元東方神起のパク・ユチョンさんですが検索結果に「終わった」との文字が。
アイドルとしての輝かしい過去から、度重なる問題の渦中へ。
今回はそんな噂の真相を調査しました。
ユチョン終わった噂はなぜ?最低なトイレ事件?理由を考察
数々の不祥事によってイメージが大きく傷つき、韓国での活動が事実上困難となったパク・ユチョンさん。
その背景には、複数の重大な出来事が重なっていたようです。
理由1:トイレ事件(4人からの告訴)
2016年6月、社会服務要員として勤務していたパク・ユチョンさんに、衝撃的な事態が発生。
ソウル・江南の遊興業店の女性従業員から、トイレでの性的暴行容疑で告訴されたのです。
この告訴の詳細は以下の通りです。
さらに事態は複雑化していきます。
最初の告訴から数日後、別の女性たちからも同様の告訴が相次いだのです。
6月16日には2人目の女性が昨年12月の被害を、17日には3人目の女性が2年前の被害を、同じ日に4人目の女性が昨年2月の被害を訴え出ました。
これら4件の告訴に共通する特徴もありました。
結果的に証拠不十分で不起訴となりましたが、この一連の出来事は「韓流プリンス」としてのイメージを大きく損なうことになりました。
過去に遡りますが2008年、東方神起時代に日本のラジオ番組で「ビューティフル」という単語から連想するものを3つ挙げるよう求められた際、パク・ユチョンさんは「会話」「ため息」に加えて「トイレ」を挙げ、2つの便器を並べた自筆の絵まで描いて見せていたのです。
このエピソードが今回の事件で呼び起こされ次のような憶測を読んだのだと思います。
理由2:覚醒剤使用を否定した記者会見後の陽性反応
2019年4月、パク・ユチョンさんを取り巻く状況は、さらに深刻になりました。
発端は、韓国の大手乳製品メーカー・南陽乳業の創業者の孫娘であるファン・ハナさんの逮捕でした。
事件の経緯は以下の通りです。
これを受けて、パク・ユチョンさんは記者会見を開き、断固とした態度で疑惑を否定しました。
「活動を再開するために毎日努力している。そんな私がすべての努力を水の泡にするようなことをするわけがない。決して薬物を使ったことがない」と涙ながらに訴えたのです。
しかし、この記者会見は後に大きな波紋を呼ぶことになります。
自ら警察に出頭して検査を受けた結果、脚の毛から薬物の陽性反応が検出されたのです。
この事実は、記者会見での発言の信憑性を完全に覆すものでした。
事態を重く見た検察は、以下の判断を下しました。
理由3:韓国ファンクラブからの引退要求声明
トイレ事件もそうですが薬物使用が明らかになったことで、パク・ユチョンさんへの信頼は大きく揺らぎ始めます。
長年支持してきた韓国のファンクラブの対応も変わったのです。
ファンクラブは以下のような厳しい声明を発表しています。
また、ファンクラブの寄付で作られていた仁川市の「パク・ユチョン桜道」も撤去されることに。
2016年のトイレ事件気持ちが冷め始めたファンも少なくなかったのでしょう。
理由4:税金未納と高額な復帰イベント
2023年、パク・ユチョンさんの問題は経済面にも波及していきます。
その後、韓国国税庁が発表した高額常習滞納者リストに名前が掲載され、2016年から約4億ウォン(約4,000万円)の税金を納付していなかったことが明らかになったのです。
さらに、2021年には新たな法的問題も浮上しました。
そんな中、2024年2月に日本での復帰イベントを開催しますが、これが新たな物議を醸すことになります。
イベントの詳細は以下の通りでした。
この価格設定に対して、韓国メディアからは「相場より2~3倍高い」という指摘が相次ぎ、韓国のK-POPファンからも厳しい声が上がることになったのです。
理由5:過去の東方神起の分裂
ここまで衝撃的な出来事を取り上げてきましたがパク・ユチョンさんの転落のそもそもの背景には、2009年の東方神起分裂もあったでしょう。
当時の状況を振り返ります。
この一件は韓国の芸能界に大きな波紋を投げかけることになりました。
もちろん東方神起が人気だった日本でもニュース番組で取り上げられましたよね。
この分裂騒動時にパク・ユチョンさんたちが強調していた「メンバー間の絆」が、後の薬物事件で皮肉な形となり、かつての仲間たちは、この件について一切のコメントを控えることになったのです。
ファンからアンチに?韓国人ファンの厳しい声は多い
一度ではなく何度もネガティブな形でニュースに取り上げられたパク・ユチョンさん。
ファンを裏切ってしまったことでアンチの声、特に韓国人からの声も目立つようになりました。
調査する限り次のような声がありました。
- 「いまだに好きってことは本当の愛だね。(ユチョンは)日本に住み着いて韓国には戻って来ないでほしい」
- 「日本のファンは一度好きになったら何をやらかしても許すのか?不思議だ」
- 「うそを平気でついておいて、これはないのではないか」
- 「また(テレビに)出られるようになるとは想像もしていなかった」
- 「日本が不祥事を起こした元韓流スターの逃避先になっている」
- 「純真な海外ファンを金儲けに利用している」
- 「記者会見での切実な訴えを信じて支持声明を出したが、結局ファンの心を再び傷つけた」
- 「これ以上彼を応援できない事態にまで至った」
過激なファンも多い韓国ですが、度重なる事件で悪い意味で注目されてしまったのでしょう。
ユチョン終わってない?賛否あってもファンは多い
相次ぐ不祥事で韓国での活動が困難となったパク・ユチョンさんですが、日本では意外なほど根強いサポートが続いているのですね。
2024年2月に開催されたファンミーティングとディナーショーは、チケット価格が2万3000円から5万円という高額設定にもかかわらず、多くのファンが参加しました。
9月には東京タワーでアートパネル写真展を開催し、RED° TOKYO TOWERのアートコレクションアンバサダーにも就任。
日本デビューの記者会見では、全て日本語で「懐かしい姿と新しい姿を見せたい」と意気込みを語っていました。
12月にはミニアルバムの発売とクリスマスツアー。
一方で韓国メディアからは「日本が不祥事を起こした元韓流スターの逃避先になっている」「純真な海外ファンを金儲けに利用している」という厳しい指摘も出ていますね。
しかし、2021年にはタイでの洪水被害地でボランティア活動を行い、韓国の2都市へマスク5万枚を寄付するなど、社会貢献活動にも取り組んでいます。
今後のパク・ユチョンさんが、失われた信頼をどのように取り戻していくのか、そして新たなアーティストとしての道をどう切り開いていくのか。
その姿は、賛否両論がある中でも、多くの人々の注目を集め続けることになりそうですね。