裏少年サンデーコミックスで連載中の漫画「日本三國」ですが打ち切り説があるようです。
今回はそんな噂が上がる理由を調査しました。
日本三國が打ち切りと噂される理由

(出典:Google)
打ち切りではないものの、打ち切りとの噂が上がっているようです。
検索結果には「打ち切り理由」とワードも出てきますね。。
主に次のような理由が挙げられそうです。
理由1:度重なる休載があったため

(出典:Amazon)
作者の「松木いっか氏」は、「日本三國」の連載を隔週で更新してきましたが、最近ではそのペースを保つことが難しくなっているようですね。
松木氏自身がTwitterで、現在の執筆ペースでは読者の皆さんに満足していただける作品を提供できないとお詫びを述べています。
一般的に、マンガの連載は一定のペースで進むことが求められますが、作品のクオリティを維持しながらそれを実現するのは、想像以上に大変なことですよね。
加えて、松木氏は健康上の問題を抱えていることも明らかにしています。
2023年の夏頃から健康問題が相次ぎ、何度か休載を余儀なくされたり、作品の更新を分割するなどの対応を取っていたそうです。
以下のように休載が何度かあったことで打ち切り説が浮上したのでしょう。
- 2022年以降: 作者の体調不良により不定期な更新が続き、特に2022年から休載が増加しました。
- 2023年1月: 健康上の事情から連載形態が変更され、章ごとの集中連載形式が採用されました。
- 2023年春~秋: 「聖夷西征編」の完結後に休載し、次章「平家追討編」の準備期間として秋まで休載が続きました。
- 2024年3月27日: 「平家追討編」が連載再開されましたが、それ以前にも10か月間の休載があったとされています。
そうした状況が続く中で、連載の形態を変更することにしたとのこと。
マンガ家にとって、健康は作品を描き続ける上で最も大切な要素の一つです。
体調不良は作業のスピードはもちろん、創造性にも影響を及ぼすことがあるでしょう。
読者としては、待望の新刊を手にするまでの時間が長くなるのは残念ながら、クリエイターの健康と作品の質を守るためには、やむを得ない選択なのかもしれませんね。
休載の主な理由は「作者の精神状態の悪化」とされており、うつ病などではなければ良いのですが、体調を第一に考えてほしいですね。
ファンとしては休載になったとしても続けてもらえることが嬉しいで。
理由2:連載形態の変更があったため
過去には松木いっかさんが、これまでの連載スタイルを変えると明言したことで、読者の間ではさまざまな憶測が飛び交いました。
松木さんはTwitterで「連載形態を変える大きな理由としては、現在の私の執筆ペースでは、読者の皆様に満足していただけるお話を提供できないこと」と述べています。
つまり、より良い物語を届けるため、そして健康を守るためにも、連載の形を見直す必要があると考えたわけですね。
このような変更は、一見すると作品の品質向上につながる好意的な判断のように思えますが、ファンにとっては次の話が読めるまでの待ち時間が長くなるかもしれないという不安も生じてしまいます。
また、連載のペースが変わることで、物語の流れに影響が出ることも考えられます。
作品をより一層楽しんでいただくためのものだと理解してもらえれば、ファンとしては少しは安心できるのではないでしょうか。
理由3:5巻が中々発売されなかった

(出典:Amazon)
「日本三國」の第5巻の発売が遅いと感じる人も多かったでしょう。
2024年7月11日に発売されたのですが、4巻からの時間が経過してもなお、次巻の発売情報が長期にわたって明らかにされていない状況だったので打ち切り説が出たのかもしれませんね。
1〜4巻まででは、新刊が4か月から半年の間隔で発売されているイメージでした。
- 1巻 202年3月10日
- 2巻 2022年7月19日
- 3巻 2022年12月12日
- 4巻 2023年6月12日
- 5巻 2024年7月11日
- 6巻 2024年11月12日
松木いっか先生が以前、Twitterで言及されていた執筆ペースの問題や健康上の理由が、5巻発売遅延の背景にあるのかもしれません。
物語がクライマックスに差し掛かる中で、主人公の三角青輝や大和の運命がどう展開するのか、読者としては一刻も早く知りたいところです。
また、長い間待たされることで、ファンの間では前巻の内容を忘れてしまう懸念や、他の作品への関心が移ってしまう可能性も考えられますが、とりあえず5巻が発売されてよかったです。
日本三國が人気の理由
「日本三國」は、荒廃した近未来の日本を舞台に、壮大なストーリーが繰り広げられるマンガで、その魅力は多くの読者を惹きつけていますね。
人気な理由としてはまず、圧倒的な世界観の構築が挙げられます。
本作は文明崩壊後の近未来を舞台に、再び戦国時代と化した日本を描いています。
3つの国に分裂した日本での勢力争いや、文化・政治体系の緻密な設定が、読者を物語の中に引き込む力を持っています。
この独自の舞台設定は、三国志など歴史好きや架空戦記ファンにとっても新鮮で魅力的です。
次に、キャラクターの個性と心理描写が際立っています。
主人公・三角青輝は、武力ではなく知力と弁舌を武器に日本統一を目指す青年で、その戦略性や発想が読者を惹きつけます。
また、脇役や敵キャラクターにも深みがあり、誰もが主役級の存在感を放つ点が評価されています。
物語は、理不尽な権力や戦乱の中で主人公が知略を駆使して成り上がる過程を描いており、読者に「次はどうなるのか?」という期待感を抱かせます。
また、勧善懲悪的な展開や主人公が悪役を論破する場面は、読者に爽快感を与えています。
「日本三國」とは、未来の日本が大きな災害と政治的混乱によって崩壊し、三つの国に分裂してしまった世界を描いた物語です。
このマンガは、架空戦記としての魅力に加え、歴史×戦争という要素が融合されており、読者に新たな体験を提供しています。
物語の中心にいるのは、大和の愛媛郡で生まれ育った青年、三角青輝です。
彼は幼いころに両親を亡くし、図書館で過ごす時間が多かったため、古い日本や世界の知識に精通しています。
そんな彼のもとには、東町小紀という幼なじみがおり、二人は非常に強い絆で結ばれています。
しかし、物語が進むにつれて、青輝は小紀と共に大和の未来を守るため、さまざまな困難に立ち向かうことになります。
日本三國はどんな人に向いている?
「日本三國」は、歴史や戦争物語に興味がある読者に特におすすめです。
本作は、文明崩壊後の近未来を舞台に、日本が3つの国に分裂した状況での戦乱を描いています。
歴史的な要素を取り入れつつも、完全な架空の設定で展開されるため、歴史好きや架空戦記ファンにとって引き込まれる要素が満載です。
政治的な駆け引きや権力闘争が物語の重要な要素であり、主人公のカリスマ性や知略が際立つ点が共通しているため『帝一の國』や『キングダム』のような政治戦略やカリスマ性を描いた作品が好きな人にも向いています。
もちろん現代社会の問題に興味がある人にも適しています。
少子化や政治腐敗など現代的なテーマを背景にしており、社会的なメッセージ性も感じられる作品ですね。