ドライブインダルマですが賛否あるようです。
今回はそんな声を調査しました。
ドライブインダルマが閉店と噂されてしまう理由とは

ドライブインダルマが閉店してしまうという噂があります。
しかし今も変わらず営業しており、レトロな味と雰囲気で人々を魅了し続けています。
では、なぜドライブインダルマが閉店してしまうという噂が流れてしまったのか、その理由について考察しました。
- 時代とともにすたれ、周囲の店も閉店が相次ぐ
- 度重なる水害による甚大の被害
それぞれについて詳しくお話していきます。
閉店と噂される理由1:時代とともにすたれ、周囲の店も閉店が相次ぐため
ドライブインダルマが閉店するという噂が流れた理由のひとつとして、周囲の店が軒並み閉店していることがあげられます。
ドライブインダルマは国道178号沿いにありますが、近くにお店はなく、ドライブインダルマのみが営業しているような状態です。
なぜそのような状態になってしまったのかというと、やはり時代の変遷が考えられます。
ドライブインダルマは1971年に創業しました。
創業当時は、コンビニエンスストアなどの便利なものはありません。
そのため24時間営業しているドライブインダルマは、トラックの運転手や釣り客にとって立ち寄りやすく、気軽にご飯が食べられる数少ない場所でした。
しかし時代ともに世の中は便利になり、ドライブインダルマ以外の選択肢が増えていきます。
また国道178号沿いはのどかな田舎です。
京都市内のように観光客が集まる地ではありませんし、時代とともに国道を利用する人も減少しました。
その結果、いつの間にかドライブインダルマ以外のお店が閉店することになってしまったのでしょう。
ドライブインダルマの店構えも影響していると考えられます。
茶色の瓦と看板がノスタルジックな雰囲気をかもしだしていますが、一見して閉店してしまったのではないかと思われてしまっても不思議ではありません。
閉店と噂される理由2:度重なる水害による甚大な被害が起きたため
ドライブインダルマは由良川の側に店を構えていることもあり、何度か水害の被害にあってきました。
中でも2004年の台風23号の際は甚大の被害を受けました。
店の中は浸水し、テーブルのあたりまで水で浸かってしまったといいます。
当然、自動調理販売機も水に浸かり、壊れてしまいました。
その様を見た店主も店をたたむしかないと覚悟したとのこと。
しかし、常連の方や遠方のお客様まで多くの人が「全国で珍しい自動調理販売機をなくしてはいけない」と応援の言葉やカンパをしてくれたそうです。
多くの人たちの後押しもあり、ドライブインダルマを継続させることを決意しますが、自動調理販売機はとうの昔に製造を終了しており、修理するのにも一苦労でした。
結局、修理場所を見つけることができず、店主とその家族が思考錯誤しながら修理したとのこと。
その熱意により、水害にも負けず、ドライブインダルマは無事復活を遂げるのです。
以上、2点がドライブインダルマが閉店するという噂が流れた理由として考えられます。
周りのお店が閉店していく中、度重なる水害にも負けずに営業を続けられたのは、多くの人々に今なお愛されているからなのでしょう。
また、24時間営業をやめた、自販機は18時までになったため、そのように思われた可能性もありますね。
ドライブインダルマの良い口コミ1:とにかく懐かしい!
ドライブインダルマを訪れた人が、口をそろえて言うのが「懐かしい!」という言葉です。
驚くことに昭和を体験したことのない平成生まれの人でも、ノスタルジックなその店構えと今では珍しい自動販売調理機からでてくるうどんやラーメンの味に懐かしさを覚えます。
全国でも珍しい自動販売調理機だけでなく、店内すべてが昭和な雰囲気を醸し出しているお店です。
確かに上記口コミのような自動販売調理機やインベーダーゲーム、ビンのコーラなどは、平成生まれの人には馴染みのないものです。
しかしテレビ等で何度も見てきた景色でもあります。
それゆえに、ノスタルジックな雰囲気とチープながらも優しい味わいに懐かしさを覚えるのでしょう。
また年配の人にとっては、自動販売調理機は青春の味です。
その青春の味をもう一度味わいたい、孫にも知ってもらいたいと足を運ぶ人も少なくありません。
ドライブインダルマの良い口コミ2:これからも残してほしい場所
ドライブインダルマを一度は訪れたことがある人が口をそろえて言う言葉が「懐かしい」です。
確かに昭和時代にタイムスリップしたような懐かしさがあります。
次に「これからも継続してほしい」と思うことでしょう。
ドライブインダルマには今では製造されていない自動販売調理機が現役で稼働しています。
そのため「レトロ自動販売機の聖地」としても有名な場所です。
ドライブインダルマは飲食店ですが手のこんだ美味しい食事をする場所ではなく、古き良き時代の雰囲気と味を楽しむための場所といえます。
実際、口コミを見ても味を楽しみにしているというより、雰囲気を楽しみに来店している人が多いことがわかります。
今では感じることがなくなってしまった昭和時代の懐かしいレトロな雰囲気と味、そして貴重な自動販売調理機を求めて、多くの人がドライブインダルマを訪れています。
そして多くの人々が、昭和時代の歴史を肌で体感できる貴重な場所でもあるドライブインダルマが、これからも続くことを願うのです。
ドライブインダルマについておさらい
京都府真鶴市にあるドライブインダルマは、一部のコアなファンから「レトロ自動販売機の聖地」と言われている飲食店です。
なぜ「レトロ自動販売機の聖地」と言われているのか。
それはドライブインダルマには昭和時代に大活躍した自動販売調理機が、今も何台も稼働しているからです。
ラーメンの自動販売調理機は、今ではドライブインダルマでしか稼働していないとのこと。
そんな貴重かつ昔懐かしい自動販売機から提供されるうどんやラーメン、ハンバーガーなどを求めて、多くの人が訪れています。
さらに店構えも赤茶色の瓦屋根でレトロな雰囲気です。
店内に入れば、1980年代に流行ったインベーダーゲームやUFOキャッチャーが置かれており、壁には自動販売調理機が設置されています。
まるで昭和時代にタイムスリップしたような、レトロな雰囲気を味わうことができるのも人気のひとつです。
ドライブインダルマはどんな人に向いたスポット?
ドライブインダルマはどんな人に向いているスポットといえるのでしょうか。
ズバリ、以下のような人におすすめのスポットです。
ドライブインダルマは今では製造されていない自動販売調理機が現役で稼働している数少ない場所です。
そのため、マニアにとってはたまらないスポットといえるでしょう。
また自動販売調理機だけでなく、店内すべてが昔懐かしいもので溢れかえっています。
昭和時代を知らない人たちにとってはノスタルジックなその雰囲気が、懐かしいと同時にとても新鮮に映るはずです。
逆に昭和時代を知っている人にとっては、青春時代を思い出すことができるスポットです。
昭和時代にタイムスリップした気分を味わいたい人は、ぜひ一度訪れてみてください。