2020年からYouTubeを通じて怪談説法を展開し、一躍人気を集めた三木大雲さん。
仏教界に新しい風を吹き込んだ革新的な手法が注目を集めていますね。
しかし最近では引退との噂もあるようです。
(出典:Google)
三木大雲が引退と誤解される理由とは?
引退理由が気になる人が一定数いるようですが、三木大雲さんは引退していません。
日蓮宗の伝統と現代のメディアを融合させた活動を展開してきた三木大雲さん。
引退説が浮上した背景には、様々な要因が隠されているようです。
引退と噂される理由1:OKOWAを引退したため
ジャンル不問で世界一怖い話をするのは誰かを決める対戦形式の大会「OKOWA(おーこわ)」。
YouTubeとニコニコ生放送で生配信されている番組「おちゅーんLIVE!」司会の松原タニシさんが「世界で一番怖い話を話せる人間だけが持てるベルトを作ろう」と提案し、この大会は生まれました。
三木大雲さんはその2018年初代チャンピョンになっており、2回目からは挑戦者を決める大会を行いタイトルマッチでチャンピオンベルトを防衛していく形式で進めていました。
三木大雲さんは2回防衛を成功したのですが、その後引退を表明。
引退理由は公表されていないものの、引退後に他の活動を積極的に行なっているため、他事業に専念するため引退された可能性はありそうですね。
2019年:著書『続・怪談和尚の京都怪奇譚』を執筆
2020年:著書『続々・怪談和尚の京都怪奇譚』を執筆、YouTubeチャンネル「三木大雲チャンネル」を開設
2022年:著書『怪談和尚の京都怪奇譚 宿縁の道篇』を執筆
ちなみにOKOWAは2022年5月5日をもって終了しています。
(終了:OKOWA)
引退と噂される理由2:怪談に対して嘘っぽい、胡散臭いと感じる人がいるため
怪談説法という独自の布教スタイルは、多くのファンを魅了する一方で、懐疑的な声も上がっているのですね。
愛犬家連続殺人事件の犯人との出会いや、大黒様からのお告げによる宝くじ当選といったエピソードの信憑性を疑問視する意見も出ているようです。
住職という立場と怪談という娯楽性の高いコンテンツの組み合わせに違和感を覚える人々もいるのではないでしょうか。
しかし、三木大雲さんは京都日蓮宗布教師会法話コンクールで最優秀賞を受賞するなど、その実力は高く評価されているのですよね。
引退と噂される理由3:YouTube活動による過度な多忙のため(住職を引退?)
三木大雲さんのYouTubeチャンネルは、2020年の開設以来、驚異的な成長を遂げているのですね。
2024年12月時点で登録者数37.2万人、総再生回数6,500万回以上という数字が、その人気ぶりを物語っているのですよ。
コヤッキーさんとのコラボや台湾での撮影など、精力的に活動を展開する一方で、お寺の運営や法務もこなさなければならない状況だったのです。
さらに怪談グランプリやOKOWAチャンピオンシップでの優勝など、各種イベントでも実績を残してきたのですね。
日々の法務に加えて、以下のような多岐にわたる活動をこなしてきました。
- テレビ・ラジオへの出演
- 怪談イベントでの講演活動
- 文藝春秋からの書籍出版
- YouTubeコンテンツの企画・撮影
そのため、メディア活動を引退するのではなく、住職を引退するのではと噂があがった可能性はありますよね。
理由4:寺院の修繕事業への注力や住職としての本来業務への回帰が予想されたため(インフルエンサーを引退?)
(出典:CAMPFIRE)
蓮久寺の修繕費用として約3,000万円が必要な状況となり、クラウドファンディングを実施するなど、寺院の維持管理に大きな課題を抱えているようですね。
明治と昭和に小規模ながら一部修繕工事が行われていましたが蓮久寺全体の大規模な修繕が必要になっており、寛文元年7月(1661)の創立以来、約360年ぶりの大工事とのこと。
お寺の修繕には多額の費用が必要となりますが、三木大雲さんは「多くの方に関わってもらいたい」という思いから、クラウドファンディングという形を選択したのです。
実際、2ヶ月で目標額の約9割である27,649,000円を集めました。
・本堂の改修及び耐震補強
・山門の改修及び耐震補強
・仏像修復
・仏具の修復
・駐車場の整備等
総工費:約2億円の一部
そうした背景から修繕後、住職としての活動が中心になると誤解した人もいるのかもしれません。
三木大雲に相談したい場合はどうすればいい?
三木大雲さんへの相談ニーズは年々高まっており、怪異現象や人生相談など、様々な悩みが寄せられているようです。
相談方法ですが以下の2つになるようですね。
- 蓮久寺に行って相談する
- イベントに参加時に相談する
蓮久寺に行って相談する
相談方法ですが過去には公式アカウントの問い合わせからがベストだったのですが、終了してしまったため、どうしても相談したい人は蓮久寺への問い合わせが良いようです。
ただ、蓮久寺へのお電話等、直接のご連絡は控えるよう書かれていたので、現地にいって聞いてみると良いでしょう。
京都市下京区藪ノ内町607 JR嵯峨野線「丹波口」駅から徒歩8分
阪急京都線「大宮」駅から徒歩14分 京都市営バス「大宮五条」から徒歩2分
※バスの場合は京都市営バス「大宮五条」より徒歩2分
相談内容は多岐にわたるようですが、主に以下のようなケースが多いようです。
- 不可思議な現象に関する相談
- 心霊現象についての質問
- 人生相談や悩み事の相談
- お寺の行事や法要に関する問い合わせ
イベントに参加時に相談する
(出典:Lit.Link)
三木大雲さんは定期的に色々な場所でイベントを開催しています。
チケットは3,000〜5,000円ほどのことが多く、参加した際に相談できるタイミングがあればすることをお勧めします。
三木大雲についておさらい!結婚しているの?
ここからは三木大雲さんのプロフィールや活動内容について、振り返ります。
結婚している?
三木大雲さんは既婚者であるとの情報もあるようです。
しかし、家族に関する詳細な情報は公表されていないのです。
これは当たり前ですが寺院関係者としての立場や、家族のプライバシーを考慮してのことと考えられます。
京都市で寺の次男として生まれ、立正大学仏教学部で学んだ後、2005年に蓮久寺の第38代住職となった経歴の持ち主です。
実家は兄が継いでおり、自身は各地を流浪した経験も持っているのですね。
インドでの修行経験もあり、そこでの体験が現在の活動にも影響を与えているのではないでしょうか。
特に死や病気の匂いを感知する特殊な能力についても言及されており、これが怪談説法の背景にもなっているようです。
どんな人?概要をおさらい
三木大雲さんの活動実績は以下の通りとなっています。
受賞歴
- 2014年:第5回稲川淳二の怪談グランプリ 優勝
- 2010年:第2回稲川淳二の怪談グランプリ 準優勝
- 2013年:第4回稲川淳二の怪談グランプリ 準優勝
- 2018年:第4回怪談王 優勝
- 2018年:第1回OKOWAチャンピオンシップ 優勝
- 2019年:初代OKOWAスーパー王者
- 2018年:第1回怪談最恐戦 準優勝
- 京都日蓮宗布教師会法話コンクール最優秀賞
YouTubeでの活動
- チャンネル登録者数:37.2万人※2024年12月時点
- 総再生回数:6,500万回以上※2024年12月時点
- 2020年から活動開始
最後に概要をまとめます。
項目 | 詳細 |
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名前 | 三木大雲 |
生年月日 | 1972年6月17日(52歳) |
出身地 | 日本 京都府京都市 |
職業 | 僧侶、YouTuber、作家 |
別名 | 怪談和尚 |
代表作 | 『怪談和尚の京都怪奇譚』シリーズ |
主な受賞歴 |
・稲川淳二の怪談グランプリ 優勝(2014年) ・怪談王 優勝(2018年) ・OKOWAスーパー王者(2019年) ・シンジラレナイハナシ「MVT」獲得(2023年) |
経歴 |
・立正大学仏教学部卒業 ・2005年に光照山蓮久寺 第38代住職に就任 ・怪談と仏教を融合した説法を展開 ・2020年 YouTubeチャンネル「三木大雲チャンネル」開設 |
公式リンク |
蓮久寺公式サイト YouTubeチャンネル X(旧Twitter) |