1984年1月にボーカルのATSUSHIさんとギターの修豚さんを中心に結成された日本のパンク・ロックバンド「ニューロティカ」。
東京都八王子市出身で、ATSUSHIさんのピエロメイクとエネルギッシュなライブパフォーマンス、そして「ライブこそが真髄」という言葉通り、年間多数のライブを行うスタイルで知られていますが、武道館ライブがガラガラとの噂もあるようです。
ニューロティカ武道館ガラガラ?チケットの売れ行きは成功?
2022年1月3日、日本のパンクロックバンド「ニューロティカ」は、結成38年目にして初の日本武道館単独公演「ニューロティカの『心燃会』 ~俺たちいつでもロックバカ」。
この歴史的な公演について、「武道館の客席はガラガラだったのでは?」という噂やチケットの売れ行きに関する疑問の声が一部であったようなのです。
実際のところはどうだったのでしょうか。
ガラガラと噂される武道館ライブのチケットの売れ行きは?
結論から言うと、ニューロティカの武道館公演は「ガラガラ」ではありませんでした。
それどころか、チケットはほぼソールドアウトし、会場は4000人を超える満員の観客で埋め尽くされた、大成功のライブだったのです。
ボーカルのATSUSHIさんは、公演決定当初、集客について大きな不安を抱えていたそうです。「もしチケットが売れなかったら、経済的に大きな負担をかぶるわけですし」と語っており、一時は「無理だろう」と思っていたのですね。
実際、チケットがまだ1000枚程度しか売れていない時期もあったようで、その時点では次の展開として日比谷野外音楽堂でのライブの話も持ち上がっていたほどでした。
しかし、そんな心配をよそに、多くのファンや関係者の熱い応援がありました。
氣志團の綾小路翔さんなどは、自身のファンと一緒に武道館へ応援に駆けつける「ア・イ・セ・キ」シートという企画を立ち上げ、200人以上もの参加者と共に会場を盛り上げたのです。
こうした力強いサポートもあり、最終的にはチケットはほぼ完売状態となったのですね。
公演当日の日本武道館は、まさに熱気に包まれていました。
ステージは、ニューロティカの原点とも言えるライブハウス「新宿ロフト」を再現した市松模様の床や看板、時計などが飾られ、バンドの歴史を感じさせる演出も素敵でした。
一部で「ガラガラだった」という声があったとすれば、それはもしかしたら開演前の客席の様子だったり、あるいは新型コロナウイルス感染症対策で座席間隔を空けていたことによる誤解だったりするのかもしれませんね。
他のライブがガラガラだった?
ニューロティカは、長年にわたり精力的にライブ活動を続けてきたバンド。
「ライブこそが真髄」と語る通り、年間100本以上のライブを行うこともあったほどなのですよ。
東京のライブハウス「新宿ロフト」では、前人未到の出演回数を誇り、2021年12月には通算300回出演という金字塔を打ち立てています。
武道館公演の成功は、「武道館効果」としてその後のライブ動員にも良い影響を与えたとATSUSHIさんは語っています。
もちろん、長いキャリアの中では、様々な規模の会場でライブを行ってきたでしょうし、インディーズ時代など、状況によっては観客が少なかったこともあったかもしれません。
ちなみに、一般的なライブ興行の世界では、様々な理由で観客数が伸び悩む「ガラガラ」と言われる状況も時には起こりうるようです。
例えば、以下のような事例が過去に報道されたり、話題になったりしました。
| アーティスト名/イベント名 | 会場 | 状況・背景 |
|---|---|---|
| t.A.T.u. (2003年) | 東京ドーム | 2日間で約25,000人の動員。キャパシティの半分以下で空席が目立った。 |
| KRAZY K-POP Super Concert (米国) | UBSアリーナ | IVEなどが出演したが、スタンド席を中心に多くの空席が報じられた。 |
| 杉本琢弥さん (2025年万博会場ライブ) | 万博会場 | 約300人の観客に対し、広大な会場で空席が目立ち、杉本さん自身も「実力不足」とコメント。 |
| 沢田研二さん (2018年) | さいたまスーパーアリーナ | 契約上の動員数に満たないとして、開演直前に公演を中止。沢田さんは「僕の実力不足」「僕にも意地がある」と説明。 |
これらの例は、ニューロティカに直接関係するものではありませんが、ライブの集客がいかに難しいか、そして様々な要因に左右されるかを示していると言えるかもしれませんね。
声がガラガラになるから誤解?
「武道館ガラガラ」という言葉が、もしかしたらボーカルのATSUSHIさんの「声がガラガラ」というイメージと混同されてしまった…なんてことは、さすがに考えにくいですが、言葉の響きが似ているので、ちょっと面白い誤解かもしれませんね。
ATSUSHIさんのボーカルは、パワフルで情熱的です。長時間のライブで魂を込めて歌い上げれば、声がかすれたり、いわゆる「ガラガラ声」になったりすることもあるでしょう。
それは、全力でパフォーマンスを届けようとする熱意の表れとも言えますよね。
また、観客側も声を出しすぎてガラガラになったってこともあります。
もちろん、武道館の客席が「ガラガラ」だったこととは全く関係ありませんよね。
ニューロティカについておさらい
ここで、改めてニューロティカというバンドについて、その魅力やどんな人に向いているのか、そして基本的な情報をQ&A形式でおさらいしてみましょう。
魅力
ニューロティカの魅力はたくさんありますが、いくつか挙げるとすると…
何と言っても、ライブの楽しさは格別です。
ATSUSHIさんのピエロメイクと派手な衣装、そしてステージを所狭しと駆け回るパフォーマンスは、観客を巻き込み、会場全体を一体にします。
ボーカルのATSUSHIさんは、ステージ上ではパワフルなパフォーマーですが、普段は八王子で実家の菓子問屋「ふじや」の店主も務めるなど、親しみやすい一面も持っています。
そのギャップも魅力の一つかもしれませんね。
明るく勢いのあるパンクロックサウンドと、前向きでストレートな歌詞が特徴です。
聴いていると元気をもらえたり、共感したりする人も多いのではないでしょうか。
ざっくりプロフィールをまとめます。
ニューロティカ メンバープロフィール一覧
| 名前 | 担当 | 生年月日 | 出身地 | 加入年・経歴など |
|---|---|---|---|---|
| ATSUSHIさん | ボーカル | 1964年10月20日 | 東京都八王子市 | 結成時からのオリジナルメンバー。ピエロメイクがトレードマーク。実家は八王子の老舗菓子問屋「藤屋」。 |
| RYOさん | ギター | 1976年5月17日 | 宮城県仙台市 | 2014年正式加入、2020年再加入。ギター講師としても活動。 |
| KATARUさん | ベース | 9月6日 | 東京都品川区 | 1996年加入。PUFFYのバックバンドや楽曲提供など幅広く活動。 |
| NABOさん | ドラム | 1966年7月2日 | 千葉県柏市 | 1996年からサポート、2024年正式加入。映像編集やデザインも担当。 |
歴代主な旧メンバー
| 名前 | 担当 | 在籍期間・備考 |
|---|---|---|
| 修豚さん | ギター | 結成~1995年。バンマスとしてバンドを支えた。 |
| JACKieさん | ギター | 1985年~1998年。 |
| SHIZUWOさん | ギター | 1998年~2013年。 |
| SHONさん | ベース | 1989年~1995年。 |
| AKIOさん | ドラム | 1987年~1995年。 |
| JAMESさん | ギター | 2015年~2019年。 |
バンド基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 結成 | 1984年1月 |
| 出身地 | 東京都八王子市 |
| ジャンル | パンク・ロック |
| 代表曲 | 「ア・イ・キ・タ」「DRINKIN’ BOYS」「チョイスで会おうぜ」「…to be HARLEM」など |
| 公式サイト | ニューロティカ・オフィシャルサイト |
| 主要レーベル | 日本コロムビア、NR RECORDS ほか |
| 事務所 | NRオフィス |
向いている人
ニューロティカの音楽やライブは、こんな人に特に向いていると言えます。
- とにかく楽しいライブで盛り上がりたい人
- 日々の悩みやストレスを吹き飛ばしたい人
- ストレートで分かりやすいロックが好きな人
- バンドと一緒に歌ったり踊ったりして一体感を味わいたい人
- 何かに一生懸命打ち込む人の姿に感動したい人
- 昔からのファンはもちろん、最近知ったという人も、きっと楽しめるはずですよ。
気になる人はまずはyoutube動画からチェックしてみてくださいね。
Q&A
- ニューロティカが結成されたのはいつですか?
1984年1月ですね。
- ボーカルのATSUSHIさんの本名は何ですか?
井上篤(いのうえ あつし)さんです。
- ATSUSHIさんのご実家は何のお店をされていますか?
東京都八王子市にある、創業70年を超える老舗の菓子問屋「ふじや」さんです。ATSUSHIさんはライブがない日には店長としてお店に立っているそうですよ。
- ニューロティカは「新宿ロフト」でたくさんライブをしていると聞きましたが、本当ですか?
はい、本当です。ニューロティカは新宿ロフトの歴代最多出演アーティストで、2021年12月12日には、なんと通算300回目の出演を達成しました。これは本当にすごい記録ですよね。
- 2022年に行われた日本武道館公演の正式なタイトルは何ですか?
「ニューロティカの『心燃会』 ~俺たちいつでもロックバカ。このタイトルからも、熱い想いが伝わってきますね。
