1990年代のモデル・俳優として人気を博した清水貴博さん。
2000年前半には芸能界を引退されているのですが、なぜ引退したのか理由を知りたい方は多いのではないでしょうか。
清水貴博の引退理由は? いつ芸能界引退したの?
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まずは引退時期の推測から、じっくり探っていきたいですよね。
前提:引退時期は2002、3年ごろと推測※当時32、33歳ごろ
芸能活動初期はファッションモデルとして雑誌に登場していたのですが、多くの方が清水貴博さんを認識し始めたのは『はぐれ刑事純情派』で新人刑事の肥田健一刑事を演じたあたりからだと思います。
スラリとした185cmの長身で端正な顔立ちが注目され、男性ファッション誌のモデルから一気に俳優の道へと進んだ流れが当時とても話題になりました。
清水貴博さんが芸能界から姿を消し始めた時期は、2002年発売のVシネマ作品『LB熊本刑務所』出演後ではないかと推測されています。
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ドラマや映画への露出が減少し、その後はほとんど公の場に登場しなくなったのです。
芸能活動を正式に「引退」として明言しているわけではないものの、少なくとも2003年ごろには表立った活動が見られなくなったのですよね。(所属していた渡辺プロダクションにも情報なし)
32歳や33歳前後というタイミングで役者業を控えるケースは決して珍しくないので、当時の状況を考えると自然な引退だったのではないでしょうか。
ファッション誌のモデルから出発した清水貴博さんは、デビュー当初は渡辺プロダクションに所属しており、男性ファッション誌やドラマ出演など多方面で活躍したのです。
引退理由1:家族や健康問題などプライベートな事情のため
芸能界を離れる方の理由としては、家族や健康などプライベートな事情が最も多いと言われていますね。
清水貴博さんの場合も、その線が有力視されているのではないでしょうか。
長年モデルや俳優業を続けているとスケジュールが不規則になりやすく、体調を崩すケースも珍しくないですよね。
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実際、早朝から深夜まで撮影が続くドラマや映画に出演するとなると、生活リズムが乱れがちなのです。
本人だけでなく家族にも負担がかかることがあるため、家族のケアや自身の健康管理を優先して芸能活動をセーブしたと考えられます。
もし家庭を築いていた場合、忙しさがピークに達する30代前半で「このまま続けるのは難しい」と判断する俳優も少なくないのです。
引退理由2:30代に入りキャリアの方向転換を行なったため
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清水貴博さんのように、20代を中心に華やかな世界で活躍してきた方が30代に入ると、これからの人生設計を考え直すことは不思議ではないですよね。
俳優やモデルに限らず、スポーツ選手なども30代前後でキャリアの転機を迎えるのはよくある話です。
芸能界という厳しい競争社会の中で、同じ方向へ突き進むよりも新たなビジネスや起業、別の専門職への道へ進むケースもあるのではないでしょうか。
もちろん芸能界に残り裏方で働いているってケースもかなり多いです。
一般企業に就職
- サラリーマン(営業・企画・広報 など)
- ベンチャー企業やスタートアップへの参加
独立して起業・自営業
- 飲食店やカフェの経営
- ECサイト運営やネットビジネス
- コンサルタント・講師業
制作サイドや関連業界へ転身
- 映像・舞台の制作スタッフ、プロデューサー
- 監督・演出家
- 照明・音響などの裏方スタッフ
別のクリエイティブ分野
- 執筆活動(書籍・コラムなど)
- 音楽やアート活動
地方や海外での活動
- 地域おこしや地方活性化事業
- 海外企業への就職や起業
- 国際結婚を機に海外在住
俳優は、人気が高まる一方で役柄の幅が変化していく世界なのです。
30代に差しかかった頃に「今後どんな役を演じていくのか」「どのような俳優として成長するのか」という悩みが増えることは多いと考えられます。
また、さまざまな制作会社やスタッフの間で新しい才能を求める風潮が強いため、思い切って別の業界を目指す人もいるのではないでしょうか。
清水貴博さんが芸能活動を通じて培ったコミュニケーション力やファッションの知識などを活かし、新しいキャリアを切り開いていったとしても驚きではないですよね。
引退理由3:芸能活動の限界を感じたため
芸能界で活躍し続けるためには、絶えずオファーを獲得し、作品に出演し続ける必要がありますよね。
ドラマや映画は主演だけでなく、脇役やゲスト出演の枠にも激しい競争が存在しているのです。
清水貴博さんが新人刑事として出演した『はぐれ刑事純情派』のような大ヒットシリーズでも、メインキャストの入れ替えが行われたりと2009年のはぐれ刑事シリーズ終了(計18シリーズ・444回)まで絶えず変化し続けていました。
そうした変化の激しい現場で思うように役が得られなくなると、「芸能界に自分の居場所はあるのか」と悩む方は多いのです。
実際に、多くの俳優が10年、20年とコンスタントに出演を続けていくのは簡単ではないですよね。
オーディションやプロデューサーの判断次第で、次の大きな仕事を得られるかどうかが大きく変わってしまうのではないでしょうか。
清水貴博さんも、そうした芸能活動の厳しさや限界を実感し、惜しまれつつも身を退いたのだと考えられます。
少し話は変わりますが俳優だけではなく、アイドルでも引退するケースがかなり多いですよね。
元AKBの立仙愛理さんの引退理由についても意外すぎるとかなり話題になっていました。
清水貴博の現在や経歴
清水貴博さんは引退後どうされているのか、現在の状況やこれまでの経歴を細かく確認していきます。
現在は結婚した?SNSはやっている?
芸能界を引退した有名人であっても、SNSでプライベートを発信している方は少なくありませんが、清水貴博さんの場合はそういった目立ったアカウントが見当たらないです。
公式に本人と断定できるTwitterやInstagram、Facebookページなども確認できないです。
したがって、結婚の有無やご家族の存在についても信頼できる公表情報はほとんど見当たらないですよね。
芸能活動を退いてから、徹底してプライベートを表に出さないスタイルを貫いているようです。
一般的に、ある程度名を知られた俳優が活動を休止しても、事務所公式サイトなどでその後の近況報告があるケースがあります。
しかし、清水貴博さんについては渡辺プロダクションの所属タレント一覧からも姿が消えており、現状どのような職業に就いているのかも見えてこないのです。
こうした背景から、現在は結婚や家族を最優先に平穏な日々を過ごしている可能性や、まったく別の業種でキャリアを築いている可能性があると考えられます。
経歴
清水貴博さんのこれまでの活動について、簡単ですがまとめました。
・ファッションモデルとしてデビュー
・渡辺プロダクションに所属し、1990年代に男性ファッション誌で活躍
・『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日系)1993年~1994年放送で肥田健一刑事役を担当
・フジテレビ系ドラマ『もう涙は見せない』(1993年放送)で野口秀人役を務める
・テレビ東京のオムニバスドラマ『映画みたいな恋したい「俺たちは天使じゃない」』(1993年6月12日放送)では主演を担当
・『名奉行 遠山の金さん 第7シリーズ』(1995年~1996年、テレビ朝日系)で松井俊太郎役を演じる
・『名探偵 保健室のオバさん』(1997年、テレビ朝日系)でもゲスト出演(川島和也役)
・2001年放送の『ビューティ7』に出演後、2002年ごろに出演作が途切れ始める
・Vシネマ作品『LB熊本刑務所』や『BUGS』でも活躍
・2002年ごろから新作への登場が見られなくなり、芸能界を引退したと推測される
清水貴博さんは1990年代から2000年代初頭にかけて多くのドラマやVシネマに出演していましたね。
ドラマ『はぐれ刑事純情派』への登場は新人らしさが際立っており、視聴者からも親しみを持って迎えられたのではないでしょうか。
長身と落ち着いた雰囲気をあわせ持つ俳優としての活躍ぶりが話題になったのです。
そこから2001年の『ビューティ7』あたりまでは順調に作品へ出演していたものの、その後の動きがほとんど伝わらず、静かに芸能界を離れていった印象が強いですよね。
なぜここまで人気なの?
ファッションモデル上がりの俳優はめずらしくないとはいえ、清水貴博さんは特に当時の男性ファッション誌を熱心にチェックしていた読者から強い支持を受けていたのではないでしょうか。
185cmの高身長と、知的な雰囲気が融合したスタイルが多くの方を惹きつけたと思います。
役者としても、新人刑事や若手の男性役でさわやかなイメージを印象づけられたのではないでしょうか。
『はぐれ刑事純情派』で肥田健一刑事が先輩刑事たちに指導されながら事件に向き合うシーンや、『もう涙は見せない』で複雑な環境に置かれる役柄を真摯に演じる姿などが高く評価されたのです。
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視聴者は「この人、モデル出身なのに演技も自然だね」という好意的な感想を持ったのではないでしょうか。
90年代はドラマやファッションシーンともにブームが続いていた時期でしたから、清水貴博さんの存在感はその追い風にも乗ったのだと思われます。
さらに男性誌やファッション業界だけでなく、テレビドラマを通じて幅広い層にアピールできたことで人気が高まり、「もっと大きな役で観たい」というファンも増加していったのです。
人気が俳優・モデルだけあって芸能界引退がおしいですね。