南砂町ショッピングセンター「スナモ(SUNAMO)」。
閉店ラッシュとの噂もあるようです。
スナモが閉店ラッシュ?店舗数の動向
スナモ(SUNAMO)は、東京都江東区にある大型複合商業施設で、「いつでも何でも揃っている」「心くすぐる日常がある」をテーマにしています。
8つの大型店と約100の専門店が集積されています。
閉店ラッシュと噂されている
- 2019年11月11日:魚べい南砂店閉店
- 2021年1月24日:Lycka till 南砂町スナモ店閉店
- 2021年2月4日:オーサムストア南砂町SUNAMO店閉店
- 2022年9月19日:クラフトハートトーカイ南砂町SUNAMO店閉店
- 2023年1月9日:上島珈琲店 南砂町店閉店
- 2024年1月14日:アドアーズ南砂町SUNAMO店閉店
- 2024年10月31日:ベアハグ キレイバイキングスナモ店閉店
- 2024年12月末:ドゥ・スポーツプラザ南砂町閉店
- 2025年1月28日:move(ムーヴ) 南砂町ショッピングセンターSUNAMO店閉店
- 2025年2月27日:南砂町おだやかクリニック休業
スナモは過去にも閉店ラッシュの噂が流れており、2019年1月にも17店舗が一時期に一斉に閉店しました。
スナモの店舗が閉店してしまう理由とは
スナモの店舗は定期的にリニューアルが行われています。
2013年や2019年、2024年にも行われています。
本来、大型ショッピングセンターの店舗はテナント契約という形のため、契約年数が決まっています。
開業5周年リニューアル(2013年)
2013年10月25日、開業5周年を機に初の大規模リニューアルが実施され、27店舗が新たにオープンしました(新店15店舗、改装・リニューアル12店舗)。
リニューアルのコンセプトは「もっとスナモ」であり、顧客との繋がりを深め、「街の資産」を目指しました。
マーケット環境の変化に対応し、顧客からの要望が多かったライフスタイルショップが強化されました.
主なリニューアル内容は以下の通りです。
- グローバルブランドやカジュアルファッションの導入
- 「ユニクロ」が大型店に拡大、「ABC-MART メガステージ」が江東区最大級の面積に
- フードパークに「カウバーグ」が初出店
- 「スーモカウンター」や「うさちゃんクリーニング」などのサービスショップがオープン
- SuicaやPASMOでの決済開始
2014年3月には、リニューアル第2弾として、「GU」や「SEATTLE’S BEST COFFEE」など4店舗がオープン。
これにより、5周年リニューアル全体で31店舗が新たにオープンしました。
開業10周年リニューアル(2019年)
2019年春には、開業10周年を記念して大規模リニューアルが実施され、21店舗が新たにオープンまたは改装されました(新店13店舗、移転・リニューアル8店舗)。
このリニューアルでは、ライフスタイルショップの強化、感度の高いカジュアルファッション、ボディケアを目的としたサービスやショップの誘致が行われました。
フードコートと授乳室も全面的にリニューアルされ、座席数の増加やベビー用体重計の設置など、子育てファミリーに優しい施設へと生まれ変わりました。
フードコートは504席に増設。
また、2~4階の共用部の床が張り替えられ、館内が明るく演出されました。
開業15周年(2024年)
2024年2月から4月にかけて、開業15周年を記念して複数の新店舗がオープンしました。
主な店舗は以下の通りです。
- 博多コリアン食堂 ニューフジヤ
- チュチュアンナ グランデ
- 3COINS+plus
- タイトーステーション
- あそんで!そだてる!らくがキッズ
- トレファクスタイル
- インドアゴルフスクール BEAGLE
しかし店舗の売上が著しく低い場合は、この年数に関わらず閉店する場合もあります。
大型のショッピングセンターにとって、このテナント入替は大きなセールスポイントです。
なぜなら経営戦略上、これを「リニューアルオープン」という形で、大きく集客を狙うことができるからです。
スナモの店舗の閉店ラッシュも同様で、閉店した店舗の後に流行に合わせた人気店を入れることで、さらなる集客へと繋げることができます。
実際、2019年3月は開業10周年というタイミングで、21店舗を新規・リニューアルオープンしました。
このリニューアルオープンでは、店舗の入れ替えはもちろんのこと2〜4階の床の貼り替えで館内を明るく演出するなど、スナモ全体のイメージを大きく塗り替えました。
この時に誘致した店舗には、おもちゃの「トイザらス」や評判の良いそろばん教室「そろばん教室88くん」などがあり、やはり子供・家族連れがメインとなる集客ターゲットに含まれることがわかります。
このほかにも「Dr.ストレッチ」や「F PREMIUM-PLAZA」など、健康的な身体づくりやメンテナンスをサポートするボディケアショップもオープンしており、近年日本人に高まる健康志向に目をつけた誘致であることが窺えます。
店舗の閉店ラッシュは、スナモを運営する上層部(三菱地所グループ)の方針によるもので、店舗刷新によるセールの実施や新規客層の集客など経営戦略のためのものであるといえます。
スナモの良い口コミ
スナモはそのテーマのとおり、幅広いジャンルの店舗が100以上も並んでいる「いつでも何でも揃う」品揃えのショッピングセンターです。
都内の大型店ですが駐車場はとても広く、休日でもそれほど待たずに駐車できるため、車での来店がしやすい環境が整っています。
さらに駐車場は、なにも購入せずとも3時間も無料で利用できるため、時間を気にせずゆっくりと買い物ができるのも魅力です。
また、スナモは子連れに嬉しいサービスを多数取り入れています。
広々とした店内は、ベビーカーでの買い物がしやすいのはもちろん、スナモはサービスとしてベビーカーの貸し出しも行っています。
そのほかにも清潔で使いやすい授乳室やおむつ替えスペースも多数設置されていたり、子ども用品店も多く出店されています。
このほかにも、スナモは江東区花火大会で毎年屋上を無料開放しています。
スナモのある江東区は毎年8月中旬に花火大会を開催しています。
スナモの屋上は、江東区花火大会の穴場スポットとしてもひそかに人気を高めており、花火大会当日は観覧客で店内飲食店も賑わっています。
スナモ(SUNAMO)についておさらい
スナモは「いつでも何でも揃っている」「心くすぐる日常がある」がテーマの東京都江東区にある大型複合商業施設です。
2008年10月9日に「南砂町ショッピングセンター SUNAMO(スナモ)」としてオープンしました。
最寄駅は東京メトロ東西線「南砂町駅」で、駅からわずか徒歩5分の距離にあります。
テーマにある通り、日常生活に欠かせない大型店舗としてダイエー(スーパー)やCAINZ(ホームセンター)のほか、専門店も多く地域に根ざした店舗が多く並びます。
スナモの店舗全体は大型ショッピングセンターには珍しい縦型の形状で、2箇所に大きな吹き抜けがあるのが特徴です。
館内は江戸切子模様をモチーフに取り入れていたり、茜色・藍色配色の柱やエレベーター、藤棚を模した格子オブジェ、凧・錦絵のオブジェなど、至る所に日本風の趣ある演出が施されています。
スナモはどんな人に向いている?
スナモは幅広い客層に向けて100以上の店舗・サービスを展開する大型ショッピングセンターです。
都内の店舗には珍しい3時間もの駐車場無料サービスを行っており「大きな買い物をしたい」「まとめ買いがしたい」など車での買い物をしたい人にぴったりです。
最新のフロアマップはこちらの公式HPからご確認できます。
また、子ども連れに嬉しい店舗が多いだけでなく、子連れに向けたサービスも充実しているので、家族でのお出かけにも最適です。