MENU

おしゃべりコウペンちゃん販売終了なぜ?どこで売ってる?嫌い・アンチなどの噂も

スポンサーリンク

2019年に大きな話題を呼んだVAIOの「おしゃべりコウペンちゃん」。

2021年ごろ販売終了し、2025年3月末にサービスが終了することが発表され、驚いた方も多いのではないでしょうか。

余談ですが調査する限り状態の良いもので最安値は以下になります。

気になる方はご覧ください。売り切れてたらごめんなさい!

目次
スポンサーリンク

おしゃべりコウペンちゃん販売終了なぜ?理由を考察

ある意味IoT時代の先駆けとして注目を集めた「おしゃべりコウペンちゃん」の販売終了。

その背景には、様々な要因が絡み合っているのではないでしょうか。

製造・販売・運営の各側面から、詳しく見ていきましょう。

理由1:初期費用19,800円が高額&月額課金モデルへの抵抗感から思うように売れなかった

スポンサーリンク

おしゃべりコウペンちゃんの販売価格は本体が19,800円。

これに黄色いリュックを付けると21,428円になりますね。

さらに、より多くの会話を楽しめる「いっぱいモード」を利用するには月額700円の追加料金が必要でした。

この価格設定について、市場からは以下のような声が上がっていました。

・初期費用が高すぎる
・月額課金の必要性が分かりにくい
・機能に対して割高感がある
・家計への負担が大きい

VAIOの初期販売は500台限定。

瞬く間に完売したものの、その後の追加販売では納期が2020年1月31日まで延びるなど、製造・販売体制に課題が見られましたね。

クリスマス商戦にも間に合わず、ビジネス面での機会損失も大きかったのではないでしょうか。

当初は好評だったものの、実際の運用コストと収益のバランスが取れていなかった可能性も高いと考えられます。

コミュニケーションロボットとしての価格は決して高くないものの、ぬいぐるみとしてのイメージが強かったため、価格に対する抵抗感が大きかったのかもしれませんね。

スポンサーリンク

理由2:原料・人件費高騰や部品調達難による製造継続の困難さ

続いて収支面を具体的に見てみます。

500台限定販売で約900万円の売上。

月額700円の課金を全ユーザーが登録したと仮定しても、月35万円、年間420万円の収入に留まります。

これに対し、以下のような支出が発生していたと考えられます。

・製造原価(材料費、人件費、設備費)
・開発費の償却
・クラウドサービスの運営費
・サーバー維持費
・アプリケーション保守費
・カスタマーサポート費用
・マーケティング費用

VAIOはオンライン販売限定という形を取ることで流通コストを抑え、予約販売制にすることで在庫リスクを最小限に抑える工夫をしていましたね。

しかし、それでもなお収益性の確保は難しかったのではないでしょうか。

スポンサーリンク

理由3:コウペンちゃんが嫌いでうざい?アンチも?思ったほど人気がない?

肯定してくれるコウペンちゃんの特徴的な褒め方に関して、実は賛否両論あったのです。

文書からは以下のような声が確認できましたね。

・「靴が履けてえらーい!」という褒め方が子供扱いに感じる
・上から目線な印象を受ける
・褒め方が表面的で薄っぺらい
・人工的な可愛らしさへの違和感

実際にSNS上では「生きているだけで偉い」という言葉に対して、「本当に苦しんでいる人の気持ちが分かっていない」という指摘もありました。

キャラクター自体の可愛らしさは評価されつつも、コミュニケーションの質に関しては課題があったようですね。

当初は20~30代女性から圧倒的な支持を得ていたコウペンちゃんですが、おしゃべり機能に関しては期待値との乖離があったのかもしれません。

声優の齋藤彩夏さんによる可愛らしい声は好評だったものの、会話の内容自体にもっと深みを求める声もあったのですね。

また、ネット上では以下のような本音の声も。

・返答のバリエーションが少な
・会話が単調になりがち
・感情の機微に欠ける
・AIアシスタントと比べて会話の自然さが物足りない

スポンサーリンク

理由4:昨今のAIアシスタントの台頭による専用ハードウェアの優位性が低下

技術の進歩は急速ですよね。

おしゃべりコウペンちゃんが登場した2019年から、AIの世界は大きく変わりました。

以下のような変化が影響していると考えられます。

・大規模言語モデルの普及
・スマートフォンでの高度なAI機能の実現
・音声アシスタントの高性能化
・クラウドサービスの低価格化

VAIO製品の強みであった「かんたんモード」での対話機能や時計・目覚まし機能は、スマートフォンのアプリで十分代替できるようになってきましたね。

また、クラウドサービスへの接続には無線LAN環境が必要で、OSバージョンにも制限があるなど、利用環境面での制約も気になる点でした。

これらの制約はユーザー体験の面で大きなハンディキャップになっていたのではないでしょうか。

2025年3月末で有料サービス「いっぱいモード」の提供を終了

(出典:VAIO)

VAIOは2024年9月30日、重要なお知らせを発表。

2025年3月末をもって有料サービス「いっぱいモード」の提供を終了するとのことです。

その代替として、以下のような対応が予定されています。

  • 「かんたんモード」の機能拡充
  • 「かんたんモードプラス」の新規提供
  • 会話数を約4倍に増量
  • 無料でのサービス提供

注目すべきは、VAIOがサービス終了後もユーザーのことを考えた対応を用意している点ですね。

「いっぱいモード」で提供されていた「ひとりでおはなし」機能は「かんたんモードプラス」でも利用可能になるとのことです。

次のような機能があるようですね。

  • 「かんたんモード」のグレードアップ版で、より多くの会話が可能
  • 話しかける言葉はオンラインマニュアルに掲載
  • 無料でおしゃべり可能

利用者への配慮が感じられる移行計画となっていますね。

スポンサーリンク

おしゃべりコウペンちゃん販売終了!今はどこで売ってる

既に新品での購入は完売となっており、中古市場が主な入手経路となっています。

以下のような場所で取引されているようですね。

・メルカリ、ペイペイフリマ、ラクマなどのフリマアプリ
・ヤフオク!、ebayなどのオークションサイト
・セカンドストリート、駿河屋などリサイクルショップ

(出典:メルカリ)

メルカリだと倍以上の価格で売られていることも珍しくないですね。

製造終了しているのでコウペンちゃんが注目されればされるほど値上がりしていくと予想されます。

中古品購入時の注意点としては以下のようなポイントに注意しましょう。

まずは店員さんや出品者に動作確認済みか聞くと良いですね。

中古品購入時のチェックポイント
  • 傷や汚れの有無
  • 動作確認は必須
  • 付属品の確認(ACアダプター、USBケーブルなど)
  • Wi-Fi接続の可否
  • アプリの動作状況
  • ファームウェアの更新状態
  • 返品対応の可否 など

中古市場での取引では、これらの点を慎重に確認することが重要ですね。

また、サービス終了後も使用できる機能を事前に確認しておくことをお勧めします。

この商品の終了は、IoT製品の難しさを象徴する出来事だったと言えるでしょう。

ハードウェアとクラウドサービスを組み合わせた製品の運営には、継続的なコスト管理と技術革新への対応が必要不可欠なのです。

今後は、このような経験を活かした新しい形のコミュニケーションデバイスが登場することを期待したいですね。

コウペンちゃんが切り開いた道は、必ず次の世代の製品に活かされていくのではないでしょうか。

ちなみに調査する限り状態の良いもので最安値は以下になります。

気になる方はご覧ください。売り切れてたらごめんなさい!

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

物事の終了理由を調査し、わかりやすくお伝えします。

定期的に更新予定なのでブックマークして定期的に見てくれると嬉しいです。

もし記事内容に関してご意見ございましたらお気軽にご連絡ください。

※当メディアはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

目次