人気の高いサボンのジェントルマンですが、「もう手に入らないの?」と不安に思う人が増えているようです。
これは一部商品が終売になっているという事実があるからではないでしょうか。
そこで、ここでは販売終了の理由と背景、そして代用しやすい似た香りのアイテムをご紹介していきますね。
サボンのジェントルマン販売終了なぜ? 理由を調査
サボンのジェントルマンは、綾野剛さんが使っているという噂や、その洗練されたイメージから人気が爆発したシリーズですね。
ボディスクラブのような定番アイテムを中心に、品薄状態が続く店舗もあるようです。
(出典:SABON)
では、なぜ「ジェントルマン」という名前のついたアイテムが次々に姿を消しているかについて、その理由を詳しく掘り下げていきたいと思いますね。
前提:販売終了は一部の商品だけ
まず、多くの人が「サボンのジェントルマンはもう手に入らない」と思うのは、一部の商品が終売になっているからと考えられます。
(出典:SABON)
もちろん、すべてが消滅したわけではないのです。
オンラインショップや公式サイトを確認すると、以下のような状況が起きているようです。
販売終了になった商品でも、店舗に多少の在庫が残っている場合もありえますが、大半は「もう公式での再販は難しい」と言われる状態。
こうした背景によって、「ジェントルマンそのものが入手不能」と認識してしまう人が多いのかもしれませんね。
この「一部だけ終売」が、噂をさらに加速させて「シリーズ全体がなくなる」と捉えられてしまうきっかけになるのではないでしょうか。
販売終了理由1:限定商品やリニューアルのため
サボンは、定期的に製品のリニューアルや限定コレクションを発売しているのが特徴です。
ジェントルマンのボディスクラブや (ボトル)も、商品によっては限定要素を含んでいた時期があるため、一度生産が終了したアイテムはそのまま姿を消してしまうケースが考えられますね。
サボンは季節限定の香りをはじめ、新しいボトルデザインや処方を採用したリニューアル商品を次々と投入。
そうした流れの中で、旧作のパッケージや香りが終売になることはめずらしくないでしょう。
(出典:SABON)
以下のような人気商品であっても定期的にリニューアルしたり、売れ行きによっては販売を停止するケースも考えられるのです。
- ボディスクラブ ジェントルマン
死海の塩と植物オイルを配合したスクラブ。古い角質を優しく取り除き、肌を滑らかに整えます。シトラスウッディの香りがバスルームをリラックス空間に変えます。
- シャワーオイル ジェントルマン
ボディソープとして使用できるオイルタイプの洗浄料。4種のボタニカルオイル(コムギ胚芽油、アボカド油、オリーブ殻油、ホホバ種子油)を配合し、肌を保湿しながら洗い上げます。
- フェイスポリッシャー ジェントルマン
洗顔と角質ケアを同時に行える2in1スクラブ洗顔料。プレシェーブとしても使用可能で、肌を柔らかく整えます。
- アロマディフューザー ジェントルマン
部屋全体にシトラスウッディの香りを広げるルームフレグランス。インテリアとしても楽しめるデザイン。
- ファブリックミスト ジェントルマン
衣類や布製品に使用できるミスト。香りを手軽に楽しめるアイテム。
また、一部ブランドでは「同じフレグランス名をリニューアル商品につけた結果、若干香りが違う」というケースが生じることもあるようです。
サボンでもリニューアル時に配合を変えることがあり得るため、どうしても以前の香りを再現したい方にとっては残念な思いをすることがあるのではないでしょうか。
そうした変化が「販売終了」という認識につながりやすいと考えられます。
販売終了理由2:プレゼント時期など人気商品の供給不足による誤解のため
(出典:SABON)
ジェントルマンという香りは、サボンのなかでも特に人気が高いといわれていますね。
綾野剛さんなど芸能人の使用説や良い口コミの多さをきっかけに、大人っぽさと性別を問わない爽やかさを兼ね備えた香りとして評価が高まったのではないでしょうか。
ホワイトデーやクリスマス、誕生日などギフト需要が急増するタイミングで一気に在庫がなくなってしまうケースが頻発するのです。
本来ならば「人気すぎて在庫切れ」というだけでも人は「終売なのか?」と心配しますね。
しかもサボンはオンラインショップでもタイミングによっては売り切れ表示になることがあるため、店頭とネット両方で入手が難しくなると「もう作っていないんだ」と誤解されてしまうことが多いのではないでしょうか。
このように「販売終了」や「生産終了」というワードだけが噂されてしまい、本当は一時的な品薄であるにもかかわらず、完全消滅と捉えられてしまう流れも見え隠れします。
サボンのジェントルマンが売っていない!似ている香りの商品は?
ジェントルマンに代表されるようなシトラスやウッディの要素は、性別問わず人気が高い香りですね。
そこで、「ジェントルマンが買えないなら、何か近い香りはないの?」と探す人も多いのではないでしょうか。
そうした疑問を解決するために、シトラスからウッディへ移行するグラデーションが心地よい2つの商品をピックアップしました。
クリニーク「ハッピー フォーメン」
(出典:Amazon)
多くのメンズフレグランスの中でも、特に清潔感のあるシトラス系統として根強い人気を誇る香りです。
クリニークはスキンケアにも定評があるブランドですが、「ハッピー フォーメン」は爽やかかつほんのりスパイシーなエッジを加えたバランスが魅力。
トップノートでマンダリンやライムなどの柑橘系が弾けるように香り、次第にウッディやアンバーのあたたかみが顔を出してくる構成で、ジェントルマンの持つシトラスウッディ感と通じるところがあると思います。
仕事に向かう前、朝のスーツスタイルにひと吹きしても邪魔にならないライトな印象で、気軽に使いやすいのではないでしょうか。
男性が身につけると凛とした雰囲気になる一方、女性が使っても柑橘の軽やかさのおかげでユニセックスなイメージを保てる商品と言えるのではないでしょうか。
近年はシトラス系が体臭対策にもなると認識されているため、加齢臭が気になる年代の方にも好まれやすい印象です。
サボン「ホワイトティー&ベルガモット」
(出典:サボン)
同じサボンのシリーズとしても注目度が高いのが「ホワイトティー&ベルガモット」。
ベルガモットのさっぱりとしたシトラス感がトップに広がり、ホワイトティーが淡いまろやかさを添えてくれるため、ジェントルマンのような落ち着きや高級感が欲しい人にも選びやすいのです。
ウッディ感はジェントルマンほど強くないものの、清潔感重視の方にはフィットする可能性が高いと思われます。
同ラインでは、ボディスクラブやシャワーオイルなど多彩なバリエーションが登場しているので、ジェントルマンを愛用していた人が「次はどの香りをメインにしようか」と迷っている際に試してみる価値があります。
ホワイトティー&ベルガモットなら、ジェントルマンとは異なる繊細さを持ちつつも、サボンらしい上質な香りの世界観をキープしているのが特徴なのです。
サボンを長く愛用している人は、香りの系統を変えても使い勝手や保湿感など製品の品質には信頼があると考えられますね。