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    ペーパーハウスの打ち切り理由はナイロビ降板・死亡?コリア版パート3についても調査

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    2017年から2021年までスペインで放送されていたドラマ「ペーパーハウス」。

    スペインの造幣局に立てこもった8人組の強盗団を描き、パート3からはNetflixで放送されましたがかなり話題になっていましたね。

    そんな「ペーパーハウス」ですが打ち切りとの噂があるようです。

    目次
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    ペーパーハウスは打ち切り?噂される理由とは

    (出典:Netflix)

    ペーパーハウス(原題:La casa de papel)は2017年にスペインで初公開され、2017年後半からNetflixに買い取られて世界配信が開始。

    24億ユーロを狙う大胆不敵な強盗団の物語は一気に話題となり、さらにナイロビ、ベルリン、リオなど魅力あふれるキャラクターに多くの方が夢中になりました。

    監督のインタビューを見る限り打ち切りではないのですが、なぜ打ち切りと噂されるのでしょうか。

    打ち切りと誤解される理由1:スペイン版が視聴率低下によりシーズン2で打ち切られたため

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    スペイン国内のテレビ局Antena3で2017年に放送された際、最初のシーズン1と2については、当初期待ほど視聴率が振るわず徐々に下がっていった経緯があります。

    制作費に対して視聴率が思うように伸びなかったことで、事実上シーズン2での“終了”扱いになったのが背景です。

    つまり、テレビ局サイドの判断としては継続が難しいと見なされていた、という見方がありますよね。

    視聴率が低下したのはなぜ?

    エピソードの長さが約100分と長く、さらに放送開始時間が遅い(23時30分頃)ことが多かったため、視聴率が低下したと考えられる。

    こうした流れから、当時はスペイン国内の地上波では打ち切り同然の形になったのです。

    そこへNetflixが配信権を買い取り、大幅に再編集して世界配信を実施した結果、人気が爆発した流れが語られていますね。

    最初からNetflixオリジナルだったかのように思っている方もいますが、実際には“テレビの視聴率不振による終了”があったのです。

    ここから「元々打ち切りで終わったドラマでは?」と受け取る人が一定数いたようです。

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    打ち切りと誤解される理由2:終わり方に対する一部の視聴者の不満があったため

    ペーパーハウスが非英語圏ドラマとしては異例の大ヒットを記録したとはいえ、最終章であるシーズン5の終わり方に納得できないという声もありました。

    もちろん大半は満足されています。

    視聴者によっては「ダイナミックな最終回だったけれど、中途半端な要素がある」という意見があったのです。

    “強盗団がなぜあれほど壮大な計画を成功させられたのか”という部分など、細部が描ききれていないと考える方もいますし、主人公の教授(セルヒオ・マルキナ)とベルリンの関係が深まる回想シーンも短かったように思われます。

    一つ前のシーズン4では、人気キャラのナイロビの死亡についても物議を醸しましたし、視聴者の多くは名残惜しさを感じていたようです。

    シーズン5後半での最終的な結末に対して、「各キャラクターのその後をもっと見たい」「警察の上層部との攻防を深く描いて欲しかった」などの声も存在します。

    そんな不満の多さが「打ち切りだったのでは?」という噂と重なった、という見方もできます。

    実際には打ち切りではなく、プロデューサー陣が「ここで一旦完結させる」と判断してのフィナーレだったと思われますが、一部の視聴者にとっては物足りなかったのかもしれません。

    そして、2023年にスピンオフ作品『ベルリン(Berlin: A New Series)』が制作されたことで、新たなストーリー補完を行う意図があったのではないでしょうか。

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    打ち切りと誤解される理由3:パート3はない?コリア版の続編の話がないため

    (出典:Netflix)

    ペーパーハウスには韓国リメイク版として「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」があります。

    2022年にパート1(前編)とパート2(後編)が配信され、南北統一後の朝鮮半島という設定を導入。

    ナイロビに相当するキャラクターがいるなどアレンジも加えられており、ビジュアル面での迫力や韓国ドラマ特有の演出が魅力といえます。

    ただ、そのコリア版が12話で一通りのストーリー(パート1・2)が完結した後、さらなる続編(パート3)についての公式アナウンスが聞こえてこないのが現状なのです。

    視聴者の中には「シーズン2という表現でなく、パート2と言っていたから続きがあるのでは」と期待する人もいますが、実際にはパート3の話が浮上していないので、コリア版も途中で打ち切られるのではという推測が出ていますね。

    制作サイドから「打ち切り」と発表されたわけではないものの、今のところ動きがないため、ファンの間では不安の声が上がっているようです。

    ややオリジナル版と展開が異なるため「完結扱いでもいいのでは」という意見もありますが、コリア版ならではの要素を今後どう描くか関心が高まっているのではないでしょうか。

    もしパート3が正式に決定すれば、また大きな話題になる可能性があるでしょう。

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    ペーパーハウスのナイロビが降板した理由は?

    スペイン版のペーパーハウスを見ていると、ナイロビ(アルバ・フローレス)が大変人気キャラクターでした。

    ナイロビは陽気な性格でメンバーの雰囲気をまとめる役割を果たす一方、シーズン3終盤でおびき出されて狙撃されてしまい、シーズン4ではさらにショッキングなシーンで死亡。

    これが多くの視聴者に衝撃を与え、「降板の理由は何だったのか」と言われるようになりました。

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    監督曰くナイロビの死亡(降板)は予定されていた

    ペーパーハウスの監督ヘスス・コルメナールがインタビューで、ナイロビの死は最初から脚本の中で重要な位置づけだったと話していました。

    シーズン2でベルリン退場で衝撃を与えたのと似た発想で「主要キャラクターが容赦なく退場することで作品の緊張感を保つ」という方針だったのではないでしょうか。

    シーズン3後半でナイロビが撃たれてから息絶えるまでの流れも緊迫感がありました。

    ネタバレになりますが以下のような流れでした。

    ナイロビが死亡した背景

    ナイロビは「ペーパー・ハウス」シーズン4の第6話で命を落とします。

    シーズン3終盤で警察の狙撃により重傷を負い、仲間たちの手術で一命を取り留めましたが、完全に回復する前にガンディアに捕らえられます。

    ガンディアは元特殊部隊員で、銀行内で強盗団を執拗に追い詰める存在。

    ナイロビは彼に人質として利用され、扉に押し付けられた状態で頭を撃たれ、即死します。

    こうした場面が描かれたことから、「あそこまでしなくてもいいのでは」との声が上がったのです。

    ですが監督曰く、「ナイロビの存在が後半のクライマックスへ向けての大きな感情の起爆剤になった」と見ていたようです。

    ともあれ、作品としては彼女の死がメンバーの復讐心や結束を強めて物語を加速させる結果につながりました。

    視聴者が納得するかどうかは別として、一種のドラマチックな仕掛けといえますね。

    アルバ・フローレス自身も驚いていたため、役者側から申し出たわけではない

    女優アルバ・フローレスのインタビューによると、ナイロビ退場が決まっていると聞いて動揺が大きかったそうです。

    役者側からの降板希望によるものではなく、脚本や全体構成の都合で“突然訪れた別れ”だったとのことなのです。

    制作陣の狙いとしては、視聴者に「この強盗団は全員が生き残るわけではない」という事実を強烈に見せつけたかったのではないでしょうか。

    また、ナイロビは過去に偽札づくりの天才として腕を振るい、造幣局強盗でも大活躍していました。

    息子と一緒に暮らしたいという思いを常に胸に秘めており、「母親の愛情」という軸を物語に添えていたキャラクターでもありますよね。

    彼女の死によってその希望が絶たれる悲劇性を強めつつ、強盗団内に復讐心が芽生えてさらに混乱を巻き起こす展開が生まれました。

    そうした意味では、制作者サイドにとってナイロビの退場はドラマ上の必然ともいえる流れだったようです。

    結末を迎えるシーズン5へ向けて大きな山場を作ることに成功した一方で、ファンからは「物語の盛り上がりのために殺されてしまった」と惜しまれる声が根強く残っています。

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