スイーツ界の巨匠「ピエール・エルメ氏」にも認められた吉田守秀シェフ。
2025年時点では中野に「MORI YOSHIDA 東京店」を構え、営業されているのですが、渋谷にあった高級モンブランのお店が人気だったにも関わらず閉店しています。
今回はそんな閉店に至った理由を調査しました。
- 閉店の詳細な理由
- 関連する噂やトラブルの真相
- 新店舗の計画やシェフの現在と今後
モリヨシダ渋谷スクランブルスクエア店の閉店理由は？撤退理由を考察【2023年3月末に撤退】
モリヨシダ渋谷スクランブルスクエア店は2023年3月末に突然閉店しました。
この店舗は2019年11月の渋谷スクランブルスクエアの開業と共にオープンし、短期間で多くのファンを獲得していましたが、なぜ閉店に至ったのか、その理由を考察していきます。
理由1：店舗賃料や原料の高騰
モリヨシダ渋谷スクランブルスクエア店の閉店理由として最も大きいのは、渋谷という人気エリアにおける店舗賃料の高騰です。
渋谷スクランブルスクエアは東京の中でも特に商業価値が高い場所であり、開業当初からその賃料は非常に高額でした。
昨今では日本全国の商業施設の賃料が前年同期比で上昇しており、特に東京23区内ではさらに高い上昇率を記録しています。
また、コロナ禍以降、輸入に依存する原材料の価格が軒並み上昇しました。
スイーツ業界でもチョコレートやナッツ、バターなどの輸入原料の価格は2020年から2023年にかけて価格高騰を見せています。
これにより、店舗運営コストが大幅に増加し、利益を圧迫する状況が続いていました。
特にモリヨシダのような高品質なスイーツを提供するパティスリーにとって、材料の質はブランドの生命線です。
そのため、原料の価格が高騰する中でも品質を落とさないよう努める一方で、価格転嫁が難しいという課題に直面していたと考えられます。
結果として、店舗の収益性が低下し、撤退を余儀なくされたのかもしれません。
理由2：オンライン販売重視
次に考えられる理由として、モリヨシダがオンライン販売に注力する方向へシフトしたことが挙げられます。
コロナ禍を通じて、多くの飲食店がオンライン販売を強化する動きを見せましたが、モリヨシダも例外ではありません。
戦略的な方向転換により、実店舗の維持費用を削減しながらも、ブランドの露出を高めることが可能となりました。
物理的な店舗の運営コストが削減される一方で、オンラインでの売上が堅調であれば、撤退も合理的な選択と言えるでしょう。
（出典：モリヨシダ）
オンライン販売では、シェフ自らが選定した季節限定商品やパリ本店で人気の商品を日本の消費者に直接届けることが可能です。
これにより、ブランド価値を維持しながら、新しい顧客層を取り込むことにも成功しています。
こうした背景からも、オンラインに重きを置く戦略は十分に理にかなったものであることが伺えます。
モリヨシダのオンラインショップはこちらからご覧いただけます。
すぐ売り切れてしまうので定期的に見ることをおすすめします。
理由3：パリ7区にあるモリヨシダの運営に専念するため
モリヨシダはフランス・パリの7区に本店を構え、現地でも高い評価を受けるパティスリーです。
渋谷店の閉店の背景には、この本店での事業に専念したいという理由があったと考えられます。
フランス国内での評価をさらに高めることが、グローバルブランドとしての価値を維持し、成長させるためには重要です。
実際、パリ7区にあるモリヨシダ本店は、多くの地元客や観光客に支持されています。
有名パティシエのピエールエルメさんも認めるほどの腕です。
フランスの食文化の中心であるパリで、現地の素材や技術を駆使したスイーツを提供することが、モリヨシダブランドの基本方針です。
そのため、パリでのさらなる顧客基盤の強化を図るために、渋谷店の閉店を決断した可能性があります。
加えて、フランス国内のテレビや雑誌での露出も増え、コンクール番組「LE MEILLEUR PATISSIER：LES PROFFESIONNEL」にて2年連続優勝もブランド価値を高める要因となっています。
このように、パリ本店での活動に注力することで、ブランド力を強化し、将来的にはさらなる国際展開を視野に入れているのでしょう。
理由4：経営上の戦略的決断
もう一つの理由として、経営上の戦略的決断が挙げられます。
割とここが一番大きいかもしれません。
渋谷スクランブルスクエア店はモリヨシダだけではなく、運営にユーハイムが入っていました。
ショコラがなく、モンブランばかりが並んでいたのもその影響だと思います。
契約内容がどうなっていたかはわかりませんが、吉田守秀シェフは監修に近い形で携わっていたのかもしれませんね。
売れ行きや報酬などを踏まえ、契約更新せずユーハイムが撤退を提案した可能性はあると思います。
検索結果の「事件」って何？
「モリヨシダ」と検索すると、「事件」と出てきます。
（出典：Google）
調査すると過去に報じられた不倫疑惑に関する情報があるようです。
調査すると元静岡朝日テレビアナウンサーである牧野結美氏との不倫疑惑が一時期、週刊誌に取り上げられ、話題になっていました。
しかし、これは当時のインターネット上の噂に過ぎず、吉田守秀シェフ本人は一貫してこの疑惑を否定しています。
元静岡朝日テレビアナウンサー「牧野結美」との不倫疑惑がフライデーに掲載された【デマ情報】
この不倫疑惑に関する報道は、2015年に週刊誌のフライデーが掲載しました。
しかし、記事内でも確たる証拠がなく、誰とも明記していないことから、多くの人々がSNS上で勝手に推測したものだとされています。
吉田シェフはすぐに「人違いです」とコメントを発表し、疑惑を全面的に否定しました。
この際、吉田シェフはツイッターで「リベンジポルノは犯罪です」と発言し、強い態度での対応を見せました。
これにより、一部のユーザーは彼の発言を支持する一方で、他のユーザーは更なる憶測を広げる結果となりました。
真実に基づかない情報が多く飛び交う中で、吉田シェフは冷静な対応を続けています。
当時SNSでは色んな声が飛び交っていた
不倫疑惑の報道が出た直後、SNSでは多くの反応が見られました。
インターネット上での議論は過熱し、一部の人々は証拠不十分の情報を鵜呑みにして批判的な意見を述べました。
こうした背景から、真相が不明確なまま憶測が広がり、事実と異なる情報が拡散されていったのです。
ネット掲示板やTwitter上では、写真や証拠が不十分なまま「これが証拠だ」として投稿されるケースも多々見られました。
こうした情報は信憑性が低いため、正確な理解を持つことが求められます。
吉田シェフにとっても、こうした不確かな情報が名誉を傷つける形となり、不本意であったことでしょう。
吉田守秀シェフの妻ってどんな人？離婚の噂はデマ！
吉田シェフには日本人の妻がおり、パリで一緒に暮らしています。
妻は店舗運営のサポートや家庭の管理に積極的に関わっていると言われており、吉田シェフの成功を支える重要なパートナーです。
しかし、不倫疑惑が報道されたことにより、一部で離婚の噂が広まりましたが、これもまた根拠のないデマ情報です。
実際には、吉田シェフとその妻は現在も良好な関係を保っており、離婚していないことが確認されています。
不倫疑惑が報じられた際、夫婦としてもこの誤解に対して冷静に対応しており、デマ情報の拡散を防ぐために必要な措置を講じています。
夫婦としての結束を強めつつ、パリでの店舗運営や新たな挑戦に向けて取り組んでいるようです。
吉田シェフの妻もまた、パティスリーの成功に欠かせない存在であり、モリヨシダブランドを支える重要な人物と言えるでしょう。
吉田守秀シェフの現在は？オンライン販売とともに中野駅北口にMORI YOSHIDA 東京店をオープン
吉田守秀シェフはオンライン販売の拡大に注力しつつ、日本での新店舗オープンの準備を進め、2024年11月23日に、東京・中野駅北口近く（中野ブロードウェイ付近）に新店舗「MORI YOSHIDA 東京店」を開店しました。
渋谷店の閉店で失った拠点を新たに設けることとなり、さらなるブランドの成長が期待されています。
