今回は「『ぷっ』すま」や、その後放送された「なぎスケ」が終了した背景を紹介します。
『ぷっ』すまの終了理由とは

MCが、草彅剛さんとユースケ・サンタマリアさんであり、毎回ゲストと一緒に様々な対決で競い合ったりするという内容の番組として人気の、ぷっすま。
しかし、2018年3月で放送終了となりました。
全世代から人気のあった番組ですが、どうして放送が終了になってしまったのでしょうか。
その理由を調べました。
会社からの圧力?
MCが、草彅剛さんとユースケ・サンタマリアさんということで、2人の掛け合いも人気だった深夜番組ぷっすま。
しかし、突然の放送終了ということで
「当時草彅剛さんが所属していた会社からの圧力なのでは?」
と噂が立っているようです。
そもそもテレビ出演枠は、芸能事務所ごと契約していると言われているようで、草彅剛さんの番組は所属している事務所の番組枠と捉えられてしまうと囁かれているようです。
草彅剛さんは、2016年全盛期に解散を発表したSMAPの元メンバーで有名です。
そして、解散後は所属事務所を脱退しています。
その関係で、事務所から圧力がかかり、急な放送終了となったのでは、と言われているようです。
事務所から独立することが、番組終了に繋がるのは視聴者としてはとても納得できないことだと思います。
放送局も契約先変更手続きをするだけで、放送終了まではしなくても良かったのではないでしょうか。
一視聴者として放送局と所属事務所、タレントとの関係性はわかりませんが、昔からある悪しき慣習があるなら是正してもらいたいものですね。
制作費が赤字?
深夜番組としては、高視聴率を維持してきた人気番組、ぷっすま。
しかし、
「その製作費が赤字で放送できなくなったのでは?」とも一部では噂されているようです。
ぷっすまは、深夜番組とは思えないほど贅沢に作られている番組だったようで、ロケのカメラの台数が多かったり、テロップなどの編集も相当こだわっていたようです。
制作費が赤字だとしても、その製作費をかけたおかげで人気深夜番組が約20年間も愛されてきたという事実もあるので、なんとか工夫して製作費の節約ができていたら、また違った結果になっていたかもしれませんね。
なぎスケ!も終了?理由とは
2019年12月からAmazonプライムビデオにて、配信されているバラエティ番組、なぎスケ!。
2018年3月に放送が終了したテレビ朝日系列の深夜バラエティ番組ぷっすま、でMCを務めていた草彅剛さんと、ユースケ・サンタマリアさん、番組制作も同じ担当者が行い、事実上ぷっすまの、後継番組とされています。
なぎスケ!シーズン1は、2019年12月~2020年11月12日、シーズン2は2020年11月19日~2021年11月11日の配信となっていました。
シーズン2になるほどの人気であった番組、なぎスケ!。
なぜ、配信が終了してしまったのでしょうか。
前番組と比べてしまう?
コンプライアンスのセーフラインを守りながら絶妙なバランスで作られてる番組だとは思います。
地上波の深夜で放送していた頃の視聴者層とは変わっているからか、なぎスケが大人になってきたからか攻めた企画がなくなってしまったのが面白さ半減の原因じゃないだろうか…昔は昔、今は今なのかも知れないけど、視聴者としてはどうしても全盛期の「ぷっすま!」と比較してしまうのですよ。全盛期も二人は今と変わらずわがままだったけど、スタッフはもっと容赦してなかった。テロップも愛がありつつもっと容赦ないツッコミをしていたなんてね。
最近はとにかくふたりへの甘やかしが過ぎるんですよ。たとえユースケサンタマリアがナイスミドルになろうとも、草彅剛が日本アカデミー賞最優秀主演男優になろうとも容赦や忖度せずに厳しい企画をお願いします。(引用:Amazon)
前バラエティ番組として、人気深夜バラエティ番組ぷっすまがあります。
深夜番組とはいえ、約20年も続いた人気番組でした。
ですので、その後継番組としてなぎスケ!は、多くの視聴者に、比べられていたのも仕方ありません。
また、地上波と配信という微妙に畑の違う場所での放送になるので、番組内容も少し違っていたため、人気が少しづつ低迷していったのかもしれませんね。
「なぎスケ!」と「『ぷっ』すま」の比較
『なぎスケ!』は『『ぷっ』すま』の魂を受け継ぎつつも、プラットフォームの変更に伴い、割と違いがあります。
振り返りも兼ねてまとめます。
| 項目 | 『ぷっ』すま | 『なぎスケ!』 | 主な相違点 |
|---|---|---|---|
| 放送媒体 | 地上波(テレビ朝日) | ネット配信(Amazon Prime Video) | ネット配信への移行でCMがなくなり、1話あたりの実視聴時間が長くなった。表現の自由度も増した可能性がある。 |
| 放送期間 | 1998年 – 2018年 (約20年) | 2019年 – 2021年 (約2年) | 『ぷっ』すま』は長寿番組であったのに対し、『なぎスケ!』は「一旦終了」している。 |
| MC | 草彅剛、ユースケ・サンタマリア | 草彅剛、ユースケ・サンタマリア | 共通。20年以上にわたるコンビの化学反応が両番組の核。 |
| 進行役 | 大熊英司(テレビ朝日アナウンサー) | 不在(ゲストが進行役を担うことも) | 大熊アナの不在により、より一層MC2人の自由さが際立つ構成に。ファンからは大熊アナの出演を望む声も多かった。 |
| ナレーター | 伊津野亮 | 近藤サト | ハイテンションな伊津野氏から落ち着いたトーンの近藤氏へ変更。番組全体の雰囲気が「深夜バラエティ感」から少し落ち着いた印象に変わったとの指摘がある。 |
| 番組コンセプト | 番組側が用意した企画に挑戦 | ゲストが持ち込んだ趣味や興味に挑戦 | 企画の起点がゲスト側にシフト。ただし「なぎスケとゲストが何かに挑戦する」という根幹の構造は共通している。 |
| 制作会社 | ケイマックス | ケイマックス | 共通。番組のテイストや演出の一貫性を担保している。 |
女子アナウンサーが邪魔?
シーズン1はゲストのお陰で色々な趣味の世界を知ることが出来てまだ楽しめた シーズン2は本当につまらなくなった おまけにセントフォース枠という訳わからん立ち位置の女性アナウンサーが毎回出てくるようになり、笑いの邪魔でなぎスケやゲストを食う存在になり、本当に本当につまらない マジで呼んだやつは無能だとしか思えない 最後のエガちゃんの手紙だけが良かったので最終回だけ観ると良いかもしれない
(引用:Amazon)
また、なぎスケ!シーズン1とシーズン2でも少し番組内容が違っていたようです。
MCの草彅剛さんとユースケ・サンタマリアさんとは別に、進行のプロであるアナウンサーが入ることによって、以前のなぎスケコンビ独特の、ゆるい雰囲気が損なわれてしまい、それもまた視聴者離れを引き起こしてしまったと思われます。
そういったことが一つの理由として、シーズン2の配信が終了してしまったのかもしれませんね。
『ぷっ』すまが人気だった理由
人気深夜番組ぷっすまも、なぎすけ!シーズン1、2も終了してしまいましたが、今もなお終了を惜しむ声や、シーズン3を熱望する視聴者の声が多くあるようです。
その人気の理由を調べました。
MCが面白い
やはり、人気の理由はMC草彅剛さんと、ユースケ・サンタマリアさんのゆるい雰囲気なのでしょう。
ゲストや企画に新しい要素を入れたり、とても緩く見える進行ながらも、 構成などの基本的な構造が制作陣によってしっかり制作されているので、とても番組として観やすくて、面白いのでしょう。
今もなお、大人気なMCのお二人ですので、スケジュールや制作費等に問題はあるのかもしれませんが、シーズン3を楽しみにしている視聴者の声が、届きいつか復活するといいですね。
ぷっすま(『ぷっ』すま)についておさらい
ぷっすまとは、1998年10月から2018年3月の約20年間続いた、テレビ朝日系列で放送されていた深夜バラエティ番組のことです。
MCは、草彅剛さんとユースケ・サンタマリアさんであり、毎回ゲストと一緒に様々な対決で競い合ったりするという内容の番組です。
ぷっすまの最高平均視聴率は、2005年4月5日放送のギリギリマスター85分スペシャルで16.3%を記録したそうです。
また、オリコン・エンタテイメントの発行していた、オリジナルコンフィデンスで、深夜テレビ番組の満足度調査では、2004年10/18号で全世代から支持されている深夜番組第1位を記録。
2018年3月で放送終了となりましたが、その後2019年12月よりMC2人と制作会社が共通のAmazonプライム・ビデオオリジナル番組「なぎスケ!」の配信が開始されました。








