まいどおおきに食堂ですが店舗が減ってしまったと噂されています。
今回はそんな理由について調査しました。
まいどおおきに食堂が閉店ラッシュ?閉店する店舗はなぜ?
調査すると閉店の背景には次のような理由が挙げられるようです。
理由1:コロナによるデリバリー対応の遅れ
まいどおおきに食堂が閉店する大きな理由の一つは、デリバリーサービスへの対応が遅れたことです。
今や、食事の注文はスマホ一つで簡単にできる時代。
多くの飲食店がオンライン注文システムを導入し、顧客の利便性を高めています。
しかし、まいどおおきに食堂はこの流れに遅れをとり、デリバリー市場でのシェアを他の競合に奪われましたね。
さらに、デリバリーサービスの導入はコスト削減にもつながります。
従業員を配置する必要が少なくなり、経営の効率化が図れるのです。
しかし、まいどおおきに食堂がこの点で躓いたことで、経営の圧迫が加速。
このように、時代の変化に適応しきれないビジネスモデルは、顧客ニーズとの乖離を招き、結果的に閉店につながるのではないでしょうか。
現代の飲食業界では、デリバリー市場の成長は無視できないトレンドです。
特に若い世代では、外出せずに家で食事を楽しむ文化が根付いています。
まいどおおきに食堂がこの市場に適応できなかったことは、時代のニーズを捉えられなかった明確な証拠ですよね。
今後の飲食業界では、こうしたデジタル化の流れに敏感になることが、生き残りの鍵を握っていると言えるでしょう。
理由2:都市部店舗の客離れ
まいどおおきに食堂の都市部店舗が直面している大きな問題は、客足の減少です。
これは、ライフスタイルの変化や都心のオフィスワーカー数の減少に起因しています。
特に、新型コロナウイルスの流行により、多くの人々がリモートワークを選択し、都心部への通勤者が減少しました。
通勤時に利用する機会が減ることで、飲食店への影響は避けられない現実ですね。
テレワークが一般化し、昼食を自宅や地元で取る人が増えたことも、都心の飲食店にとって大きな打撃となりました。
さらに、まいどおおきに食堂は、手頃な価格で家庭的なメニューを提供していたため、オフィス街のランチタイムに大きく依存していたのです。
このような状況下では、客数の減少は避けられず、収益への影響が大きくなりますよね。
加えて、新しい食文化の台頭も見逃せません。
健康志向やエシカル消費など、新しいトレンドに敏感な若年層が増えている中で、伝統的な食堂スタイルのまいどおおきに食堂は、時代のニーズに合わせることが難しくなっています。
都心部の店舗は、特にこのような変化に迅速に対応する必要があるのではないでしょうか。
理由3:物価高や人件費の高騰
まいどおおきに食堂が直面しているもう一つの大きな問題は、物価の上昇と人件費の高騰です。
経済全体の変動に伴い、食材費や運営コストが年々上がっています。これが直接的な経営コストの増加に繋がり、店舗運営が難しくなっているのです。
特に、原材料の価格上昇は飲食業界全体に影響を及ぼしています。
野菜や肉類などの主要食材の値上がりは、メニュー価格の見直しを迫られるケースも。
現に以下のようにメニュー価格を見直しており、値上げに対して高いとの声も聞かれます。
2024年時点での価格は以下ですが以前よりも20円近く値上がりしたとの声も聞かれます。
メニュー | 価格(税込) |
---|---|
さば塩焼き | 320円 |
縞ホッケ | 550円 |
メンチカツ | 240円 |
唐揚げ | 380円 |
豚ロース生姜焼き | 450円 |
白飯(大) | 300円 |
白飯(中) | 240円 |
白飯(小) | 200円 |
最新の価格は公式サイトでご確認ください
ただ、価格を上げると顧客の足が遠のくリスクもありますよね。
また、最低賃金の上昇や労働環境改善の必要性から、人件費も増加傾向にあります。
従業員に適切な報酬を払うことは重要ですが、これが経営負担となることも少なくありません。
これらのコスト増加は、特に中小規模の飲食店にとって大きな課題となっています。
まいどおおきに食堂も、これらの経済的圧力に耐えきれず、多くの店舗を閉店に追い込まれているのではないでしょうか。
まいどおおきに食堂はどのくらい閉店しているの?
まいどおおきに食堂の閉店の状況は、実に気になるところです。
2007年8月時点では579店と全国的にかなり店舗数を増やしていましたが、2023年現在は324店舗(まいどおおきに食堂278店舗、さち福や46店舗)まで落ち込んでいます。
全盛期のというところでしょうか。確かに閉店ラッシュと思われても仕方ないですね。
特に、新型コロナウイルスの流行は大きな影響を及ぼしました。夜間の売上げが主力であった居酒屋業態では、売り上げが激減。
これに対応するため、令和3年1月には新しい喫茶店「ピノキオ」を立ち上げたものの、閉店の波は収まらない状況です。
このように、まいどおおきに食堂は数多くの店舗を閉店せざるを得ない状況にあり、その背景には新型コロナの影響だけでなく、デリバリーサービスの遅れや都市部店舗の客離れなど、様々な要因が絡み合っているのです。
まいどおおきに食堂が人気の理由
まいどおおきに食堂の人気の秘訣は、その手軽さとコストパフォーマンスの高さにありました。
例えば、玉子焼が310円、さばの塩焼きが320円、メンチカツが240円など(店舗によって価格は多少異なります。)お手軽で美味しいメニューが多く、和食好きのサラリーマーンや女性、年配の方など多くの方で賑わっていますね。
お客さんが気軽に立ち寄れる親しみやすい雰囲気が特徴で、家族連れから一人客まで、幅広い層に愛されていましたね。
さらに、バラエティ豊かなメニューは、どんな食べ物を好む人にも対応できる柔軟性を持っていました。
これらの要素が合わさり、多くの人々に選ばれる食堂となっていたわけです。
そしてもう一つは、価格が手頃である点。
家庭的な味をリーズナブルな価格で提供することで、日常的に利用する人々にとって、まいどおおきに食堂は欠かせない存在だったのではないでしょうか。
まいどおおきに食堂はどんな人に向いている?
まいどおおきに食堂は、その手軽さと美味しさで、多様な顧客層に支持されていました。
特に、忙しいサラリーマンには、短い昼休みにさっと美味しい食事ができるところが魅力的だったでしょう。
また、家族連れにも好評で、子どもから大人まで楽しめるメニューの豊富さが人気の秘訣でした。
学生や高齢者にも、リーズナブルな価格で栄養バランスの取れた食事が提供されていた点が、評価されていたと考えられます。
このように、まいどおおきに食堂は、どんなライフスタイルの人々にもフィットする食堂として、広く愛されていたのです。