臨場2・3話の放送禁止なぜ？打ち切り？倉石死亡との関係も調査

内野聖陽さん演じる型破りな検視官・倉石義男の活躍を描き、多くのファンがいるドラマ「臨場」。

その鋭い観察眼と「俺のとは違うな」の決め台詞は、今も印象に残っている方が多いのではないでしょうか。

しかし、一部のエピソード、特に第2話や第3話が「放送禁止になったのでは？」と噂されることもあり、その理由や視聴方法について気になる方もいらっしゃると思います。

（出典：Amazon Prime Video）

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臨場2・3話が放送禁止？なぜ？見る方法も紹介

（出典：Google）

ドラマ「臨場」の一部の話数が再放送や動画配信サービスで見られないことがあるため、「放送禁止になったのでは？」という疑問を持つ方が多いようです。

第2話が放送禁止だった理由は出演者逮捕の影響？

「臨場」の第1シリーズ第2話が、現在のテレビ再放送や一部の動画配信サービスで視聴できないのですが、主な理由として、出演者の一人であった小嶺麗奈さんの逮捕が関係しています。

小嶺麗奈さんは、この第2話で渡辺大さん演じる一ノ瀬検視補助官の元恋人役として出演されていました。

小嶺麗奈さんは後に大麻取締法違反で逮捕されるという出来事があり、テレビ業界では、出演者が逮捕されるなどの不祥事を起こした場合、コンプライアンスの観点から、その人物が出演している作品の放送や配信を自粛するケースが一般的ですね。

このため、「臨場」第2話もその影響を受け、視聴が困難な状況になっている可能性が高いと思われます。「放送禁止」という強い言葉よりは、「放送自粛」や「配信ラインナップからの除外」といった方が実情に近いかもしれませんね。

第3話も放送禁止なの？

視聴者の質問には「第3話」も含まれていましたが、「臨場」の第3話が第2話と同様の理由で視聴困難になっているという情報はなく、もしかすると、第2話の状況と混同されているか、あるいは別の理由でたまたま視聴できなかったことから誤解したのでしょう。

ちなみに小嶺麗奈さんは第2話「赤い名刺」に相沢ゆかり役でゲスト出演されていますが、第3話「真夜中の調書」には出演されていません。

ざっくりですが以下のような内容でした。

「臨場」第3話「真夜中の調書」の内容は、団地の自転車置き場で発見された変死体を巡るもので、留美（松下由樹さん）が過去に交通課で面識のあった人物が関わってくるというストーリー。

第2話が放送されなかったことで、「次の第3話も放送禁止なのでは？」と噂された可能性は高そうです。

「臨場」第2話などを見る方法はある？

（出典：Amazon Prime Video）

放送自粛になった「臨場」第2話を視聴する方法はあります。

当たり前ですがまず、DVDレンタル・購入です。

「臨場」のDVD-BOXなどには、放送や配信ではカットされているエピソードも収録されています。

第2話の内容を確認するためにGEOでレンタルしたという方もいて、視聴できるのです。

また、動画配信サービスについては、残念ながら問題があるとされる回は配信ラインナップから外されているケースもあるようです。

ただし、Amazon Prime Videoでは2話含めて全て見れます。

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臨場は打ち切りだったの？倉石死亡も関係？

「臨場」シリーズは、その人気にもかかわらず、ある時点から新作が作られなくなりました。

そのため、「打ち切りだったのでは？」という声や、主人公・倉石さんの安否がシリーズの終了に関係しているのでは、と考えるファンの方もいらっしゃるようです。

「臨場」シリーズが打ち切り？続編なし？放送実績含め調査

まず、「臨場」が単純な「打ち切り」だったかというと、正直微妙です。

テレビドラマは、視聴率や評判が振るわなければ、予定より早く終了してしまう「打ち切り」というケースがありますが、「臨場」の場合は少し事情が異なるようです。

「臨場」は、2009年に「第一章」として連続ドラマがスタートし、全10話を放送。

これが好評だったため、翌2010年には「続章」として第2シリーズが制作され、全11話が放送されています。

2012年には『臨場 劇場版』として映画化もされました。

続編や劇場版が制作されるのは、作品が視聴者から支持され、商業的にも成功した証と言えるでしょう。

ですから、人気がなくて打ち切られた、というわけではなさそうですね。

主人公・倉石義男の「死亡説」はどこから？

主人公である倉石義男さんの「死亡説」については、『臨場 劇場版』の内容が関係していると思われます。

劇場版の冒頭では、倉石さんが病魔に侵され、雨の中で倒れるという衝撃的なシーンから始まります。

劇中では、倉石さんが自身の死期を悟っているかのような描写もあり、最後まで検視官としての執念を燃やす姿が描かれています。

明確な死亡シーンはないのですが、冒頭シーンで病魔による行き倒れ→入院・検査→最後には死亡した主人公を検死の為、鑑識課が臨場要請されていることから、おそらく死亡したと思われます。

この劇場版の描写から、「倉石さんは亡くなったのでは？」そして「それがシリーズ終了の理由なのでは？」と解釈する視聴者の方がいたとしても不思議ではありませんね。

これはあくまで劇場版の物語の中での設定であり、ドラマシリーズがこの理由で「打ち切り」になったわけではないと考えられます。

臨場が放送禁止でも見るべき作品！向いている人とQ&A

一部エピソードの視聴が難しくなっている「臨場」ですが、それでもなお多くのファンに愛され、語り継がれる作品です。

「臨場」が多くのファンに支持される理由って？

「臨場」がこれほどまでに多くの人々を引き付けるのはなぜでしょうか。

まず何と言っても、内野聖陽さん演じる主人公・倉石義男の圧倒的な存在感ですよね。

「俺のとは違うな」「根こそぎ拾ってやる」といった名台詞とともに、型破りながらも揺るぎない信念と、死者の声に真摯に耳を傾ける姿勢にファンになる方も多かったはず

また、検視官という、刑事ドラマでは比較的光の当たりにくい立場から事件の真相に迫るという切り口も新鮮でした。

（出典：Amazon Prime Video）

現場に残されたわずかな物証や遺体の状況から、生前の被害者の思いや犯人の動機を読み解いていく過程は、非常にスリリングで見応えがあります。

単なる謎解きに留まらず、事件の背景にある人間の業や社会の歪みといった重厚なテーマを描いている点も、「臨場」の大きな魅力でしょう。

検視シーンのリアルな描写は、時に目を背けたくなるほどの迫真性がありましたが、それがかえって作品の緊張感を高め、物語に深みを与えていたと言えます。

「臨場」はどんな人におすすめ？

（出典：Amazon Prime Video）

「臨場」は、派手なアクションよりも、地道な捜査や緻密な分析で真相に迫るタイプの作品が好みの方にはぴったりでしょう。

ここまでをまとめると次のような方に特におすすめできる作品だと思います。

• 本格的な警察ドラマや刑事ドラマが好きな方
• 人間の内面や社会の闇を描く作品が好きな方
• 骨太なサスペンスやミステリーを求める方
• 俳優の演技力を重視する方

ただし、前述の通り、検視シーンなどには比較的リアルでショッキングな描写も含まれるため、そういった表現が極度に苦手な方は、少し注意が必要かもしれません。

それでも、それを補って余りある人間ドラマの深さがある作品だと私は思います。

「臨場」に関するQ&A

最後に、「臨場」についてよく聞かれる質問とその答えをいくつかご紹介します。

第1シリーズ（第一章）と第2シリーズ（続章）、どちらが人気ですか？

どちらのシリーズもファンからは高く評価されていますが、好みは分かれるようです。「キャストの馴染み具合やキャラクターの魅力は第一章、物語の面白さや深みは続章」といった意見が見られます。

「検視官心得（けんしかんこころえ）」という役職は実際に存在するのですか？

ドラマの中での倉石さんの役職は「検視官」であり、「心得」は階級や役職名というより、倉石さんのスタンスや心構えを示すドラマ独自の表現、あるいは周囲からの呼び名だと思われます。原作とドラマでは倉石さんのキャラクター設定に違いがあるように、ドラマならではの脚色の一つと考えられます。

倉石さんはなぜいつも花に話しかけているのですか？

これはドラマ版オリジナルの設定で、原作の倉石さんにはガーデニングの趣味も花に話しかける描写はないです。ドラマの脚本家や演出家が、倉石さんの内面や人間性を表現するために加えたのだと思われます。