化のための入れ替え期と捉えてもよさそうだなと感じました。

    向いている人

    ここまで読んでいただいた方の中には、「結局自分の家の近くでクスリのアオキを使い続けて大丈夫?」と気になる方もいるはず。クスリのアオキは、こんな人に特に向いていると感じました。

    ・北信越・北関東・東海エリアにお住まいの人
    ・生鮮食品と医薬品をまとめ買いしたい人
    ・調剤薬局併設店で処方箋もすぐ受け取りたい人
    ・郊外住宅地で車で買い物に行く人
    ・地域密着型でこまめにチラシをチェックしたい人

    他ドラッグストアチェーンと比較しても北信越エリアが特に強く、食品の取り扱いが多いのも嬉しいポイントです。

    項目クスリのアオキウエルシア×ツルハマツキヨココカラスギ薬局
    強み生鮮+医薬品の一体型規模・PB商品の品揃え美と健康・都心型調剤併設率業界トップ(79.9%)
    主な地盤北信越42.4%・東海16.3%全国都市部・関東関西・関東
    調剤併設率約65%ウエルシア77.3%中程度約79.9%
    店舗フォーマットフード&ドラッグ小商圏型大型・郊外含む多様美容・健康特化型駅前+ロードサイド
    価格戦略食品スーパー競合価格EDLP寄りやや高価格帯標準

    個人的には、近所に複数のドラッグストアがある方こそ、生鮮の品揃えやチラシ価格、調剤の待ち時間など、自分のライフスタイルに合うお店を選び比べるのが一番賢い使い方だと思います。

    クスリのアオキは「日々のごはんも薬も1軒で済ませたい」というニーズにバッチリ合う、頼もしい味方になってくれるはずです。

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