マークイズももちの2階に2018年11月にオープンしたRHCロンハーマン福岡店。
社会情勢の変化など影響してか約4年の営業を経て2022年7月31日に閉店しました。
リピーターも多く週末は特に賑わっていたのになぜ、この人気店が閉店に追い込まれたのか？
今回は理由を調査しました。
RHCロンハーマン福岡の閉店理由がやばい？理由を考察
RHCロンハーマン福岡店の閉店理由については公表されていないものの次のような理由があると考えました。
理由1：コロナ等による売上低下
RHCロンハーマン福岡店の閉店理由として、最も大きな影響を与えたのが新型コロナウイルスのパンデミックだったのではないでしょうか。
コロナウイルスの感染拡大により、多くの人々が外出を控え、特に小売業や飲食業は売上が急激に減少しました。
RHCロンハーマン福岡店もその例外ではなかったと思われます。
（出典：ロンハーマン）
コロナウイルスの影響で、RHCロンハーマン福岡店含め多くの店舗は一時的に営業を休止せざるを得ない状況に追い込まれたのです。
これにより、店舗の売上が大きく減少し、運営が厳しい状況になった可能性があります。
さらに、外出自粛要請が続いたことで、店舗への来客数も大幅に減少しました。
このような状況が続く中で、福岡店の運営は次第に困難になっていったと考えられます。
特に福岡市内では、観光客や出張者の減少も売上低下に拍車をかけたのではないでしょうか。
福岡は観光都市としての側面も強く、地元住民だけでなく、他県からの訪問者も重要な顧客層を占めていました。
しかし、コロナ禍で観光業が大打撃を受けたため、ロンハーマン福岡店にとっても顧客の減少が深刻な問題となったと思われます。
さらに、感染防止のための衛生対策や営業時間の短縮など、店舗運営には通常以上のコストがかかるようになりました。
これらの追加費用が売上低下と相まって、店舗の経営を一層困難なものにした可能性がありますね。
こうした要因が重なり、最終的に閉店という決断に至ったのだと思います。
理由2：オンラインストア強化など経営方針の変更
（出典：ロンハーマン）
先ほどのコロナも関係ありますがRHCロンハーマン福岡店の閉店には、企業全体の経営方針の転換が影響している可能性も考えられます。
近年、デジタルシフトが進む中で、ロンハーマンもオンラインストアの強化に力を注いできました。
特にコロナ禍においては、実店舗よりもオンライン販売の重要性が高まり、多くのブランドがデジタル戦略にシフトしてきたのです。
オンラインストアの利点は、広範囲にわたる顧客へのアプローチが可能であり、場所や時間に縛られることなく商品を販売できる点にあります。
RHCロンハーマンも、オンラインストアを通じて全国の顧客に商品を提供し、ブランドの認知度をさらに高める戦略を取っていた可能性がありますね。
この結果、実店舗の維持が次第にコスト負担となり、効率的な経営を追求する中で福岡店の閉店が決定されたのかもしれません。
また、RHCオンラインでの購買行動が一般的になると、実店舗の役割は「商品を買う場所」から「ブランド体験をする場所」へと変わりつつあります。
このような経営方針の変化も、福岡店の閉店につながったと考えられます。
オンラインでの販売が主流になる中で、福岡店は運営コストに見合った売上を確保することが難しくなったのではないでしょうか。
理由3：マークイズ福岡ももちのテナント料が高かった？
RHCロンハーマン福岡店が閉店に至った背景には、テナント料の問題もあった可能性があります。
福岡市内の商業施設におけるテナント料は年々上昇傾向にあり、特に人気エリアではその影響が顕著です。
RHCロンハーマン福岡店が入居していたマークイズ福岡ももちも、立地の良さからテナント料が高額だったと考えられます。
高額なテナント料は、店舗運営にとって大きな負担となります。
（出典：マークイズ福岡ももち）
実際にマークイズ福岡ももちも定期的にお店の入れ替えが行われており、2024年前半にも多くのお店が撤退したようです。
特に単価の高いお店が撤退していたそうなのでRHCロンハーマン福岡店含め客層とマッチしていなかった、コロナや物価高で消費が大きく変化したって可能性は高いと思います。
特にコロナ禍で売上が減少する中で、テナント料を含む固定費の負担が重くのしかかることは避けられません。
RHCロンハーマン福岡店がこの状況を乗り越えるのが難しかったのではないかと思われます。
さらに、テナント契約の更新時期が重なった場合、賃料の見直しが行われることが一般的です。
こうした背景から、店舗の利益率が圧迫され、最終的に閉店を決断するに至った可能性もありますね。
これにより、福岡店の運営は経済的に持続可能でなくなったのかもしれません。
2024年現在、福岡にはロンハーマンとロンハーマン カフェが存在
RHCロンハーマン福岡店は閉店しましたが、2024年現在、福岡市内にはロンハーマンとロンハーマン カフェが共に存在しており、多くの人々に親しまれています。
併設されているので服を見てカフェでランチって流れも良いですよ。
まず、ロンハーマン福岡店について紹介します。
この店舗は、カリフォルニア発のライフスタイルブランドであるロンハーマンの哲学を体現しており、シンプルで洗練されたデザインの商品が揃っています。
（出典：ロンハーマン福岡）
福岡店では、衣料品だけでなく、インテリア雑貨やアクセサリーなど、幅広いアイテムが取り揃えられており、ブランドの世界観を堪能できる空間となっています。
一方でロンハーマン福岡店は、ファッション好きの方々にとって、最新のトレンドを取り入れたスタイルを得られる場所として広く知られています。
また、店舗内では、季節ごとに新商品が入荷されるため、常に新しい発見があります。
こうした点から、ロンハーマン福岡店は、福岡市内でのショッピングスポットとして非常に人気が高いのです。
