MENU

    さかえ屋の閉店なぜ?乗っ取りで買収?遠賀店や野芥店など撤退した背景とは

    スポンサーリンク

    福岡県の老舗菓子店「さかえ屋」が続々と閉店しています。

    なぜ今、この動きが強まっているのでしょうか。

    本記事では、閉店の背景や買収の経緯、そして依然として根強い人気を保つ理由について詳しく調査・紹介していきます。

    余談ですが、さかえ屋の看板商品「なんばん往来」ですが、絶品ですよね。

    ネットでの最安値は調査時点で以下でした。ご参考までに。

    スポンサーリンク

    さかえ屋(福岡)の閉店なぜ?乗っ取りで買収?

    閉店が相次ぐさかえ屋の背景には、経営の失敗だけではない複数の要因が見え隠れしています。

    ここでは、過去から現在に至るまでの経緯を紹介します。

    閉店理由1:債務超過のため

    スポンサーリンク

    さかえ屋が深刻な経営危機に直面したのは2012年のことです。

    この年、約40億円規模の粉飾決算が明るみに出たことで、企業としての信頼は一気に揺らぎました。

    その結果、メインバンクである西日本シティ銀行の主導によって、代表取締役社長だった中野利美さんを含む創業者一族は退任。

    保有株式はすべて無償譲渡され、実質的に経営権から退きました。

    単なる経営上のミスではなく、会社の構造そのものを変える契機となったのです。

    負債総額は49億5,942万円にも達しており、破産申立てにまで発展。

    さかえ屋の経営体制は、ここで大きな転換点を迎えたわけです。

    この債務超過はただの資金難ではなく、過去の経営判断や事業拡大戦略の歪みが引き起こしたものだとも考えられます。

    粉飾決算という行為があった以上、経営に対する信頼回復は極めて難しく、結果としてリストラや閉店へとつながったのは当然の流れといえるのです。

    スポンサーリンク

    閉店理由2:シャトレーゼホールディングスに買収され、経営を見直したため(2015年以降)

    先ほどの話の続きになりますが2015年、さかえ屋はシャトレーゼホールディングスの傘下に入りました。

    九州エリアでの事業強化を狙ったシャトレーゼによる戦略的な買収であり、さかえ屋にとっては再起のチャンスでもありました。

    ただし、この買収の結果として、「さかえ屋ブランドの見直し」とともに「収益性の低い店舗の整理」が進行することになります。

    事業再建の一環として非効率な営業拠点は次々と閉鎖され、2024年から2025年にかけては「飯塚本町店」や「上津役店」などの店舗が姿を消しました。

    買収後の動きとしては、福岡県飯塚市に新工場が建設され、シャトレーゼ向けの製造ラインが整備されたことも注目されます。

    ただ、これはさかえ屋単独のブランド価値向上ではなく、シャトレーゼ全体の生産効率化の一環なのです。

    つまり、さかえ屋が主役として再建されるのではなく、シャトレーゼの歯車として再編されたともいえるのです。

    また、SNS上では以下のような声も見られました。

    ・「子どもの頃から通っていたお店がなくなって悲しい」
    ・「買収されてから味が変わった気がする」
    ・「店舗がどんどんなくなるのが不安」

    こうした声からも、ブランドイメージの変化に戸惑うユーザーが少なくないことがうかがえます。

    スポンサーリンク

    閉店理由3:人件費や原料費の高騰のため

    近年、食品業界を取り巻く環境は劇的に変化しています。

    原材料の高騰は顕著で、バター、小麦粉、卵などさかえ屋の主力製品に欠かせない素材はすべて価格が上昇しました。

    これに加えて、深刻な人手不足も重なり、人件費も大幅に増加しています。

    さかえ屋のように「手作業」「品質第一」を掲げている菓子メーカーにとっては、こうしたコスト増は利益率を圧迫する要因となります。

    以下は農林水産省のデータですが乳製品の価格は基本的に右肩上がりで、さかえ屋などのお菓子屋さんにとって厳しい状況なのです。

    (出典:農林水産省

    工場のオートメーション化を進めることでコストダウンを図る大手企業とは異なり、伝統を守るための選択が裏目に出るケースも少なくありません。

    結果として、店舗単体での採算が取れなくなり、閉店に追い込まれる店舗が増えていったのです。

    実際、上津役店の閉店もこうしたコスト負担の蓄積が影響していると見られています。

    スポンサーリンク

    さかえ屋の過去に閉店した店舗

    これまでに閉店した店舗は以下の通りです。

    閉店時期が明らかになっていないものも多く、ざっくりになりすみません!

    ・2025年3月31日:上津役店閉店
    ・2018年3月31日:三萩野店
    ・2024年3月11日以前:飯塚本町店や遠賀店、野芥店などその他複数店舗が閉店

    また、「なんばん往来」の一部商品は、シャトレーゼの一部店舗で販売されていることが確認されています。

    このように、商品単位ではブランド継続されている部分もあるようですね。

    かつては遠賀店や野芥店も地元で親しまれていましたが、これらの店舗も閉店の対象となった模様です。

    地域密着型の戦略をとっていたからこそ、地域住民の喪失感は大きいものと思われます。

    スポンサーリンク

    さかえ屋が閉店ラッシュでも人気は変わらない!

    閉店が相次ぐ一方で、さかえ屋の人気は衰えていません。

    その背景には、他にはない独自の価値観や、長年にわたり培ってきたブランド力があります。

    コンセプトや人気の理由

    さかえ屋が大切にしてきたのは、「お菓子のあるときはやすらぎのとき」というコンセプトです。

    この言葉は、日々の中でほっとする瞬間を提供したいという想いを込めたものなのです。

    看板商品「なんばん往来」は、南蛮文化と九州素材の融合から生まれたスイーツで、福岡のお土産として長年愛されてきました。

    ラズベリーや糸島プレミアムミルクなど、多彩なフレーバー展開も魅力の一つです。

    また、「すくのかめ」や「あんみつどら焼き」といった和菓子も根強い人気を誇ります。

    「すくのかめ」は、弥生時代の土器を模したユニークな形状で、見た目のインパクトと味の良さが評判なのです。

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!