モスバーガーでは、以前にいくつものライスバーガーが登場しましたよね。
焼肉や鶏つくねだけでなく、きんぴらなどの複数のバリエーションが存在。
今は見かけない商品を惜しむ声もあり、終了の背景や復活するのか気になる方は多いのではないでしょうか。
モスバーガーのライスバーガー終了なぜ？きんぴらなど一部商品の終了理由とは
（出典：モスバーガー）
なぜ一部のモスバーガーのライスバーガーが終了したのか調査すると次のような理由があるようです。
終了理由1：売上低下によるメニューリニューアルのため
売上減少は大きな要因のようです。
モスバーガーは定期的なメニュー改定を行うことで新規客を呼び込もうとしています。
（出典：モスバーガー）
従来のメニューを整理し、新商品の枠を作る流れがあるのではないでしょうか。
以下のようにモスバーガーの人気商品（バンズ系）の影響で思うように売れなかった可能性が十分に考えられます。
過去に販売されていた“きんぴら”についても「いつの間にか見なくなった」という声が多いのです。
このように売上低下を背景に終了すると、新作に注目が集まる形に変わりやすいと思われます。
メインのハンバーガー路線に力を注ぐ際、ライスバーガーが押し出されてしまった面もあるのではないでしょうか。
そうした声がありつつも、仕方なく終売になった商品もあるのです。
終了理由2：そもそも期間限定販売だったため
当たり前ですが期間限定商品は時期が過ぎれば販売終了となりますよね。
モスバーガーもハンバーガーチェーンの中で、新味を試す場として期間限定メニューを導入しています。
ライスバーガーであっても、新たな具材を挟んだ商品は数量限定や季節限定になるケースも多々あったのです。
- モスライスバーガー黒ごまつくね: 2002年10月から12月までの期間限定で販売されました。
- モスライスバーガー海老竜田: 2004年10月から12月までの期間限定で販売されました。
- モスライスバーガーこんにゃく（田楽風味）: 2004年10月から12月までの期間限定で販売されました。
- モスライスバーガーカツカレー: 2006年2月から4月までの期間限定で販売されました。
- モスライスバーガーたこカツさん: 2008年10月から11月にかけて販売されました。地域限定メニューとして販売された商品です.
- モスライスバーガーチキン南蛮: 2009年9月から10月にかけて販売されました。
そうした流れで消えていったライスバーガーは数知れず、ふと気づくと「いつのまにかなくなっていた」という声が拡散されることも多いようです。
中には熱心に追いかけていた方が「また販売されるといいのに」と願うシーンもあったのではないでしょうか。
売れ行きが好調でも、予定期間を終えると惜しまれつつも終わるのが期間限定の常なのです。
そこで再登場があればブームを起こす場合もあるのではないでしょうか。
このような声が見られ、期間限定だからこそのレア感も話題になるのですね。
終了理由3：原材料の高騰や入手困難になったため
（出典：モスバーガー）
ライスバーガーには多彩な具材が存在しましたよね。
牛肉だけでなく野菜や米など、様々な原材料を安定供給する必要があるのが飲食チェーンの難しさなのです。
円安や世界的な経済情勢や天候不順で材料の価格が跳ね上がると、どうしても採算が合わなくなります。
モスバーガーは品質にこだわる企業であるため、無理に質を落とすよりは一旦販売終了を選ぶ場合も考えられます。
とりわけオリジナルソースなどを使う商品は調達ルートが限られていることがあるため、思わぬコスト増に悩まされてしまうのではないでしょうか。
ライスバーガーの場合、バンズに代わって米を用いるため、供給側の影響もハンバーガー以上に受けやすいのです。
安定的に提供できない時期はメニューから姿を消す展開になりがちだと思われます。
そんな声も見受けられ、食材へのこだわりが強いモスバーガーならではの事情があるのでしょうね。
モスバーガーのライスバーガー終了後に復活したケースも
終了してしまった商品は残念な話ですが、モスバーガーはファンからの要望を受け、ライスバーガーを復活させた事例もあるのです。
そのため、終了したライスバーガーがリニューアルして復活する可能性は十分にあります。
2016年2月9日モスライスバーガー「焼肉」が復活
（出典：モスバーガー）
モスライスバーガー「焼肉」は1990年に“やきにくライスバーガー”として登場し、多くの支持を集めた存在。
その後、2012年10月ごろに一度終売を迎えてしまいましたが、2016年2月9日に定番商品として復活を遂げました。
再登場時には、従来に比べてライスを20％増量したことで話題になりました。
ボリューム感をより出すためにライス部分を厚くし、肉汁の濃い味わいに負けないパンチを加えたようです。
こうした改良もあって、以前からのファンはもちろん、初めて口にする人にも好評だった思われます。
さらに、焼肉だれの醤油ベースにりんごやニンニクをきかせたソースが深いコクを生み、「ライスバーガーならではの和風テイストが楽しめる」と高い支持を得たようです。
ここにモス特有のグリーンリーフの瑞々しさが挟まることで、米と焼肉がうまく合わさり、独特の食感を演出していましたね。
復活の影響力はかなり大きかったのではないでしょうか。
このような口コミも多く、時代を経ても人気が衰えない魅力を持つメニューと言えるのです。
2011年にモスライスバーガー「鶏つくね」が復活
もうひとつ忘れられないのが「鶏つくね」の復活劇です。
1987年から1999年ごろまで販売されていた“つくねライスバーガー”が姿を消したあと、12年ぶりにレギュラーメニューとして戻ってきたのが2011年2月8日でした。
復活の背景には、過去の人気投票企画が大きく影響していたようです。
投票で1位を獲得するほどの熱烈な支持があったため、モスバーガー側も「もう一度提供しよう」と意気込んだと考えられますね。
復活時には、鶏つくねのソースにいりごまや一味唐辛子を加えるなどの微調整が加えられ、よりパンチのある味わいになったのではないでしょうか。
鶏もも肉やレンコン、ネギを練り込んだパテからは独特の食感が生まれ、米との相性が抜群。
さらに、シャキシャキしたオニオンスライスを挟むことでアクセントをつけ、ちょっとしたおかず感を味わえたようです。
12年もの間待ちわびていたファンは、これを機に再びライスバーガーにハマったのではないでしょうか。
このように、終売後に戻ってくる事例がある点こそ、モスバーガーの魅力なのです。
販売終了で落胆したファンが待ちに待った商品を再び味わえる瞬間は、喜びもひとしおだと思います。
他の商品も定期的に復活してほしいですよね。
