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どうぶつの森ポケットキャンプ終了理由5選!なぜ?ユーザー離れがひどい?ポケ森サ終後の代わり2ゲームも紹介

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2017年11月から約7年間サービスを提供してきた『どうぶつの森 ポケットキャンプ』(通称:ポケ森)が、2024年11月29日午前0時をもってサービスを終了することになりました。

多くのユーザーに愛されてきたポケ森。

(出典:Nintendo)

突然の終了発表に、SNSでは悲しみの声が広がっています。

そこで本記事では、ポケ森がサービス終了に至った理由を詳しく解説。

さらに代替となるゲームもご紹介していきます。

目次
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どうぶつの森ポケットキャンプはなぜ終了?サ終に至った理由を考察

(出典:Nintendo)

サービス終了に至った理由は明確には説明されていないものの、次のような背景があったと考えれます。

理由1:過疎化?アクティブユーザー数の減少のため

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ポケ森は2つのピークを迎えていたことが分かっています。

1つ目のピークは2017年のサービス開始直後。

スマートフォン向けの『どうぶつの森』シリーズ初のアプリとして大きな注目を集めました。

オーストラリアでの先行配信時には、無料アプリランキング1位を獲得するほどの人気でしたね。

しずえやたぬきち、とたけけといったおなじみのキャラクターたちとの交流を、いつでもどこでも楽しめる手軽さが評価されたのです。

2つ目のピークは2020年3月。

Nintendo Switch向け『あつまれ どうぶつの森』の発売時期と重なります。

本編の盛り上がりに合わせて、ポケ森も多くのユーザーが遊んでいたんですよ。

しかし、その後は徐々にアクティブユーザー数が減少傾向に。

以下は検索の推移ですがリリース当初とSwitch版『あつまれ どうぶつの森』の発売時期には注目されているものの、その他のゲームの発売もあってか年々下がっていますね。

(出典:Googleトレンド)

新規ユーザーの獲得も難しくなってきていました。

キャンプ場の管理人として、釣りや虫取り、家具作りを楽しみながらどうぶつたちと交流するという基本的な遊び方は変わりませんでした。

毎月のイベントでは、季節に合わせた限定家具や衣装も追加。

それでも、スマートフォンゲーム市場では次々と新しいタイトルがリリースされ、ユーザーの興味も分散。

結果として、長期的なユーザー数の維持が困難になってしまったのです。

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理由2:課金収益の低下のため(サービス維持コスト>収益)

ポケ森の収益モデルは、主に「リーフチケット」という有料アイテムの販売や「ポケ森友の会」でしたが運営コストを踏まえると赤字になっていたのかもしれません。

無課金でも十分楽しめますしね。

リーフチケットは以下のような用途で使用できましたよね。

  • 家具の製作時間の短縮
  • 魚や虫を一気に捕まえられる「投網」の購入
  • クラフト素材不足を補う
  • みつの購入
  • フォーチュンクッキーでの限定アイテム入手
  • キャンプ場の拡張
  • コテージの建設や拡張

金額は以下のような感じで比較的安かった印象があります。

リーフチケット獲得枚数と金額
リーフチケット×20120円
リーフチケット×45250円
リーフチケット×100490円
リーフチケット×200980円
リーフチケット×6002,580円
リーフチケット×12004,900円
リーフチケット×250010,000円

加えて、月額課金サービス「ポケ森友の会」も提供していました。

(出典:Nintendo)

「お手伝いコース」(月額360円)

(出典:Nintendo)

  • リーフチケット60枚が毎月もらえる
  • どうぶつが自分の後ろをついてきてくれる
  • どうぶつが代わりにアイテムを集めてくれる

「家具・服 大好きコース」(月額980円)

(出典:Nintendo)

  • 好きなフォーチュンクッキーを毎月5つ選べる
  • キャンプ場やコテージのレイアウトを保存できる
  • 出張販売で安く買い物ができる

「ダイアリーコース」(月額120円)

(出典:Nintendo)

  • リーフチケット20枚が毎月もらえる
  • ダイアリーのデザインやスタンプを購入できる
  • シーズンイベントの追加報酬がもらえる

しかし、他のスマートフォンゲームと比較すると、課金を強制されにくい仕様だと思います。

無課金でもリーフチケットは「しずえチャレンジ」というお題をクリアすることで入手可能。

月額サービスに加入しなくても、基本的な遊びに支障はありませんでした。

ユーザーフレンドリーな運営方針は評価できますが、収益面では厳しい状況に。

サーバーの維持費用や運営コストを考えると、このままサービスを継続することが難しくなってしまったのです。

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理由3:運営・サーバー維持コストの増大や任天堂のモバイルゲーム事業縮小のため

ポケ森の開発・運営は、任天堂、DeNA、エヌディーキューブの3社による共同体制で行われていました。

7年という長期間にわたるサービス運営には、以下のようなコストがかかりますし、人件費もバカになりません。

  • サーバーの維持管理費用
  • システムの保守・アップデート費用
  • 新コンテンツの企画・開発費用
  • カスタマーサポート費用
  • セキュリティ対策費用

さらに、任天堂全体としてもモバイルゲーム事業の方針に変化が見られます。

2021年10月に配信開始された『ピクミンブルーム』以降、新作モバイルゲームのリリースは行われていません。(2024年時点)

『マリオカート ツアー』でも2023年秋に新コースやキャラ、マシンなどの追加が終了。

任天堂の2024年4月~6月期の連結決算でも、モバイル事業などの売上が減少していることが報告されています。

(出典:ファミ通.com)

このような状況から、任天堂がモバイルゲーム事業を縮小し、Nintendo Switchなどの据置型ゲーム機向けタイトルの開発に注力する方針に転換していることが考えられますね。

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理由4:DeNAとの共同開発契約期間の満了のため

ポケ森の共同開発パートナーであるDeNAとの契約も、サービス終了の要因の1つと考えられます。

任天堂とDeNAは2015年から業務・資本提携を結び、スマートフォン向けゲームアプリの開発を進めてきました。

ポケ森もその協業の成果の1つです。

しかし、契約期間には当然期限があります。

7年という区切りのタイミングで、両社の契約内容の見直しや再検討が行われた可能性が高いのです。

このような業界の慣例も、ポケ森のサービス終了時期の決定に影響を与えた要因の1つと考えられますね。

理由5:あつ森新作に向けてリソースを確保するため

任天堂は『どうぶつの森』シリーズの新作開発に向けて、社内のリソースを集中させる狙いもあるのではないでしょうか。

『あつまれ どうぶつの森』は2020年3月の発売以降、世界的な大ヒットを記録。

Nintendo Switchの看板タイトルの1つとなっています。

現在も多くのファンが次回作を心待ちにしている状況です。

新作の開発には、以下のようなリソースが必要となりますね。

  • 企画・開発スタッフ
  • シナリオライター
  • デザイナー
  • プログラマー
  • サウンドクリエイター
  • デバッグスタッフ

ポケ森の運営チームには、どうぶつの森シリーズの開発経験者も多く参加していました。

『とびだせ どうぶつの森』のスタッフがディレクターを担当し、本編の開発チームも監修という立場で関わっていたのです。

これらの経験豊富なスタッフを新作の開発チームに異動させることで、より充実した内容の次回作を作り上げることができるでしょう。

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どうぶつの森ポケットキャンプが2024年11月で終了!代わりのスマホゲーム2選

ポケ森が終了になり悲しい人も多いはず。

もし他のゲームを探しているなら次のゲームはいかがでしょうか。

最有力候補は「どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート版」

(出典:App Store)

ポケ森のサービス終了と同時期に、新たな有料アプリ『どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート』が配信されます。

価格は2,000円。

2025年1月31日15時までの早期購入特価は980円となっています。

コンプリート版の特徴

  • 常時のデータ通信が不要
  • アプリ内課金なし
  • プレイデータの引き継ぎ可能(リーフチケットは除く)
  • 2025年9月までは新アイテムの追加あり
  • シーズンごとのイベントは継続

データの引き継ぎについて詳しく見ていきましょう。

引き継ぎ可能な要素

  • キャンパーレベル
  • 所持ベル
  • 出会った動物たちとの仲良し度
  • 家具やクラフト材料などの持ち物、倉庫にあるもの
  • キャンプ場、コテージ、キャンピングカーなどのレイアウト
  • 衣装やマイコーデ

新要素として「くちぶえ峠」というマップも追加。

「マイキャンパーカード」を使ってフレンド登録した相手と交流できる場所になっています。

毎晩7時になるととたけけのライブも開催されるなど、オフラインでも楽しめる要素が盛りだくさんなんですよ。

『どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート』への引き継ぎを希望する場合は、ニンテンドーアカウントとポケ森のデータを連携しておく必要があります。

引き継ぎサービスは2025年6月2日まで提供される予定です。

ハムスタービレッジ

(出典:App Store)

『ハムスタービレッジ』は、どうぶつたちと一緒に村作りを楽しめるソーシャルゲームです。

ポケ森のような癒し系のゲーム体験を求めているユーザーにおすすめですね。

ゲームの特徴

  • かわいいハムスターたちとの交流
  • 村の施設や建物の建設
  • 作物の栽培や料理の制作
  • イベントへの参加
  • フレンドとの交流

ポケ森でできていた要素の多くが、このゲームでも楽しめます。オンラインでの交流機能も充実しているんですよ。

ただし、完全に同じ体験を求めるのは難しいかもしれません。

しずえやたぬきちといった『どうぶつの森』シリーズならではのキャラクターたちとの出会いは、やはりポケ森ならではの魅力でした。

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どうぶつの森ポケットキャンプの終了を悲しむ声は多い!

ポケ森は7年という長期にわたり、多くのプレイヤーに愛されてきました。

SNSでは「遠くに住む母の安否確認にポケ森を使っていた」「亡くなった友人のキャンプ場に行けば、そこでは会えた」といった声も。単なるゲームを超えて、人と人をつなぐコミュニケーションツールとしても活用されていたことが分かりますね。

1日のプレイ時間は人それぞれ。中には「7年間毎日2時間以上プレイしてきた」という熱心なユーザーも。

総プレイ時間が4,000時間を超えるファンもいたそうです。

最後のイベントまで変わらずコンテンツを提供し続け、さらにはデータを引き継げる新アプリまで用意する。

ユーザーへの配慮が感じられる終了の仕方となっていますね。

リーフチケットの払い戻しについても、サービス終了後に日本円で購入された未使用分を対象に実施される予定です。

払い戻しの申請方法などの詳細は、サービス終了後にポケ森の公式サイトで案内されます。

これまでポケ森を楽しんできたユーザーの皆さんは、11月29日のサービス終了までにニンテンドーアカウントの連携設定を確認しておきましょう。

そうすることで、コンプリート版でも思い出のキャンプ場でのんびり過ごすことができます。

サービス終了は寂しいことですが、これも新しい展開への第一歩。

『どうぶつの森』シリーズの今後の展開にも期待が高まりますね。

最後に概要をまとめます。

項目詳細
ジャンルコミュニケーションゲーム
対応機種iOS(9.0以降)、Android(4.4以降)
開発元任天堂、DeNA、エヌディーキューブ
発売日2017年11月21日(世界)
最新バージョン6.0.0(2024年10月28日)
利用料金基本無料(アイテム課金あり)
サービス終了予定日2024年11月29日
主な機能キャンプ場経営、どうぶつ招待、キャンピングカーのカスタマイズ、多言語対応
ポケ森友の会お手伝いコース、家具・服大好きコース、ダイアリーコースの3種の課金サービス
フォーチュンクッキー特別なアイテムが手に入る。種類: まめきち・つぶきちクッキー、ようふくクッキー、スペシャルクッキー
マップこもれび広場、OKモータース、ゴロゴロ鉱山、ハッピーホームアカデミー、コテージ等
公式サイトどうぶつの森 ポケットキャンプ 公式サイト
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この記事を書いた人

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